カテゴリー
blog

J-REITなら誰でも出来ると思う(自己責任)

数年放置していた、証券口座。あまりにも長期間放置していたので、ログインできなくなってしまい、慌ててパスワードその他を再発行依頼した。そして入ってみたら……、

無事でした

僕が資産運用を考え始めたのは20数年前。お金がなかなか稼げないと同時に、ドカンと時間が余る時期があって、そのタイミングに「何かをしよう」と。

勿論、その何かが、演劇の公演では出来ない実験的公演であったり、KAWAIの活動であったり、放送番組以外の仕事に挑戦であったり、色々だが、

投資、というものを勉強した時期があった。そもそも、当時、

今持っている100万円が、10年後には百万円の価値がない

ということに気づいた所が問題だ。景気は変動する。日本の置かれてる状況も変化し続ける。今の100万円が、10年後に50万円の価値しかないとしたら、その目減りを受け入れ続ける必要がない。なんとか、「今の百万円の価値」のまま保持したい、そんな当たり前の事から、少しだけ勉強してみた。

だって、年を取れば仕事はなくなるわけだし、その時に、資産がなければ不安になりそうでね。といっても、大したポートフォリオではない僕の証券口座だけど。

ともあれ、入ってみたら、中身は無事で良かったです(低レベル)。

確定拠出年金(日本版401k)

僕が勉強するきっかけとなったのは、日本版401Kの導入の時期だったので、それに対する興味から。なんだそれ。と、要は確定拠出年金ってヤツで、今でこそサラリーマンは、退職金とかを自分で運用の仕方を選んで、退職後に受け取るようになったよね。それが確定拠出年金。それまでの企業年金のように

「数十年つとめたら、必ずこれだけあげますよ」

ではなくなった。そりゃそうだよね。経済成長が鈍磨しバブルが弾ければ、予定通りに社員の金を増やし続けるのは会社としては責任重大だし、不可能に近い。

そこで、世界的に用いられている401Kが導入され話題となった。自分で、どれだけ増やしたい!と思って積み立てるのかを決めて、運用していく。

多く欲しい人はリスクを背負いながらその運用方法を選び、堅実派は、同額キープに近いものも選べる(味気ないが)。

そして、この年金の場合は、非課税なので、普通の運用と違って税金面でお得。二十年前、自分はサラリーマンではないのに、これについて勉強したから、友達から「なんかこういうの始まったんだけど、まるで判らないんだけどぉ」と問われて、眉唾ながら伝え教えた記憶がある。

不動産投資信託(J-REIT)

で、それをやってみようと思ったが、結局「投資信託」であることに代わりはないので、なんか乗らず。やらなかった。投資信託は、ファンドマネジャーが持ち株を買い換えて運用していくので、ファンドマネジャーにお任せ!である代わりに個別で個人で株を買うよりも手数料がかかる、という商品。リスクは分散する。が、その投資信託そのものを多方面でポートフォリオ揃えないとまぁ、ちゃんとした分散にはならない。

もっといえば、投資信託のバリエだけで分散になってないので、不動産、現金、金、その他の投資商品に散らす方がいいことはいい。のだが。

で、僕は投資信託に乗っかる気になれなかったので、さあどうするってんで、出てきたのが、その時に始まりそうだった「不動産投資信託」だ、いわゆるJ-REIT(ジェイ・リート)ね。

普通、不動産投資は、収益不動産を購入してその家賃収入でインカムを得る。よく医者とかが急に儲かって1000万円ぐらい黒字になっちゃって、税金払うのがもったいないからってんで、1000万円ぐらいの1ルームマンションを収益不動産として購入して収支を合わせるなんてことしてるよね。

あとは、芸人さんで、アパート一棟買いして家賃収入で生活してる一発屋の人とかよく話題に上るよね。それでいえば島田紳助サンのようにテレビの一番いい時に荒稼ぎした元人気タレントは、運用資金がふんだんにあるから、商業ビルとかも買い放題、羨ましいですな。

それが普通の不動産投資だけれど、この「不動産投資信託」は、金融商品であり、ファンドマネジャーが勿論いる。会社がやっている。商業施設を複数抱えてるファンドで、その家賃収入をそのまま投資者に分配する。老朽化が著しい物件は売り抜けて別のを買う。投資者の投資額が増えれば、その分不動産を増やす。

そして、金融商品を売る事で得られるキャピタルゲインではなく、定期的にもらえる配当で収入を得るインカムゲインを狙った商品だ。

勿論、株でも、インカム狙いは出来るけど、鉄板だった「東京電力」があんな事になったので、もはや「絶対にインカム入り続ける」という株は皆無(もともと皆無)。

そして、株は、企業の成長プロセスを睨んで買うので、勉強とリサーチがとりわけ必要だ。投資信託はインカムを狙い続ける商品ではないので除くと(基本インカムだが)、

インカムを安定して狙えるのは、この「不動産投資信託」しかないのではないか?と20年前に思った僕。

J-REITは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。不動産に投資を行いますが、法律上、投資信託の仲間です。もともとは、REITという仕組みはアメリカで生まれ、「Real Estate Investment Trust」の略でREITと呼ばれています。これにならい、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。
J-REITは投資信託の仲間ですが、証券取引所に上場されており、J-REITが初めて上場されたのは、2001年9月のことでした。

投資信託協会

不動産活用の無料相談

僕が持つJ-REIT

  1. 日本ビルファンド
  2. 日本プライムリアルティ
  3. ジャパンリアルエステイト
  4. 東急リアル・エステート

等など。それぞれ10万~30万ぐらいのを一つだけ(笑)。それでも、定期的に数万円とか数千円とか入ってくるし、株のように大暴落する事がないので(今の所は)、そんな小さな運用で投資家気分を味わっている。

そして、僕の場合は、開始当初から出た瞬間に買ってるので、家賃収入も継続的にもらい続けていると同時に、そのJ-REITそのものの価格が上がってるので、売ったら売ったでキャプタルも得られる(まだ売らないけど)。

お金持ちは、こういうのを10~100とか買って、儲けるんでしょうね。不動産投資だと、物件そのものを見なければならないし、早く買い付け証明出さないと美味しい物件はすぐ売れちゃうしってんで、なかなか難しいところがあるかもしれないけど、これならお任せでいいので、大金を突っ込む価値はある。

ちなみに僕が持つJ-REITは、損益が概ね+50~+82%。一つだけ-20%がある。これは新しいファンドなので、既に出た時に高値スタートだったからかな。それでもインカムは入るし、売る予定はないので、あまり関係はない、今の所は。急にお金が入り用になったら別だけどね。

そう、急にお金が必要になった時に、パッと売れるのが市場に出ている商品ね。不動産投資だと、その物件は一つしかないので、それを「誰か1人に」売らなければならない。そして、それが売れなければ、安くするしかない。売れなければ「お金が入り用でもお金が手に入らない」のだ。そういう点で、手数料に見合った手軽さはある。圧倒的に。

コスパ最優先の僕

僕が、このJ-REITばかりに投資したのは(といっても大した額じゃないけど)、面倒じゃないからね。いちいちハラハラしたくないから、そうならないような投資商品を選んだ。

株の場合は、何か世の中で動きがある度に「あ、あの業界やばくね?」と調べないとならないよね。市場の動きを。その毎日何度もログインしてチェックして、ハラハラするのがイヤだったし、そのための市場の勉強をし続ける事が絶対に避けたかった。

だって、芝居も作りたいし、仕事も楽しみたい。なので、放置が一番。

となると、放置に適していたJ-REITはうってつけ。ここ10年ぐらい本当に何も見ていなかった。ちゃんとお金は入ってきていたので、無問題だったしね。

ただ、今回慌てたのは、

あれ、ログイン出来ない?!

ってことね。勝手に誰かに弄られたり、売られたり買われたり、とか色々やられてたら泡食う所だったので、何しろ皆さん、

投資したらちゃんと定期的に(というか頻繁に)チェックしましょう。

ってことだな。当たり前だが。

ちなみに、株も一つだけ持ってて、「文教堂」って本屋サンの。これが-80%の損益。トホホ。本は仕方ないかな。てか、10年放置でも、このぐらいのダメージで済んでるので、「勉強しないで投資するには何に投資すればいいか?」の勉強をちゃんとやった甲斐があるというものです。

そもそも、文教堂は、株主優待で本が10%オフになるので持ってるのであります。もはや完全に元をとった

そういや、老人に一大ブームを巻き起こした「グロソブ」も一つだけまだ持ってる僕(笑)。気づくと真性老人になってるが(でもまだチンコ立つお←聞いてない)。

https://twitter.com/tmiya33220497/status/1344089372719603712

表現者は、出方以外に、ブログも書かないとならないし、SNSも発信しないとならないし、YouTubeもやらんとならんし、映像編集から何から何までやるべきことが多くて大変だけど、

そもそもそれ以前に、社会人たるもの、資産運用を銀行だけに預けてないで考えないとなりません。判ると思いますけど、三田佳子サンのように、「今年もこんなに納税しました」という事で広告塔になってた人たちは、節税という資産運用をしていない残念な人ですから。

messiが足に違和感で休んだらエイバル相手に引き分けたFCBのことは残念だけど忘れると同時に、武藤も乾も活躍したのでよしとする。てか、乾は攻守ともに貢献凄いねー。ついにアジア選手でリーガ出場試合数でナンバー1になったらしい。おめでとう。乾はバルサと相性がいいのかな。


J-REIT。金が一気になくなる可能性もないわけではない。そのJ-REITの会社が倒産したりすりゃあね。あと、なぜか、その会社が保有して運用している不動産が全てテロの標的になって木っ端みじんになったりとかね。保険は入ってるだろうけど、ある程度の損失をカバーする程度しか入ってないだろうし、保険で戻った金で、すぐさま次の不動産を揃えないと家賃収入はないので、その分は滞るよね。僕が思いつくのはこんな感じのリスクしかない(と思っている)。

(Visited 40 times, 1 visits today)

作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。