ギャグかと思いきや、ガチでした。
VMwareという会社が宣言。それにより、移行していくのか?
スタイルガイド
VMwareは、スタイルガイドでかっ飛んでます。
VMwareは、差別的な言語を削除するスタイルガイドを発行する企業の仲間入りを果たしましたが、ハードウェアと仮想化固有の言語の性別用語に対処することで、一部の同業他社よりも進んでいます。
The Register
スタイルガイドとは、出版物や、webサイトで、統一性のある言葉遣いを決める手引きのようなもの。
オス・メスが使えないとなると……?!
オス側に云々。
とか、普通にうちのスタッフに指示をするときにも、使いますよね。
オープンリールのレコーダーって放送局のは、XLRがオスメス逆だよね。
とか言えないってことですよね。
ボルトとナットはオスメスとは言わないので、問題ないと思うんだけれど。
例えば、↑この写真のキャノンケーブルのオスメスはどう表現したらいいのだろうか?
- 三本の出っ張りがある方
- 三本の穴がある方
って言うのかな。判りづらいよね。三本がそもそも要らないよね、って話になってくるので、
- 出っ張り
- 凹んでる方
って言い方になるのかな。
てことは、デコとボコで良いじゃないか。
破廉恥な呼称
凹凸といえばいいのか。凹の方(おうの方)。凸の方(とつの方)。
いやあ、これは判りづらいぞぉ。
凹に挿せ
といっても、「王に刺せ」と言ってるようなチェスのような暗殺者のような言い方になる。
デコとボコってのはどうだろう? おでこのような感じになっちゃうね。
これまたダメだね。
そもそもさぁ、オス・メスってのは、出てるからオスで、引っ込んでるからメスなワケでしょ? 凹凸と一緒だよね。凸がオスで凹がメス。
つまり、チンコとマンコって事かしら? キャノンケーブルをちゃんと挿せと指示するときに、上司は部下に「チンコをマンコに挿すんだよ」と言ってたようなものなのか。これまでの我々は。
そうやって思うと、確かにとても不謹慎ですな。♂♀のマークも厄介な位置づけに追いやられてきましたね。
VMwareのスタイルガイドでは
件の会社では、
- オスをプラグ
- メスをジャック(もしくはソケット)
で統一するそうな。
taint(汚れ)という意味の通称も(オスメス以外に)あるらしいが、これは今後使わないそうだ。そして、同様に、
- kill switch
- ghetto
も使用をやめるということ。
ビックリしたのは、ゲットーとか通称があったらしいこと。へぇ。何のことなのだろう?
また、キルスイッチ。これはバイクもあるけれど、やめるということ。まぁ、殺すスイッチだからねぇ。
それは、Jリーグで「サドンデス」という言い方が物騒だからやめよーぜ!となったのと同じ事だね。確かゴールデンゴールでしたっけ? 確かに直訳して「突然死」だと負ける側を主体にしてる時点で、そもそもヘンだしね。
フランスの男性名詞、女性名詞は?
そうなると、フランス語の男性名詞と女性名詞はどういう立場においやられるのだろう?
まだまだ、気にし始めたら、きりがないけれど、でも、徹底的に変えていこうという努力をしないと改まらないので(男尊女卑の精神は根絶されないので)、少しずつでも、「違和感があろうと」やっていかないとね。
台風に女性の名前を付けるのはいいのか?とか考え始めたらキリがないけれど。