メッシがバルセロナおよびサッカー界に残したものは大きすぎるので、バルサファンじゃなくても、「バルサで選手生命を終えて欲しかった」と願う人が多い。それはとてもよくわかる。

巨大なレアルマドリーという首都のチームを言ってみれば大阪が東京を倒すような(もっとフランコ政権からの血肉の争いが絡むからそんななんとなくのライバルどこの間柄ではないのだが)痛快さがあって、それはクライフから始まった流れ。

国から金を貰ってるチームになんか行くか

クライフは、オランダの選手だけれど、レアルマドリーからオファーを受けた時に、「国から金貰ってるようなチームに行かねぇよ」と断って、まだ弱っちいバルセロナに来てくれた。そこからドリームチームが作られて、CLを初めて獲り、リーガも連覇してバルサがビッグクラブへと育っていった。

その流れを汲んで、ペップバルサが誕生して、メッシが花を開かせて、今に至る。

それが、バルサファンからでなくとも「バルサで選手を終えて欲しい」と思われる由縁だ。

PSGに移籍がほぼ決定

だが、残念なことに、パリ・サンジェルマンへの移籍がほとんど決まりつつある。やはり、メッシのような高給取りを引き取れるチームはこの世の中にはPSGしかいない。シティもペップが監督だから候補ではあったものの、先日ペップが「うちの10番は新しくとった選手がいるからメッシを獲得する考えはないよ」と名言した。これにより、移籍するならPSGしかない。

それ以外にあり得るのは、ラポルタ会長が、

うーん、やっぱり、CVCとの合意についてうちのチームもオッケーにすることにしたよ!

と翻意して、それにより大金を手にしてメッシと再契約する流れ。これ以外にない。そして、これはあり得ないので(そうなったらバルトメウよりバカ会長)、事実上メッシはいなくなる。

仲間からの惜別メッセージ

それをラポルタ会長の会見で、寝耳に水ながら理解したらしきチームメイトやゆかりの人たちがコメントを発表している。それがとても泣ける。

ジョルディ・アルバ
アンス・ファティ

ピケの泣けるメッセージ

「何もかもが同じようになることはない。カンプ・ノウも、バルセロナの街も、そして自分たちも。20年以上クラブに在籍した君が、もうバルサのシャツを着ることはない。ときに、現実はとても厳しいものだ」

「僕たちが出会ったのは2000年、13歳からともに人生を歩んできた。何という人生だろうね。僕たちを産んでくれた母親ですら、これほどの人生を想像できたかな」

「バルサに復帰した僕にとって最初のシーズンにチームは3冠を達成し、君は史上最高の選手となった。ロサリオから出てきた少年が、ローマで伝説になったんだ。その後に成し遂げたことも、ずっと歴史に残るだろう。そして、僕たちはとても素晴らしい時間を過ごすことができた」

「君は新たな旅をすることになったけど、いつか戻ってきてくれると信じているよ。まだまだ一緒にやりたいことがあるんだ。楽しんで。どこに行っても楽しんでほしい。そして、君だけの方法で勝ち続けるんだ。でも、君がいないと寂しいね。I love you Leo.」

チャビからのメッセージ

「クレとして、相棒として、友として、君が僕らにしてくれた全てに感謝することしかできない。君が何をするにしても、幸運を願っているよ」

セルヒオ・ブスケッツ

「全てを受け入れようとしているがどれほど難しいかは分かっている。

あなたがこのクラブでしてくれたこと、僕や同僚にしてくれたことには感謝しかできない。

子供の頃に加入して、史上最高の選手になり、このクラブをそれにふさわしい高みに導き、個人としてもチームとしても歴史を作った。

僕はあなたとプレーし、多くの思い出を共有したと言える。そのほとんどはとても素晴らしいものであり、13年をともに過ごせたことは幸運だった。

全てを超えて、僕らの友情は変わらない。本当に寂しくなるよ。

君と家族の幸運を願うことしかできない、君はそれにふわしいからね」

グリーズマン

「僕があなたに伝えられる唯一のこと、全てのサッカーファンが考えること。それはありがとうだ!

あなたがバルセロナでしてくれた全てに感謝するよ。この街、このクラブ…あなたは全てを変えた!

これはさよならではなく、いつかまた会おうだ。あなたの道はまたバルサと交差するだろう。

幸運を祈っている。どこへ行こうともあなたと家族が幸せであることを。

メッシとは何かを知ってる人はほとんどいない。あなたはあらゆる点で僕のお手本だった」

セルジ・ロベルト

「小さい頃の夢はバルサのトップチームでプレーすることだった。でも、史上最高の選手であるあなたと一緒にそれをできるなんて想像すらしていなかった。

全ての瞬間に感謝している。僕や全てのクレたちにしてくれたこと、僕らにくれた喜び、ゴール、タイトル、クラブをトップに導いてくれたこと、サッカーで多くの人に夢を見させてくれたこと、何よりもこのユニフォームでその全てをしてくれたことに。

あなたが僕らにしてくれたこと全てをお返しすることなど不可能だ。

あなたと家族の幸運を願っている。

僕らはあなたを愛しているし、すごく寂しくなるよ。永遠に感謝する」

新規加入のメンフィス・デパイ

山羊は「GOAT」サッカー神、メッシを表す絵文字。

相思相愛なのに

辞めたいと言い出した時には、やめることが出来ず、「よし、もっとバルサで頑張ろう!」と思ってくれた後なのに、更新できなかった。辞めたい時に辞められず、やりたいときに辞めねばならない。

こういうのは、いくら新型コロナウイルスの影響とはいえ、空前絶後の天才フットボーラーのお別れの形としては、あまり美しくはないよね。でも、仕方ないのか。

イニエスタのように「好きなだけ居て下さい」みたいな契約の仕方で謝意を伝えてても、それにより、このような事態(コロナ不況)に陥るとそれが徒となって地獄絵図と化す。

これまでも、何度か、「えええっ、その選手とその別れ方はないんじゃない?」というのはあった。アウベス。ビクトール・バルデス。スアレス。アビダル。でも、年俸が高すぎる選手だと、こうもアッサリ別離が訪れる。悲しいけれど現実。

ありがとう、レオ。17歳でトップチームデビューした時から、ほぼ全てのFCBでのメッシ出場試合は見続けてきたけれど、これからはPSGの選手としての試合はどれだけ見られるか解らない。メッシファンであると同時にクレだしね。

で、こんな感じだそうです↑まぁ、マドリー行きたがっていたしね、ムバッペは。
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By 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。