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世界中をガッカリさせた男トランプ終了

もはや、最後は脱力モノのかっこ悪さ。トランプ大統領が終わりました。

デモ隊の議会乱入

大統領が「議会に歩みを進めろ」と完全に扇動しておきながら、いざ乱入すると「暴力は嫌いだ。私が欲しいのは公正な選挙結果だけだ」と他人事。笑っちゃう。クソだな。

マクロンが英語で怒る

フランス大統領なのに、マクロンさんが英語で怒ってる。若いのに怒ってる。あそこで起こったこと、それは「アメリカではない」と言っていた。おっしゃるとおり。

少なくとも大統領であることを少し誇りに持てよ、と言いたげだ。

イギリスドイツからも

各国が、「阿呆呼ばわり」。そして内部からも罷免を求める声があがる。あと二週間でも許せない!と怒り心頭に発す人ばかり。

最後の手段「戒厳令」

ケント・ギルバートさんによると「戒厳令」は絶対に出さない、そうです。

あり得るんじゃね?!と物見遊山でワクワクしていた対岸の火事を見物する我々としては、少しガッカリ。

不正選挙はあった

だが、不正選挙はあったみたいですね。完全に。そのような論調だし、認めている人もいる。だが、それにより、やり直すであったり、トランプ勝利に覆すと言うところまでは至らないので、トランプ大統領は「敗北宣言」をしたというかたち。

まぁ、「煽っておいて」人が死んだりして、敗北宣言ってもはや何がなんだか判らないよね。

楽しめたコンテンツ

年末には「あー、このコンテンツはもう楽しめないのかな」と思っていたが、正月明けまで本当に引っ張りましたね。凄いな。

「私の人生の中で最も大事なスピーチになる」といっていた、40分ぐらいのをちゃんと丁寧に聞いてみたんだけど、

もはや、グダグダで、何一つちゃんとした証拠を出せずで、
ガッカリだった。いつか、必ず、文春砲のように「ドバッ」とド派手なヤツを飛び出させて、「さあどうする?!」と一気に判らなくなる流れを期待していたので、随分と拍子抜けさせて貰った。そんな「らしい」だけで文句言ってる大統領ってコミカルです。

終わらせられない物語

時折、あまりにも物語の立ち上がりが面白くなりすぎて、どうやってもこの立ち上がりの面白さを満たしつつ終わらせられる結末が「思い浮かぶ筈がない」という状態の時が時折ある。

話がでかすぎるストーリーの場合とかね。もはや、読み手や観客を裏切りようがない、ような設定。

例えば、「火星の人」の場合。ふと火星に一人取り残されてしまい、どうにかして生き延びようと頑張るコミカルなSF。やべぇ、野菜がないや。まずは水を作ろう!から始まるこの主人公に笑わせて貰った挙げ句に、スリリングな結末に至る。

これ、確か映画化されたよね。「オデッセイ」かな。見ないけど。

この物語は、設定が面白すぎるために、どうしてもあっと驚く結末には持って行けない。「生き残って、地球に戻る」とか「死んじゃう」のどちらかしかないので、脚本家としては、ラストには期待しないで読み進める事になる(これを判ってしまう所が小説を最近読まなくなった理由でもある)。

「トランプ二度目の選挙」という物語も、脚本家ならば、もはやどう終わらせればいいのか判らない流れまで来ていた。

ちゃんと隠していた証拠がしっかり揃ってて、それを提示することで、倫理的に、やり直さないとダメだよね。てことはトランプ勝利じゃね? とかに行くならまだわかりやすいストーリーだったんだけど、

証拠がなかった、とあっちゃあ、どう終わらせるのか、皆目見当が付かない。いよいよ、困った挙げ句の「アクション頼み」な顛末に至りましたね。

映画や小説でもよくある。

理詰めで進んでいたのに、展開部から急に加速してアクションや、スリリングな演出で、つまり力業でゴリゴリ進めてしまう「ハラハラだけで持たせる」流れ。

だが、そういったハラハラさせる期間さえないので、落語で言う所の「とたんオチ」ですな。急にストンとオチが来る。「え?」ってな。それが気持ちいい演目もあるけど、これには不似合い。

そこで、暴力+とたんオチ。

人が命を落としてもいるので、まるきり笑えない。

アルトマン「ナッシュビル」

カントリー映画「ナッシュビル」の群衆劇のラストに近い。だが、あれは、群衆の描き方がとても面白いし、シビれたので、ラストの終わらせ方などどうでもいい。というか、もはやこの映画の終わらせ方は、心底カッコイイと思った。ジュリー・ハリスの歌う「私は平気、気にしない」サイコーでしたね。

トランプ大統領は、こうして立つ鳥跡を濁さずの正反対の濁しまくりの退陣なので、世界一の恥さらしとなっちゃったけど、やはり、気になるのは、シンパがそこまで多く居るって問題ね。

ポピュリズムって何っ?!

根底の部分で考えなきゃいけないのが、今のアメリカね。これだけ現職をバカにしている僕でさえ、ともすれば、バイデンの采配に「なんか食い足りないなぁ」とトランプ病の流れで感じちゃう可能性さえあるものね。

ザッカーバーグはFacebookとInstagramのトランプのアカウントを無期限凍結。

Twitterも一時凍結したよね。

なんだか、麻原彰晃を思い出すんだけど、この人の扇動っぷりを見てると。
いろんな意味で怖いよね。バカとはさみは使いようっていうけど、こういう人が権力を持つと、とんでもないことになるね。

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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。