リオネル・メッシの映像は沢山あって、よく見るのだけれど、ボディフェイントだけ(?!)という面白い映像があったので、見て見たら、猛烈に面白かったので紹介。
メッシは毎年違う選手
メッシの凄い所は、常に進化し続けている所。
クリスティアーノ・ロナウドのように、パワーと体幹の強さで、ガンガン行くタイプであり続けるのもモンの凄いと思うけれど、
メッシの場合は、柳に風。自分の年齢に合わせて、チームが勝つという目標に合わせて、下手すると、今自分が所属するチームの選手の顔ぶれに合わせて、進化しているような。
ドリブルはもはや懐かしい
残念な事に、今や世界中がメッシのすごさに気づくのみならず「体感」してしまったので、メッシがボールを持つと三人が寄っていく(これデフォルトと化した)。
それにより、かなりドリブルがしづらい状況を数年前から強いられている。仕方ない。天才だものね。だって、そうじゃなきゃ止められないんだもの。
マラドーナも「足を折ってやる」と宣言されて折られた事もある。それよりは3人につきまとわれるのがデフォルトのほうがまだいいよね。
ボディフェイントだけ!
そして、ボディフェイント特集の映像がこれ。凄いし楽しい。さすがメッシ。魔法のよう。
ドリブルみたいね
改めて、メッシのドリブル突破がまたみたいね、と思うね。
だけど、ペップバルサの完成度が高すぎる故に、その「パスサッカー」「ポゼッションサッカー」を持ち前とすべきだという先入観がバルセロナを支配していて、
その怖さをよく分かっている相手チームは引いて守るチームの方が分があるようになってきた。先日のカディスは勿論、アトレティもね。ペップ前だと、バレンシアのクラウディオ・ロペスがたった一人でカウンターでバルサをコテンコテンにしていた時期もあったっけ。
引いて守るチームが増えている事もあり、そうなると、エリアがないので、ドリブルはなかなかしづらい。メッシにマークの目を集めてる隙に他の選手(ネイマールとかデンベレとか)がドリブルすることはできても、メッシのドリブルは超絶警戒されているので、なかなかお目にかからなくなってきた。
そうやって考えると、メッシのドリブルはまたみたいなぁと。
ていうか、そもそも、メッシのプレイそのものが見られている今をもっとありがたがるべきなんだけどさ。
来シーズンは、バルサにいないかもしれないしね。そして、バルサ以外でのメッシは応援しづらい自分がいる。不思議だなぁ。