どえらい早くキマっちゃった「サブミッション」。つまり寝技ね。関節技であり絞め技。相手を「参った!」と言わせる完膚なきまでの「勝ち方」。判定とかじゃないし、「相手が負けを認める」という最もかっこよい勝ち方。これで桜庭和志を好きになった人も多い事でしょう。ホイス・グレイシー戦での延長につぐ延長。どんどんルールを「自分の良いように変えていく」ホイス側。それを受け入れながら「最終的に勝つ」桜庭。あの格好良さは今思い出してもシビれるよね。
高田VS.ヒクソンの敵討ち
そのホイス対桜庭は、ヒクソンと高田延彦の「PRIDE.1」の日本中の注目を集めた世紀の一戦での高田の敗北を受けての、それぞれの「弟子」対決。高田道場の桜庭が、グレイシー柔術のホイスが。まぁ熱かった。今でもまた見たいと思う一番ですよねぇ。
そして、それにより「サブミッション」寝技って奴の格好良さが格闘技ファンに強く根付き、寝技が強い人にもちゃんとファンがつくようになった。ああ、ヨカッタよかった。
後半で仕留める印象があるサブミッションだが
で、そのサブミッションだが、試合の後半で仕留める印象がある。それは、バーリトゥードの場合は、序盤にスタンドでつまり殴り合いで削り合い、相手の様子を見る、基本は、寝てスタートする試合ではないので、どうしてもファイト!とスタートする際は、立っている。つまり立ち技から入る。殴り合いながら、様子を見て、寝技へ移行する為のタックルをチラつかせながらのパンチやキックでの立ち技。タックルが来るかもしれない! と思って警戒しすぎているとパンチを食らってしまうという、非常に複雑かつ読み合いの面白さが強い「総合格闘技の立ち技」。
で、疲れてきてから、寝技でキメるというのが印象として強い。
なのに、なのに、なのにっ! そのサブミッションを「高速」でキメちゃう選手がいる。キマっちゃう試合がある。うぉおお。すげーぜ。
そんな高速サブミッションを集めた動画
そんな高速でキメる試合ばかりを集めた動画が「YouTube」にあった。うぉおおお。しかも、見てみると、なんとビックリ! 「仕掛けに行ってから」の時間(早さ)ではなくて、「試合開始」から「勝負が付く」までの時間で「早さ」を競ってる。すんげービックリ。そんなに沢山ないでしょう? と思いきや、驚きの早さ。ベスト10が発表されているので、是非、お楽しみ下され。
第一位の「早さ」は「速さ」って感じ。色んな試合があるもんだぁねぇ~。