狂喜乱舞。WOWOWで18年ぶりにCLが見られる! なんと嬉しい★ 今年はどうなることかと思っていたUEFAチャンピオンズリーグの日本での放送(配信)予定問題。
WOWOWでは18年ぶり
ずっとWOWOWだったものが、いつの日かスカパー!になって、そしてDAZNになった。だが、今年、急にダゾーンが配信しない?!というほぼ詐欺まがいな状態になり。それを知った時に、
えええっ! CL毎年やるもんだと思って、スカパー!もWOWOWも解約しちゃったよぉおおおっ!
という人が沢山いるのではないでしょうか。
今季は、UEFA.tvで見る(汗)
今季は、もはや見る術がないっ?!と騒ぐ状態となり、UEFA.tvで見る以外になく、PCで見るとかになってた。しかも、数試合に限られて、バルサ戦も何試合かは見られなかった。グループリーグ。とても悲しい。
FCBファン(クレ)としては、ここ数十年で、バルサの公式試合を見逃したのは、初めてなのではないか?というぐらい悲しい出来事だった。違法で見る努力もすれば出来たのかもしれないが、そこまでしなかった。
僕は、クロームキャストで、UEFA.tvをミラーリングしてテレビに映して見ていたので、それなりに快適だった。
配信ではなく「放送」。テレビジョン。
DAZNがチャンピオンズリーグを配信するのであれば、もはやWOWOWは解約していいだべさ?!と思っていた矢先だったので、危なかった。解約するところだった。
これまた、実際、DAZNに乗り換えて、WOWOWを解約した人沢山いるだろう。
映画でのアドバンテージが消えたWOWOW
もはや、Huluとか、Amazon Prime Videoとか、U-NEXTなど、オンデマンドで映像作品が楽しめる環境が完全に整ったので、WOWOWで映画を観る楽しみが失せているのが実情だ。
なんて早い移ろいだろうか。
かつて、映画といえば!のWOWOWだったのに。そして、硬質な国内ドラマをオリジナルで制作して、それも「映画並」のクオリティで、民放を凌駕していた。
実際に、本当に面白いドラマばかりだ。
WOWOWのドラマの面白い理由。圧倒的に面白いのは、有料チャンネルならではの、大人の世界を描けるのもあるし、視聴率が関係ないので(スポンサーの広告収入ではないので視聴率が関係ない)数字がいいからといって、無駄に引っ張って、水で薄めたようなドラマの割増しみたいな必要がない。5話で終わるものもあれば、7話で終わるものもある。1シーズン引っ張る必要さえないので、海外ドラマよりも無駄がない。
これは、YouTubeの面白さと無駄のない編集になじむ前に既に高い評価。
そりゃそうだ。ホントに面白かったものね。いや、今見ても面白い。
今回、CLでWOWOWに初めて加入する人は、WOWOWオンデマンドで見まくって下さい。ホント面白いから。映画みたいなドラマ群。
だが、それもついこの間の事なのに、今は昔。
「その時間に映画を観る」とか「この時間にやってるから録画しよう」なんて面倒臭い事はしたくなかったので、WOWOWは離れていった。そして、WOWOWオンデマンドは、なかなかテレビで見ることが出来ないので(俺のテレビでは見られない)、
オンデマンドで映画作品を見るとなると、Amazon Prime Videoなどに移行する
というパターンの僕だった。
DAZN時代到来?!と思いきや
そして、DAZNのスタートダッシュが凄かったので、圧倒されたよね。1800円ぐらいだっけか。それで、このラインナップは、もはやスカパー!は全く要らないし、WOWOWも不要だ!ぐらいに思っていた。
だって、サッカーだけで見てもですよ。ブンデスリーガやる、プレミアリーグやる、リーガ・エスパニョーラやる、J-リーグやる、チャンピオンズリーグやる、他にも沢山やってる。もう、完全網羅に近いじゃないか! すげー、資金力!と思ったもんだ。
それでも、僕がWOWOWを解約しなかったのは、これまでの付き合いがあるから、とかではない。DAZNは、ハーフタイムの特集記事がない。その15分がとても暇でね。その間に眠くなっちゃう事がよくあった。(これ、DAZNでサッカーを見る人あるあるだと思う)
WOWOWだと、例えば、選手の独占インタビューがあったり、今季に出色のチームを特集したり、とある過去の名選手のエピソードを紹介したり、とちゃんとしたコーナーとして見応えがあり、それが嬉しかった。ので、お別れできなかった。
実際、僕がDAZNで試合を見るのは「倉敷保雄さん」解説など、解説と実況がDAZNの方が圧倒的に好い!という印象だからだ。倉敷さんの場合は迷う事なく、そっちを見る。
で、前半、クラッキーの解説で愉しんで、ハーフタイムになったら、WOWOWを付けて、そっちの企画を見る。
そして、後半が始まる前に、DAZNに戻って、後半のゲームはDAZNでクラッキー解説で見る。
で、終わったら、またWOWOWで解説を聞きながら見終える。みたいなことをしている。
だが、そんなのは、僕のように、リーガを見るのが(正確にはバルサの試合を見るのが)人生の何分の1かの幸せに繋がっているような男だから、贅沢ながらそうしていただけであって、
普通は、どう考えても、WOWOWを契約している意味は皆無だった。そして、僕も、そろそろ解約しようかなぁと思っていた所だ。
だって、WOWOWオンデマンドがあるとはいえ、DAZNは、直後の試合だったら、数日間見られるので、オンデマンドでも見られる魅力がある。解説はDAZNの方がいい。となると、WOWOWにしがみつく必要がまるでない。
と思っていた。
テレビで見られる利点。
だが、WOWOWだと、テレビで見られます。なので、デジタルではない!
これは強い。あの俯瞰図で試合を見る時に、背番号が見えづらいなぁという時、DAZNだとありますよね。それがない。完璧に判る。
関係ないけど、僕が倉敷さんを好きになったのは、ボール保持の時に選手の名前を言ってくれるからなのね。
それで、どんどん海外のリーグの選手の名前を(正確にはリーガのバルサやレアルの選手の名前を)覚える事が出来て、どんどん好きになっていった。
そうです。リバウドやフィーゴがまだバルサに居た頃です。クライフェルトとかいた時。
その時、双子のディフェンダーのフランク・デ・ブールとロナルド・デ・ブールを
倉敷さんは普通に見分けていた!
のね。それがかっこいいなぁと思ってね。そして、金子達仁サンと倉敷サンの会話が猛烈に面白くて、わかりやすくて、尚且つ痛快で。
クラシコで喧嘩して退場になるクライフェルトに「この男は自分のした意味がまるで分かってない」とか断罪するのとか気持ち良くてね。そういう所から、如何にエル・クラシコが「崇高」なる試合であるかを、手応えとして理解した記憶。
さておき、テレビで見られる魅力、つまり配信ではない魅力。それが、DAZNではなく、WOWOWの良さです。勿論、豪雨で電波が乱れて見られないってこともありうるし、そういう時は「うぎゃああ」だけど、そんなことあまりないのでね。
(スカパー!でPRIDEをPPVで見ていた時に、大雪で見られなくなった時は泣いたけど)
CLをテレビで(つまり放送で)見られるのは、それは有り難い!目が疲れない!やったぁ!
どこと契約して、どこと解約すればいいのか?
ということは、WOWOWで契約して、DAZNとスカパー!を解約すればいいのか?
と、これまた皆さん考えまくる事でしょう。俺も悩みどころ。だが、俺は、暫くスカパー!以外は解約しない。
まず、僕はスカパー!は解約した。チャンピオンズリーグ以外に見たいものがなかったからね。
だが、チューナーはまだ持っている
それは勿論、この後、つまり来季にCLをスカパー!が契約する可能性があるからだ。
つまり、まだどういう勢力争いの決着になるのか、見えていないのが現状だからだ。
金があるのならば、僕のように、DAZNとWOWOWの両方に契約しておこう。
それはそれで助かるよ。だって、バルセロナに去年の10月に試合を見に行った時に、
いやあ、messiのシュート凄かったなぁ。そうだ、DAZNでもう一度見よう!
と思っても、DAZNと契約しているのに、そのノートPCがスペインのバルセロナにあるので、
日本のDAZNが見られなかった。
のであります。そんな時、WOWOWオンデマンドは役に立ったのか、というと、多分見られなかったような気もする。「そこ、日本じゃないよね?」みたいな感じだったんだっけかなぁ。
何しろ俺は、「WOWOWで予約録画した」試合を、レコーダーにアクセスして、リモートで再生して見た(こんなことまで出来るんですねぇ)。前以て、アプリを入れておけばいい。なんて便利な世の中だ。
なので、両方入っていれば間違いないと思う。
だがこの先
だが、この先、CLをどっちが取るのか、が見えないので、両天秤がいい。と思っている。
来季、またWOWOWが契約してくれるならば、WOWOW一本でもいいかもしれない。
だが、スカパー!がCLを契約すれば(しそうにないけど)、その時点で、WOWOWとDAZNのどちらかを解約すればいい。
僕のように、ハーフタイムに眠くならないリーガファンなら、WOWOWはお別れでいいだろう。
このあたりがファイナルアンサーかなぁ。
まとめると、
まとめるとこういうことだ。
DAZNは、スタートダッシュで(というか竜頭蛇尾で)、「うちは何でも見られるぜ!」と金を沢山使って、いろんなリーグを中継しまくって、契約数を激増させたけれど、
駄馬の先走りで、もはや途中で道草食うウサギとカメのウサギのように、CLを手放し、
「でもなんとなく解約しづらいなぁ」
で儲けようとしているっぽいってことね。
とまぁ、DAZNにガッカリした気分をそのまま書いたが、要は、
CLってホントに中継権量がバカ高いのねぇ
ってことは判るね。
それと、グループリーグで中継しなかったのに、決勝トーナメントだけ(といっても19試合)を中継するということは、WOWOWは、DAZNがフニャチンになったことを判った上で、決勝トーナメントだけの中継権獲得にその後動いたってことなのかなぁ。とかもとても気になる。
本当に金がないならWOWOWも不要だ
だが、本当にお金がないのならば、というか、お金持ちでも俺のようにハーフタイムに眠くならない人たちは、そう、
UEFA.tvで見ればいい
という道が残されている事はハッキリしておこう。
UEFA.tvは、グループリーグこそ、数試合放送しないのがあったけれど、決勝トーナメントだったら、全部やるでしょ?いくら何でも。
それを見越して、無料で、UEFA.tvで見る、のが一番安い。
無料で見る利点
無料というのはとても大きい利点だけれど、UEFA.tvで見る場合の利点は他にもある。
解説者のバイアスに影響を受けない
という点がある。どうしても、例えばWOWOWだと北澤さんとかの言う事に、「うーん、なるほど、そうかぁ」と思うことがよくある。そう思っていなくても、引っ張られてしまう事が多い。
でも、例えば、「(WOWOWで)あれはファールでしょう!」みたいなことでも、「監督は怒っていたようですね」みたいなことでも、(ほんとか?)と思って、後でDAZNで倉敷さんらの解説を見直してみると、
「あれじゃファール取れませんよね」であったり「監督は怒ってるのではなく、からかったみたいですね」ということが判ったり。まるで言ってることが違っていたりする。
これがとても残念でね。特に、WOWOWのアナウンサーが頂けない場合が多い。仕方ない。だが、WOWOWは総合格闘技の解説の髙柳謙一がスゲー素敵なので、UFCなどはWOWOWがオススメだけれど(総合格闘技はまた別の話になってくる)。
その、
UEFA.tvで見る場合、純粋に楽しめる
という点は否めない。それもいいよね。
ともあれありがとうWOWOW
WOWOWも、お金があるというワケではないだろうし、賭けであることは間違いないと思う。そして、DAZNのせいで、契約数離れもハンパないのだろう。
でも、僕はこう信じたい。
WOWOWの社員の中にも、
日本でCLが見られないなんてあってはならない!
と思った人がいるしその考えの同調が多かった
ってね。