車椅子の方のブログが話題になってます。これを「どう受け止める」かは読む人次第。
旅行が台無しになった
ブログでは、熱海まで行く予定なのだが、車椅子を運ぶ人員が熱海にはいないので、難しい、と乗る前に言われ、駅員を集めてくれる筈だが、と問答をする。
というブログの記事。
JRとはいえ、人の数には限りが?
駅員さんには限りがあり、それを出来る職員がその日「いない」のではないか?という問題。で、確実性がないので、お断りした、JR。
JRは、車椅子を運ぶ人員の配置を把握しているらしく、○○駅までなら大丈夫ですが。と受け答え。
様々な意見がある。
これに対して、賛否両論の意見がある。果たして、どう受け止めるのが、正しいのか?
難しい事案。
日本は体の不自由な方への対応にも遅れている?
例えば、海外旅行に行くと、段差の前で、乳母車のお母さんが、歩いている俺を手招きして「はよ、てつだわんかい!」と言わんばかり。勿論、僕は手伝う。
だが、日本だと、そういったことでさえ「お願い出来ませんでしょうか?」と頼まないとやって貰えない雰囲気だ。
それは、他者に対する無関心が「礼儀」というのもある。
だが、女性の為に力を貸す、困っている人の為に力を貸す、というのは当たり前、という海外の基準を思うと、
このブログは、決して「わがまま」と片付けられない。
そう思う人は「日本の無関心こそ美徳」基準。
JRひどいと思う人は国際基準。ということなのかな?
とはいえ、海外の基準も正直解らない
ので、なんとも言えん。
僕の意見。
僕が、熱海の駅員だったら、周りにいる人をひっ捕まえて「協力をお願いします」と頼んで、運ぶのを手伝って貰う。
それ以外にない。
問題は、それで「ひっくり返したり」「転んで怪我をさせた」りした場合の補償の問題だ。それがあるから「確約しない」のがJRってことだと思う。
そして、また。
応えているのが熱海の職員でない
というのも大きな問題だ。熱海のスタッフであれば「自分でなんとかしよう」と思うけれど、駅が違えば、押しつけられない。「勝手にオッケーして請け負ってんじゃねぇよ」ってことになる。その責任は熱海としてはとりたくない。それは解る。
過去に、何度も、そういった事で「怪我をさせてしまったり」「それで裁判になって負けたり」色々してるのが大企業だろうから、その手のマニュアルはしっかりあるのだろう。
それにしても、残念であり、言えるのは「お可哀想」ということ。
男たちの旅路
NHKドラマの「男たちの旅路」で「車輪の一歩」というのがあった。名作中の名作だ。車椅子のメンバーは「お願いします」と人に頼む事を遠慮してはならない、とそう教えている。
そういう意味でいえば、この方はその通りにしている。卑屈になる必要はないし、周りに健常者は沢山いる筈だ。それを身勝手とは言えない。
どうするのが正解?
どうするのが正しかったのか?
解らない。自分ならこうする、というのがあるだけで、「こうすべき」とはどうあれ思えない。どっちも責められない。どっちの気持ちも分かる。
わがままではない
ともあれ、ちょっと知り合っただけの女性に「おっぱい触らせてくんない?」とお願いする男性は我が儘だと思うけれど、それでも触らせてくれる人がいる場合は、その人にとっては、わがままではないということになるかもしれん。
なので、ナニが我が儘かというのも、人の物差し次第ってことですな。
なので、20代女性の内股触りたいので、誰かお願いします。