週刊バイクTVは録画し続けていた唯一のテレビ番組だけれど、MCの末飛登サンがいなくなって久しい。みんな、見ているのかなぁ。俺はまるで見なくなっちゃったのよね。
おっさんライダーの鑑
まず、見始めたのは、50歳で免許を取った時から。何しろ「データ(頭にいれる)」だけでも勉強せねばね。
文字通り、転ばぬ先の杖でさぁ。
実際、恋しくて乗れない日々も長かった
そうです。免停になったので、買ったばかりのMT-09が届いた時には「乗れなかった」しね。
そんな時に、とても助かったのは、末飛登サンのお陰とも言える。
テレビでライディング気分
ホントに勉強になった。そして、楽しかった。いろんな新車の情報が入るし、単純に乗り方を教わった。
女性ライダーが当初(8年ぐらい前)は、ヘタッピの代表格のような人がパートナーだったりして、それはそれで素人の僕には嬉しかったのだけれど、そのパートナーに教える末飛登サンや、新車を解説する様子がとても勉強になってねぇ。
おっさんライダーの★
おっさんとしては、とても有り難かった。ローギアだと、「グリップ力が上がる」とか、右折と左折が同じポーズでなくていい、とか、色々。ほんっと色々な事を教わった。
この人がいたから、「60になっても乗ってもいいのだな?」という気がしていた。それが降板。うひゃー、残念。これについて色々言われているようだが、その原因についてはさして興味はない。残念だなぁってだけね。色々な事があるからね。
バイクメーカーの意向?
なんだかんだ、「もう少し若返りませんかぁ?」みたいなこととかね。
一番ありがちなのは、数字もよくないし、スポンサー降りようと思うんですよねぇ。と言われて、つまり
「ネットに金出した方が効率いいんだもの」
みたいなことね。これテレビやラジオは言われると一番つらい部分よね。どうしようもない。ぐうの音も出ない。
それに対して
「待って下さい! 出演者変えて、路線変更しますので!」
みたいな形で、人身御供にされたパターン。これありがち。継続が第一だから、出演者なんてどうでもいい。というのは小さい放送局の場合、よくある。
年齢?
単純に、MCの年齢? 僕とほぼ同い年なので、そりゃあ、「いくらなんでももう少し若返りましょうよぉ」てなるわな。
だが、バイクは、新車購入の平均年齢は50近い。つまりオッサンがバイクを支えているのも事実。
それで末飛登さんで続けてきたものの、やはり、そろそろ「若者層も押さえていかないと」ということになったのかもしれない。
だとしたら、仕方ないよね。でも、功労者だし、ファンも多いし、サブキャラとして継続はあっていいと思うんだけれどね。
たまに「バカ」やっていなくなるひとも
たまに、地方局だと、バカやっていなくなる人もいるよね。
よくあるのが、リポーターとかで、あまりに外へ出すぎている為に、町の商店街だとか、企業さんとかと「妙に仲良くなってしまい」その人(リポーター)との関係が異様に強くなってしまい、利権を持ち始める場合ね。
直接、その企業から司会の仕事をもらい始めたり、お歳暮を受け取るようになってきたり。
挙げ句に、放送で言ってもらえればいい宣伝になるので、袖の下を(そういう意図なしに)受け取るようになっていたり。
そうなって、「放送局が本来受け取るべき利益」を「ただ現場に行っているというだけでリポーターが受け取り始めた」という主客転倒により、
リポーターは2年で必ず交代する、という事に決めた放送局もある。
末飛登さんがそんなしょーもない事をするとは思えないけれどね。J-WAVEのクルマといえば、でおなじみのあの人みたいな狡猾さは見受けられないよね。(もはや、あの人は生島ヒロシにしか見えない最近ww)
自分でやめた
ってこともあるよね。長く続ければ、辞めたくもなる。面倒だったり、飽きたりね。
出演者全員がそれを「やり続けたい」と思っている人がとても多いけれど、そんなことないからね。
泣きながら辞めてる人でも、自分から「降ります!」と言い出した人もいるしね(上手いよねぇ)。
ただ、放送局のせいにして「終わりにさせられた」というテイの場合もある。なくはない。
他にやりたいことがある、とかね。でも、他にやりたいことがあるというのは、(スッキリをやめたテリーさんの言葉でもあるが)「何しろ辞めたいから辞めます」としか聞こえないんだがな。実際そうだろうし。
バイクが嫌いになった
それはあるのかなぁ。「ラジオの魂」って本出していなくなる人もいるしね。吉田類が「酒を飲めなくなった」って話もまことしやかにささやかれているしね。店にロケに行ってもほとんど飲んでないという証言がとても多い(笑)。
そうやって考えると末飛登サンも、何かの事故か何かで、
「バイク乗るの、怖くなっちゃったんだよねぇ」
というのだったりして。そんなわきゃないでしょ。でもあり得なくはない。
ともあれ残念です。
ホントにね。
マリンFM
今は、横浜市中区のマリンFMというコミュニティFMにて、パーソナリティ番組を担当。
金曜日20時から。みんな、聞こうじゃないか!
何しろ、沢山のバイク愛をありがとうございました。
バイク乗りづらい
末飛登サンが週刊バイクTVからいなくなると、中高年ライダーはバイク乗りづらくなるな。ほんっとに。マジやな感じねー。でも乗るけどね。
こういうブログを書いたのは、暫く見ていた、氏のいない「週刊バイクTV」だけれど、そろそろ見なくていいやって感じなので(やはりアレルギーが強い)、懐かしんだってワケです。
大塚ライブハウス
数年前に「大塚」のつまり、うちのスタジオの界隈の町「大塚駅」近くのライブハウスで、ハーフウェイ・ボーイズ(末飛登サンのバンド)のライブがあったよね。行きたかったなぁ。