ジョン・ベルーシの事は詳しくは知らなかった。でも、知らなかった事で、この映画を楽しめたので猛烈に感謝だ。
アップリンク吉祥寺
残念な雇用問題で揺れたアップリンクだけれども、どうしても、やはりこういう映画館は通ってしまうよね。
例え、ウィグル人の弾圧が関与するUNIQLOの不買運動は出来たにせよ、文化のフィルターはどうしても避けられない。悔しいけれど仕方ない。不当な扱いを受けて退職されたアップリンク職員の皆様に申し訳ない気持ちで一杯です。やっぱり見ちゃう。作品の吸引力。
ベルーシ
ご存じ、ジョン・ベルーシのドキュメンタリー。もうすぐ終わっちゃう!ってんで行きました。ああ、面白かった。満席だぜ。1月2日から。ビックリだよ。なのにまたしても、声出して笑ってるのは「俺だけっ!」! どうして日本人は笑わないんだよっ! ドキュメンタリーってだけで、笑っちゃいけないとでも思ってんの? ドキュメンタリーってククリだけで「社会派」とか思ってんの?
例によって破滅的
そして、僕の好きな破滅型の人生を歩む人。そうかぁ、このジョン・ベルーシもそうだったとはね。
切ないけれど、それに「らしさ」も見いだす俺。詳しくは「お前の母ちゃん宮川賢!!」で喋るけれども、猛烈に興味深いよ。正月から見る映画か?って言えばそれまでだけどな。
サタデー・ナイト・ライブで「眉毛」だけで笑いを取った男。チェビー・チェイスの後塵を拝する時期を経て、そのくすぶり期間によってか、即時爆発して世界中を虜にした男。ジョン・ベルーシ。
ブルース・ブラザーズ
勿論、ブルース・ブラザーズのシーンも出てくるぜ。そう、アレサ・フランクリンの「フリーダム!」歌い出し直前のあの有名なやりとりもね。
ブルース・ブラザーズってのは、「白人」が「黒人音楽」賛辞の映画って見方すると猛烈に面白いよね。そして、その理由ときっかけがこの映画「ベルーシ」で解った。ジョン・ベルーシは、もともとバンドやったりしてたが、ブルースなどにハマって勉強して下調べをして、レコードを聴きまくり、ただの思いつきではなく「ブルース・ブラザーズ」を結成したんだ。そりゃCDが売れるよね。そもそも、発売日に予約者の1/10か購入出来ないCDなんて、聞いた事がないよね。すげー。
影響を与えた人は数知れず
バブルガムブラザーズであったり、ブッチャーブラザーズであったり。そもそも、ゴーストバスターズはジョン・ベルーシに当て書きされたものだったんでしょ?
ベルーシが死んだ部屋
ジョン・ベルーシが死んだ部屋。それはホテルだった。コカインとヘロインの過剰摂取による孤独死。その部屋に泊まった人が「ビートたけし」。
ベルーシの映画って少ない
享年33
って、悲しすぎるけど、映画「ベルーシ」を見れば、なかなか解る。わかり得る。