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Goal.comをメッシが選んだ理由

メッシはGoal.comをインタビューの相手に選んだ。短パンで夏の出で立ちだったが、あれは実はメッシの自宅だったそうです。では、なぜ、バルセロナの記者ではなく、Goal.comを相手に「人生で最も大事な決断をした理由」を告白する気持ちになったのだろうか?

計算され尽くした選択だった

これまた、マルティネスさんの話。全部納得。なるほどね。

まず、選択肢は当初二つあったはずだ、と。

  • アルゼンチンメディア
  • スペインのバルセロナのメディア

当然だが、マドリーの首都のメディアに答える理由はない。どうして怨敵のただ中に入ろうか。

アルゼンチンメディアに話す事は、母国に少しでも利益をもたらすことができる。
バルセロナは当たり前だが、アルゼンチンメディアがへそを曲げる。

だが、そのどちらかが良いのだろうけれど、「Goal.com」を選んだ。それは、

DAZNだから

なんと、ローカルメディアではなく、DAZNと懇意で関係が深いというのが「Goal.com」を選んだ理由だそうだ。

DAZNは、世界に配信されている。つまり、放送局のキー局であっても、あくまで「その国の中だけの話」だが、DAZNなら、世界中に「ちゃんと自分の気持ちを伝えられる」という弁護士、家族、本人の意思、いろんなものが加味されて決定した「完全なる戦略」だったのだそうだ。

インタビューを「我が社で!」ともくろんでいたメディアはがっかりと敗北感だが、そういうことではなかったようで。もっとも平等で、正しい情報の伝達を意識した決断だったそうだ。

なぜバルトメウが辞めないのか?

これについてもマルティネスさんは、わかりやすかった。

やめると、マイナスを「自腹」で補填しなければならないのが会長なのだそうだ

ここ十年でしっかりと売り上げを出してきたバルトメウだが、コロナの影響とシーズンの不振で(無冠に終わった)、収入激減。なのに、メッシやスアレスの給料はとても高い。

その赤字は、会長が自ら補填しなけれがならないのが「ソシオ制度」なのだそうだ。へー、知らなかった。そりゃ、「横領」もするわな。

問題はメッシ以外の高給

で、メッシが「給料高すぎだろう」という人がいるが、マルティネスさんは、「メッシはもっとも安い選手」です、という。

メッシが残留したことで、また新しく「スポンサー」が決まったらしい。メッシがいる海外の親善試合だと莫大なお金が入る。メッシがいない場合は、お金は「半額以下」になるそうだ。グッズの売り上げ、チケット売り上げ、経済効果、リーガ全体にもたらす影響。それらを考えると、大黒字なのだそうだ。メッシにいくら渡そうが、その分間接的にも直接的にも帰ってくるので、安すぎるらしい。

となると、「メッシをあそこまであげてしまったのだから」という理由で、功績によってバランスをとってアップしなければならない選手たちの高給が、問題らしい。

とりわけ、ネイマールをとられてしまってからの代わりに金にものを言わせて獲った、コウチーニョとかデンベレとかは、無駄に高いのだろう。それがプレッシャーとなって、本人たちをのびのびサッカーさせてあげられていないしね。

バルトメウ会長が退任しない理由

で、メッシが残留したら僕はやめる、とさえいっていたバルトメウ会長はまだ辞める気配がない。なんだかなぁと世界中から思われている。

だが、これまたマルティネスさんは言う。

赤字を黒字に転換させないと「自腹」なので、辞められない。とな。そういう理由らしい。なんだかなぁ。

ラポルタ会長が次期会長に濃厚!

ラポルタがまたまた会長選挙に立候補を表明した。これでいきなりこの人は「本命」となった。人望が厚く人気もある。実績もある。チャビたちの信頼も厚い。それはとても楽しみです。早く会長代わらないかなぁ。でも、その時には「メッシはいない」んだけどね。そう思うとさみしいなぁ。

メッシのユニフォームはいまのうちに買いましょう

メッシは来年にはいなくなります。おそらくね。よほどのことがあれば別だろうけど。よほどの事というのは、

クーマンバルサが「猛烈に強くなり」わくわくするようなクライフ哲学をチームにもたらしてくれた場合のみだ。リーガ優勝はもちろんのこと、CLも決勝までは行きたい。そんな中「絶対俺たち強いよね」と選手たちが思えるチームが完成した場合に限りだ。そうでなければメッシは「どこかへ行く」だろう。今度こそ。

クーマンにそれができないと諦めている訳ではない。ラーションが第三監督で来たのもとてもわくわくするし、どういう采配かも今後楽しみ。しかし、

ロナウジーニョたちが、「CLを獲った」事で(クライフ監督時代に続きようやくの二度目)、燃え尽きてしまい、その後グズグズだったように、

メッシたちも、勝ちまくって勝者の余裕が出ているようにも見える。
ブスケツたちにも「ユーロ連覇」「ワールドカップ優勝」を成し遂げているので、慢心があるようにも思える。成功体験がないバルサ選手にでさえ「俺たちバルサだし」というのが時折見える。CLでの無残な三年連続敗北は全てそれを感じる。

そうやって考えると、なかなか「よし、2021~2022もバルサで!」とメッシが言うとは思いづらい。

となるとメッシのユニフォームはいまのうちに買っておきましょう。あと、ようやくお気に入りの7番をつける事になったグリーズマンのユニフォームも買っておいていいかもね。

バルサで7番といえば、ラーションもそうだった。でも一番思い出すのは神戸にきたダビド・ヴィジャだね。個人的には「ペドロ・ロドリゲス」だけどね。

小澤一郎さんのチャンネル、マジ助かる。
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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。