まぁ、してやられた感があるのが、今回の緊急事態宣言の話。小池さんは世論を味方につけるのが(正確にはつけたままにしておくのが)お上手ですな。
言葉遊びで手柄をイメージづけて
ステイホームカルタなどで言葉遊びを散々して、「三密」という非常にわかりやすい対策を考えたのは、私なのよ!と誇示し続けていたかと思いきや、今度は、なんと緊急事態宣言でも上手いことやりやがりましたね。
管総理の責任に。
年末に、西村大臣に会って話をしましょうと持ちかけて1/2に会う約束をこぎ着けて、そこで「緊急事態宣言を迫る」。
だが、小池さんにとっても良かったのは、その会うまでの間に1300人の一日感染者数が飛び出した事。
言われて宣言を出すのは格好悪いから、なんとも避けたい政府でも、その数字とその勢いには抗えない。
そうして、宣言に至る。
知事は権限を持って動いている。
都道府県知事は、権限を与えられているので、政府がそこまで及び腰ならば、こっちで考えて動こうぜ!と、沢山の知事が頭をひねって色々な事をしていた。
勿論東京も時短要請したり解除したりしてきたけれど、20時設定は今回初めて。
愛知県も、埼玉県も色々な所がそれぞれ頑張ってこられた。
だが、モンの凄い数の人がうごめく東京でも知事は大したメッセージを放つことはなく、言葉遊びに終始していた印象が強い。
だが、ここで、宣言出してよ、と迫る事で、そして、出すことになったことで、
その後に「20時までの時短要請」というカードが
これは、緊急事態宣言が出ちゃったんでね。
と、政府のせいに押しつけることが出来ている。なんとも狡猾な。
やりようがあるようでないのか?
もう少しやりようがあるように思えるよ。小池さんがやっていることは。トライ&エラーのトライの部分が毒にも薬にもならない「ステイホームカルタ」ではウンコですよ。
僕は、まだ、イソジンガーグルを推奨!と狂ったことを言い出した知事の頑張りによる勇み足エラーの方がまだまだ評価出来る。
といった、ような個性的なものも含めて「何しろ何かしらしなきゃ!」という雰囲気があれば、「この人はなんだかんだ考えてくれているのだ」となるので、任せよう!という気持ちになれる。
だが、森田健作サンや小池百合子サンは、うーん。
東京がしたことを考えてみようよ。もう少しやりようがあると思うよ。だって東京だよ。こんなド派手な事になっているのに、どうしてカルタ? どうして言葉遊び? ノーアイディーアを政府のせいにして、自分の無策を印象づけないという作戦に成功した勝利。
小池さんは色々お上手のようです(鼻ほじりながら)。
時短要請
営業時間の短縮要請は、「知事の権限」であります。22時でとどめ、それ以上進もうとしなかったのは、どう考えても
20時までで閉店してねって言ったら、保障をどのぐらいしなきゃいけないんだ、とか、飲食店が軒並み潰れて恨まれる事間違いなしだ!そんなのイヤよ!
てな事にしか思えず。
志の輔さん
関係ないけど、小池さんより少し年下の立川志の輔さんの容態が心配です。早くよくなりますように。心よりお祈りします。