神奈川県は999人。その神奈川は、その実かなり逼迫しているらしい。
三日連続最多更新
青天井という言い方をしている人もいる。そんな雰囲気。ああ、怖い。
勿論、PCR検査を受けられるようになったから、ということもあるだろうけれど、それにしても、だ。
つまり、年末年始に「引き締められなかった」のが原因のようで。
年末年始は、神奈川県民に限らず、正直国民誰もが
今年(20年)は大変だったから、年末年始は盛り上がって忘れよーぜー!
と羽目を外しちゃったのかな。そうしたくなる気持ちもよく分かる。だって、これほどまでに「忘れてしまいたい一年」はない。地球人全員が思っている筈だ。
だからか。その結果が今現れている。神奈川県の新規感染者数がついに999人。スリーナイン。心理的プライス気味。
不安だから救急車を呼ぶ人
そんな中、宿泊治療を受けられずに、自宅療養する患者の中で、不安にかられて保健所に電話をしまくる。保健所が取り合ってくれない。そして勝手に、直接病院にかける。
だが、17院かけても「受け入れてもらえない」。
そこで、不安で仕方ない自宅療養者は、自分で救急車を呼ぶらしい。
そして、救急車が来る事は来るのだけれど、話を聞くと、「うーん」それって……。
つまり、
受け入れられる病院がないものはない
のだから、どこへも搬送できない。当たり前の話だ。
それにより、一旦その人の家まで行ったものの、「置いて帰る」事案があるらしい。
呼吸器内科の先生のFacebookにそう記されている。
見捨てる救急隊員の気持ち
どうしようもないとはいえ、もはや「置いて帰る」救急隊員の気持ちを察すると胸が熱くなる。助けられないのだ。
救急隊員は、ちょっとしたことで呼び出される事になれている。
そうして、その中の老人に対して、一応、どこかの病院に連れて行き、一応の役目を果たすという、それほど救急とは思えない事態を何度も経験している筈だ。
なのに、それでも、「ではさようなら」と帰る救急車の隊員は悲しい筈。置いて行かれる人はもっと不安な筈。
その不安はどうやっても解決しない。そういう状態に関東近郊はある。
つまり、僕らは罹患したら、色々な事を覚悟しないとならない。
とはいえ、潔く「死ぬかもね」を覚悟すれば良いってものでもない。
覚悟というのは、「不安と戦う覚悟」だ。
病は気からという。
自宅療養になったからといって、「え。このまま死んじゃうの?」「やだやだ」と焦った所で「引き取り手がないのはないのだから仕方ない」それが現状だ。
だが、そこを気持ちをしっかり持って、「絶対に治ってやる!」という気概があれば、不安が故の悪化は避けられる。
勿論、羽田議員のような悲しい結末もあり得る。
それが、人々を、特に自宅療養者を不安にさせている。
とりわけ一人暮らしだと殊更だろう。怖くて仕方ないと思う。
寒いしね。
黒岩知事は好きな人
僕は、神奈川県の黒岩知事は好きな知事です。リーダーシップと、牽引力。アイデア。自分の頭でしっかり考えて、流されていないように見える。自分が住む所の知事とは違う印象。
経路調査に意味なし!
その神奈川県が日本初「感染経路調査をやめる」と決めた。それは、
意味がない!
と断じた。
これも、僕は気持ちいい。
そんなことしてる場合じゃないだろ!
ってなことかと、「おお、やるねぇ」と思ったものだ。しかし、そうではなかった。
蔓延期に移行した
どこに感染者がいてもおかしくない「蔓延期」に突入したと判断した事が原因だ。
どこで感染しようが、どこにでも感染者はいるので、ゾンビ探しは不毛だよ、ということだ。
おそろしや。
そういう時は
高橋メアリージュンのInstagramでも見て、ワクワクしようぜ!
考えてもみなよ。
誰でも新型コロナウイルスに罹る可能性はある。
誰が罹ってもおかしくない。
ということは、誰でも、高橋メアリージュンに「内もも触って下さい」とお願いされる可能性もあるということだ。
誰が頼まれてもおかしくない。だろ?
ただ……、
若干違うのは、高橋メアリージュンに「内もも触ってっ」と頼まれた男性が、本日999人いたという事はないし、東京で2268人もいなさそうだって事だ。
いや、判らんっ。
日本中の男性で、俺だけが触っていないだけなのかもしれない。
てことは、ついにっ!
(つづく)