芝居を。そして、トークライブを。大塚レ・サマースタジオで再開しようと考えております。だが、やはり、自分なりに、決着させなければならない点がいくつかあり。今一度、コロナについて考えてみた。
疫病2020
門田隆将著「疫病2020」も読んでみた。これまで読んだコロナ本(と僕が読んでいる本)も再読してみた。
つまり、三密を避けるというのが本当にそれでいいのか? それは大勢に向けての指針であって、本来「アトリエ公演」や「トークライブ」ではそうではない指針がほかにあるのではないか? 政府はそれを細かく出すと、「拘束力を持たせられない」ということになるから反感を買うし、ふんわりした指針のみを出しているだけなのではないか? を考えてみたワケです。
だとしたら、東京の豊島区にある30人のスタジオで何かを上演する場合、何をどう気をつけるべきで、その場での最善は何であるのか? というのを自分なりに考えてみようと思ったワケです。そのためには、しっかり、理解しなければならないなぁと。covid-19についてね。
つまり、お上が言うことを鵜呑みにしてる場合ではない、と。また、今や「マスクをしていないと周りの人が安心してくれないからマスクをする」という「マスクの為のマスク」になってて、感染しないさせないが二の次になっている形骸化した事が沢山ある。
そんなのどーでもいいし、自分に恥じなければいい。感染したらしたで、「そらみたことか」と人は言うだろう。だが、経済もいよいよ回すべき。なので、僕は、外食も始めました。酒は飲みに行かないけどね。
中国を信じない作者
中国からの情報をそのまま信じていることにも違和感を覚えた。
疫病2020
私たちジャーナリズムの世界では、中国が、まず「隠蔽する国」であることは常識に属することである。SARSや鳥インフルエンザの時にも、 中国政府の隠蔽によって対応が遅れ、感染が拡大した。
中国を信じなければ、大抵の事は合点がいく、というのがはっきり判る本であった。台湾は完全に「信じていない」ので、それによりコロナを首尾良く寄せ付けずに済んだ。その成功の理由と、そうできない(どうしてもそうなれない)日本の事情とが対比されて描かれてとても面白かった。
習近平国家主席来日と春節
日本が対応にモタついた理由は、間違いなく東京五輪と習近平国家主席の来日(feat..春節)だ。
習近平が来日して会談する予定が決まっていたのに、こちらから「やめましょう」と申し入れることを避けたかった。
え? 日本のコロナやばいってこと?
と世界中にネガキャンしちゃうことになるからね。で、習近平が来るのならば、その前の春節で「中国人をシャットアウト」するという事はできっこねーじゃねーか?というのがザルのようにコロナ感染者を国内に取り込んだ(かもしれない)理由だ。
そして東京五輪の延期。それらが関係することなので、政府は「もたもたしてしまった」。つまり国民の命を守るよりも「体面」を考えてしまった体たらく。かな。僕は結果、そんな理解。
中国発祥じゃねーよ!と鼻息荒い石正麗
外部からの疑惑と非難に直面した石正麗は2月2日、怒りに燃え、「微信」でこう反応した。
疫病2020
「2019年の新型コロナウイルスは、大自然が人類の愚かな生活習慣に与えた罰である。私、石正麗は自分の命をかけて保証する。
実験施設とは関係がない。不良メディアのデマを信じて拡散する人、インドの科学者の信頼できない、いわゆる学術的な分析を信じる人にご忠告申し上げる。お前たちの臭い口を閉じろ」
つまり、実験で「covidを作った」んじゃねーよ!と濡れ衣もいーかげんにしろい!と怒っているワケです。
だが、これについてもそう疑われても仕方ない事実がいくつかあった。
2015年に、生物兵器を作るかのような実験を中国武漢はやったらしい。それを論文として発表した事に対して、欧米の学者が「何を目的としているのか判らない。その実験そのものをすること自体が狂気に等しい」ぐらいの断罪論文を発表したのだ。
つまり、「それ、ただただ危険な実験なだけじゃねぇかよ」と。人が出した論文に対して、「論文でケチをつける」ということはそうそうあることではないらしく、人の記憶にそれが残っていた。
だから、「てことは、また武漢の技術者がなんかやらかしたんじゃねぇのかよ?」と思われて仕方ない。そんな流れだったらしい。前述の石サンの反論「臭い口を閉じろ」はそれに対しての反駁だ。気持ちは分かる。だが、
あー、じゃー、やはり研究所からじゃないのかな?
と思いそうだけど、そうではなく、さらに話は疑惑の方向へ進む事になる。
実験動物は廃棄されるべきなのだが……
マウスなど、実験で使われた動物は、廃棄業者に大金はたいて処理して貰う。そりゃそうだ。ウイルスなどがそこから広まったら大変なことになる。この廃棄作業もプロ中のプロに「日本では」依頼しているらしい。
だが、中国では、それを「依頼しているフリ」をして、「売る」学者が存在するらしい。その構造も理解するとゾッとする。
そもそも、コウモリなどは中国では食用であり、簡単に手に入るものではないので、市場では高く売れるらしい。
学者は、研究所から「廃棄する金」を予算として引っ張ってきておきながら(かなりの大金)、それを着服して、なおかつ、市場の業者に「実験動物を食用として」売るそうな。
ダブルでお金を儲ける仕組みができあがっている。
どーせ大した実験じゃないんだから、食ったって大丈夫だべ!
だそうで。
そして、武漢の研究所と市場はとても「近くにある」らしい。つまり、市場から出たということは、もしかしたら、石サンの知らぬ所で「廃棄せずに市場に卸す業者に売っていた」としたら……?という恐ろしい話だ。
その中に挿入されているHIV-1のたんぱく質との不思議な類似性と題された興味深い発表をおこなっていたことだ。
そこでの発表を要約すれば、
「新型コロナウイルスには四つの他のウイルスの蛋白質が挿入されている。そのすべてが、エイズウイルス(HIV)の蛋白質と同じであり、これは同じコロナウイルスである SARS や MERS には含まれないものである。ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することは、ほとんどあり得ない」
具体的な研究成果を実際の遺伝子配列を示しながら、インド工科大学の科学者たちが発表したのだ。しかし、この論文は二日後、ほかの研究と同じく削除され、以後、これ以上の議論は深まらなかった。
そういう汚染した動物は冷凍するなどして専門の業者が特別な運搬車で取りに来るわけです。完全に漏れないようにして厳重で特別な方法で焼却します。実験動物は遺伝子を組み換えられたものを打たれたりしていますから、かなり危険なんですね。しかし、中国では、こういうものを売ってしまえば、逆にお金になるわけです。つまり、実験動物の死体がお金になるのです」
つまり、その危険な死体をどこかに売るというのか。
「そうです。これは氷山の一角ですが、中国トップの中国農業大学の著名な学者である李寧教授がどんなことをしていたか、を考えて欲しいと思います。
この人は遺伝子、特にクローン研究の第一人者として中国で有名な人物です。
彼は大学で扱っていた実験動物、たとえば牛とか豚を売って、日本円にして一億円ぐらいの利益を得ていたことが判明しています。今年一月に彼は吉林省の裁判所で懲役一二年と罰金三○○万元(約四五○○万円)の判決を受けました。
トランプ大統領の中国説もスルーしづらい気もする
最終的に習近平は世界にむけて「謝罪」は一切ない。それどころか、うちのように頑張って解決してね、と言いたげだ。マスクも「あげるよ」となる。あーあーあー。すごい国です。
日本の縦割り問題
管新総理も縦割りをなんとかする!と言ってらっしゃるが。
コロナ対策・対応についてもこの「縦割り」がクソのようだ。
- 感染症対策は厚労省
- バイオテロなら警察
- 生物兵器なら自衛隊マター
だけれども、それがただの感染症かテロか生物兵器かわからない形で現れるのが、普通だ。つまり、コロナが蔓延し始めた時に「どこマター」か判らない状態から「必ずスタート」するのが目に見えている。つまり、仕組みそのものが、パンデミックに向かっているといえるね。
病院も縦割りで
ゴーマニズム宣言であったように「日本の病院は大半が開業医」。つまり、小さなお医者さんに「PCRやって」とか「受け入れて」と頼みづらい。というのが問題点だという話があった。だが、
- 自衛隊の病院は防衛省、
- 大学病院は文科省、
- 市民病院は総務省、
- 共済病院は財務省、
- 宗教法人の病院は文化庁が所掌する。
こうなると、もはや「コロナ牧場」みたいな国に思えてくるね。
トークライブは11月から再スタート予定
そんな事実を並べて自分なりに気持ちの決着をつけて、11月からトークライブを再開予定です。
お国柄が出ていてとても面白い。コロナの対応については、カタログコントのように「順番にボケていく」パターンに近いな。なんだかなぁ。
中国にマスクを送った日本だが、台湾とかは「馬鹿じゃねーの」と思っている。中国に送った所で受け取った奴の利権となって「高値で売りつけて儲ける奴が頻出」するだけなので、大抵の国は「送らない」らしい。相手を見て対応すべきだ、というのが考え方だ。
とはいえ、任天堂スイッチも今や中国で作られているけどね。
新品価格 |