大坂やりましたっ! 彼氏の前で。BLMにこだわり続けた中での優勝。
完璧な立ち上がりのアザレンカ
びっくりするぐらい完璧で強い立ち上がりを見せたアザレンカ。こりゃ、無理なんじゃね?と誰もが思う勢い。
でも、それもナオミには「慣れた」もの。
精神的な部分をどんどん立て直して、相手を追い詰めていく。
25年ぶりの快挙
第一セットを落とした人で、優勝した人は25年いなかったらしい。つまり25年ぶりの快挙。すげー。
我慢で相手を追い詰める
2セットは、ブレイクを獲られた後に、ブレイクを取り返す!ということがナオミにあった。アザレンカは母になって強くなって帰ってきたが、ほんの少し、大坂がまさっていた。
大坂にとっても、決勝は良い試合ではなかったらしい。
2年ぶりの優勝
彼氏が見守っている中、優勝。感慨深いね。
恋愛に左右されない、もしくは恋愛が力に?
恋愛に依存しちゃう人とかは、恋愛によって、気分が変わる人がいるよね。彼氏が機嫌が悪いというだけで、精神的に不安定になっちゃう役者とかもいた。難しい。なので、続けて芝居をできている女優さんは、「また稽古かよっ!」って男から言われる事とかになれてるんだろうなぁと思ったり。



USオープンは二度目。グランドスラム大会では3度目。世界の大坂に完全になった。そしてあんまり、チャーミングな「脇の甘いコメント」は少なくなってきたナオミ。それはまたそれでかわいい、とも思う。
アザレンカの粘り
アザレンカのブレイクバックも感動的だったし、完全に一筋縄ではいかない「見ていてもハラハラ含めて楽しい決勝戦」だった。
アザレンカは「母になって戻ってきた」。
アザレンカは「なぜ戻ってきたんですか?とよく聞かれる。母になったけど、私は母であると同時にテニスプレイヤーです。だから戻ってきた」と。つまり、
なおみがこだわるBLM問題以外にも、ジェンダー問題が女性アスリートを取り巻き続けているのだろう。
「母としての仕事は大丈夫なの?」みたいな空気がわずかでもアザレンカの周りになったのならば、それは不幸なのか仕方ないのか、変わるべきなのか、それでいいのか、判らない話だけど、ともあれそういうこと。
母になる事が肉体的にどういう変化を来すのかは、僕らには判らない。実感がない。
いつもナオミはドラマを背負っている相手を倒して優勝する
無観客の中で自分の精神をコントロールできる大坂なおみは本当にかっこよかった。もちろん技術とフィジカルあってのことなんだけどね。
ベスト8に母プレイヤーが3人いた大会だった。頑張れ母ちゃん! 産んで人生がそこで縛られるというのはなくなっていい。