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北朝鮮による日本人拉致問題、というサイトが日本国政府が作っている。rachi.go.jpというURL。
先日、海上保安資料館の横浜館に行き、北朝鮮の工作船を見てきた。そしてその銃撃戦のやりとりを映像で見て、陰鬱な気持ちになり、拉致問題のパンフレットを全て貰ってきて改めて熟読した。
883名
パンフにはこう書かれている。
現在、日本政府は北朝鮮に拉致された被害者として17名を認定しているが、さらに北朝鮮による拉致の可能性を排除できない者として、883名(2018年10月現在)に関して、国内外からの情報収集や捜査・調査を続けている。
こんなにまだ「特定」出来ないが、「おそらく拉致っぽい」と思われる事案が存在する。恐ろしい。
蓮池薫さんの拉致の状況
そもそも、拉致ってどういう状況か。そして、どうなったのか? 数少ない帰国した拉致被害者「蓮池薫さん」と祐木子さんご夫妻のケースを具体的に振り返ろう。
薫さんらによると、突然襲われて袋に入れられた後、ゴムボートから「工作船」へと運ばれていった。薬を打たれ、意識がもうろうとするうちに数日後、北朝鮮の港に着いた。だが港にも、平壌の「招待所」にも祐木子さんの姿はなかった。
「彼女はどうしたのか」「日本へ帰せ」。抗議に対し、係員は当初せせら笑う程度だったが、次第に「いつまで言っているんだ」と厳しい態度になった。命の危険を感じ、初めて「絶望」した。”軟禁生活”の中、まずは状況を理解しようと朝鮮語を覚えていった。
絶望の日々に光が差し込んだのは、祐木子さんの生存を知った時だ。80年に結婚し、後に長女と長男が誕生。日本の家族との絆を断ち切られた中、北朝鮮で新たな絆ができたのだ。
新たな夢もできた。かつては弁護士になることだったが、今度の夢は、親の責任として子供が北朝鮮で幸せに生きていける基盤を作り、教育していくことだった。ただ、その実現には「故郷に帰りたい」との思いを断つ必要があった。
「反日」の北朝鮮で差別されずに生きていくには「日本人」は不利。蓮池さん夫妻は相談し、子供には「帰還事業で北朝鮮に来た元在日朝鮮人」と言い続けることにした。また、将来子供が工作員に採用されるリスクを減らそうと、日本語を教えないことも決めた。
時に、柏崎市で息子の失踪を心配しているであろう家族の顔や、故郷の思い出が浮かぶ。その際は「故郷に帰りたいと思うことと、懐かしむことは違う」と自身に言い聞かせたという。
これを読み返すだけで、改めて心にグサグサと嫌なものが刺さり続けるよね。本当に酷い。戻ってようやく幸せな人生の後半を送れると思いきや、蓮池さんは、還暦を過ぎて、ますます人前に出て、拉致について語る機会を作り始めている。
他の拉致被害者には残された時間がごく僅かしかないことを知っているからだ。つまり、拉致から解放されても、拉致の為に動いている。
キムヒョンヒ
大韓航空機爆破事件
工作員の金賢姫(キムヒョンヒ)が、日本人になりすまし、大韓航空機爆破事件を起こした。
日本人と中国人になりすましたが、バーレーンの取り調べで矛盾点を指摘され続けるが、否認し続ける。
そして、
そして、この「爆破」が何故北朝鮮からなされたのか?の理由もふざけている。
はぁ……。
工作員の教育係
そして、そのキムヒョンヒの証言から、拉致被害者の田口八重子さんが、この北朝鮮工作員の教育係を務めた事が明らかになっている。
恐ろしい。
なぜ、いつまでの具体的な話に進展していかないのか。
時はどんどん流れ。
改めて不愉快な気分になっていく。
そして、それに頓着していない人にも嫌気がさすようになり、
日本政府は何をたよりに進めていけばいいのか、まるで解らなくなっているようだ。
拉致問題は風化しない。
今尚現在進行形の問題だ。
有名声優たちが、配布フリーのアニメの吹き替えを担当する。
そしてこうして、このサイトにもアップされ紹介される。
上映会を行う所にはDVDが送られるらしい。改めて、こんな怖い話が現実にある、ということを念頭におきたい。
例えば、二階建ての家に住む人たち。二階にしか家族がいない時に、玄関の鍵をかけていないのは不用心だ。家というのは、雨風を凌ぐ為だけのものではない。暴漢が襲ってきた時に隠れる場所であり、強盗が押し入らないように門扉に鍵をかけるものであり、防犯カメラが録画して犯人逮捕に繋げるものだ。
でも、世田谷区一家殺害事件を含め、理不尽な凄惨な事件は沢山実在してる。僕は家を出る時にいちいち鍵をかける。それは家族を守る為。
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