熱帯魚を飼っています。2つの水槽があります。それぞれ別の濾過器を使っています。その二つのどちらが良いのか?について自分の結論が出たので、ご紹介。熱帯魚飼育を始める方の多少でも参考にならば。
エーハイム
エーハイム エコ コンフォート2234、というのを使っています。便利ですよぉ。
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エーハイムのエココンフォートの特徴
水槽の水を自動で取り込める
ガシャコン!とレバーを下げれば、じょわわわーっ!と濾過器内に、水槽の水が吸い込まれるので、濾材に仕上がってるバクテリアを無駄にすることがなく洗浄や掃除が出来る。ものすごく便利。そして簡単。助かる。
この手のタイプでないと、この濾過器の中に「水道水(カルキ抜き)」を入れて、満タンにしてスタンバイしてから通電して回すというパターンになってしまうが、これだと、掃除からの復旧の際も、真新しい水を入れてバクテリアを殺す事がないという、優れもの。
水槽よりも下に置く必要がある
水槽よりも下に置く必要がある。同じ高さの所に置く事は出来ない。とされている。
となると、場所を選ぶね。
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こういうのの上に置くのであれば、下に濾過器を置くので問題ない。というか、普通はこのパターンだよね。だが、我が家はフツーではないのだ(汗)。
GEXメガパワーの特徴
水槽と同じ高さに置いても大丈夫
これがなんとも素晴らしい。水槽を出窓に置いている僕は、濾過器の場所に難儀した。で、熱帯魚ショップで色々話を聞くと、こういうのがありますよ。と。それがGEXだった。
モーターを水槽の中に入れる
そして、動力は水槽の中に突っ込みます。水槽の中にモーターを入れて、それが水を吸い上げる。それがそのまま、チューブを通って濾過器に向かって、排水のチューブを通って、戻ってくる。なので、電源ケーブルが水槽に突っ込まれるような形になる。これを嫌がる人はイヤかもしれないね。
ヒーター、冷風機、電灯、そしてついに濾過器まで。電源ケーブルが水槽から沢山出ているのはなんとも嫌なもんです。気にならないで使っていた僕だけれど、考えてみればうーん。そうかもね。ただ、少し、こっちの方が安い。
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個人的な判断(結論でました)
はい。今回、二つの濾過器を同時に掃除してみて感じた事。というか歴然だったのは、10年以上使っている「エーハイム」はそのまま使えているのに、「GEXメガパワー」の方は、「漏れてきました」。ので、圧倒的にエーハイムに軍配。というか、エーハイムをオススメします。
チューブの〆口から漏れる
GEXも、エーハイムもなんとなく、似たようなスタイルであるのだが、チューブをツッコンで止める所からじんわり漏れ始める。それが早いのがGEX。エーハイムもGEXも、掃除をするときは、そのチューブも外して、中のゴミを綺麗に掃除する僕ですが、つまり同じ事をしているのに、エーハイムはまるで漏れず、GEXは漏れる。で、指の皮がめくれる程、強く締め直して、それで大丈夫だったのが、一回目の掃除の時。次の掃除の時には、また漏れていたので、考えた結果、チューブを外して、付け続けていた部分が広がっていたので、そこをチョキンと切って、ゴムがガバガバになっていない所からもう一度指し直して、締め付けて、ようやくセーフ。すると反対側(モーター寄り)も漏れていた。ので、同じやりとりをして直した。ふー。
なんかチャチィんですよねぇ
そういえば、店員さんが、まぁ、なんとなくチャチイと言って嫌うお客様もいらっしゃいます。プラスティックなので、そのあたりがお気に召さないのかもしれません、とのこと。
今思い出した。そりゃそうだなぁ。
でも、でもですよ。僕がエーハイムをオススメするのは、「設置場所に条件がない」場合に限ります。僕だって、したにおける場所があるのならば、エーハイムにしましたよ。GEXは二つ目の水槽(追加した)なので、どうせなら同じモノの方がパーツも使い回せたり、掃除作業の段取りや構造の理解も、1つの方が良い。よね?
だが、僕の二つ目の水槽の場合は、窓際に、出窓に置くというつもりで用意したものだったので、並列に並べる必要があった。となるとGEX一択。だったワケです。
結論
エーハイムが良いよって話です。断罪的に申して恐縮ですがね。アフィリエイトサイトじゃないので、どっちも良いよ!みたいな事は言わんよ。俺の個人的見解だもんね。
内部式フィルターはやめましょう
ちなみに、どちらも「外部式フィルター」ですが、小さい水槽でも内部式フィルターはやめましょう。熱帯魚ショップに売っているけれど、店員に聞いて、誰もあまり勧めません。それでも買っていく人がいるから置いてある。そういうものです。
エスニック店で、どこも「大根餅」をメニューに入れてるようなもの。頼む女子がいるから、ベトナムでも韓国でもタイ料理でもどこでもメニューに入れてる。仕方ないのだよね。大根餅が大好きではない女性は一人もいないのでね(偏見)。
エスニック料理店で大根餅を頼まれると店側がガッカリすると同じように、ショップで内部式フィルターを購入するとガッカリします。その心の声は、こういうものです。
あーあ。この人も、あまり水替えしないで、熱帯魚沢山死なせちゃうんだろうなぁ。
と。そうです、そういうこと。内部水槽で済ませたいということは、まずは、水槽が小さいってことですよね。でなければ、いくらなんでもショップ店員も止めます。「合いません」ってね。
だが、小さい水槽ならば、「まぁ間に合わなくもない」ので売る。だが、考えてみて欲しい。小さい水槽ってことは、それだけ水の量が少ないってことだよね。しかも内部式フィルターってことは、完全に「水槽の中の水の量」だけが水の量だよね。当たり前の話だ。外部式フィルターの場合は、水槽と濾過器の中にある水がそれぞれ循環している。水の量が多いよね。その方がフィルター効果も高いし、水替えを1週間ぐらい忘れたり出来なかったとしても、魚が死ぬ事はない。だが、小さい水槽で内部式フィルターだと、「本当に三日に一度は水換えをしないとならず。忘れると一気に魚が具合悪くなる。要注意です。
なので、内部式フィルターで熱帯魚を始めたいと思っている人は、小さいのを1~2匹で飼うのであれば、良いけれど、そうでないなら、頻繁の水換えを覚悟しましょうね。結構大変だぜ。
ちなみに、スタートセットは、
- 水槽
- 濾過器(勿論濾材)
- ヒーター
- 底砂
- ライト
でオーケー。これで水を入れて、フィルターを2週間回してバクテリアができあがってから、魚を買いに行きます。水草水槽の場合は、これにCO2添加の道具が加わります。ライトはタイマーで朝8~夕方5時ぐらいで点灯するようにセットしておく必要があります。そうでないと付けっぱなしになってしまい、夜中でも鑑賞出来る代わりに、すぐに水槽内がコケだらけになってしまうという事態に。
ちなみに、魚でやる場合は、魚以外に、エビやオトシンクルスを飼って、ゴミ掃除をしてもらいましょう。タニシでも良いけどね。エビはヤマトヌマエビが掃除屋さんとしては、優秀だが、可愛いのはミナミヌマエビ。そして産卵もするのでミナミは可愛い。また、こけを食べるエビなどの掃除屋以外にも、コリドラスも飼って、沈んだ餌をかたづけて貰いましょう。
読めば
意外と面倒臭いなぁ
と思う人も多いでしょう。面倒ですよ。インテリアではありませんからね。家族ですから。魚は。