そうね。前から思ってた。だが、いよいよ、という。
ジェンダー問題
これまたジェンダー問題ですかね。「お母さん食堂」というネーミングは、「料理は女性が作るべき」という「役割を決めつけている」男女差別なのではないだろうか? という至極当たり前の疑問から立ち上がったクレームだ。
名前を変えませんか?という声を上げたのは、岡山、京都などの女子高生。素晴らしい。
香取慎吾が問題ではない
お母さん役を香取慎吾がやっているという事でバランスがとれるワケではない。そりゃそうだ。
根深くて泣きそう
我が家でもとても気になっている。家内は食器の洗い物を娘に「手伝って」と頼む。当たり前のように応える娘。それがイヤだ。お前もやれ。と自分で気付く時には倅にやらせようとする時もある。倅も勿論理解しているので、文句言わずやる。いい事だ。
だが、問題は、娘が「なぜ私だけが?」と思っていないことが気がかり。
僕は、娘に「一人で食えるようになれ」と口酸っぱく伝えて来たつもりだ。夫に従属する立場を良しとするような女の人生はもうおしまいだ、と。
それを理解した上で、四大に入学させたし(これまた文句言わずに従ったので良かったのだが)、
「おとやんみたいな人とは結婚したくない」
と、堅実なる人生を尊ぶ思考回路らしく、それがとても良いと思う。この考え方は素晴らしい。「お母さんはよく結婚できたよねぇ~」と言っていた。うむ、いいぞ。そうだ、阿呆に他ならない。結果オーライなだけだからね。
お母さん食堂を改名
では、お母さん食堂を改名する場合、どうするのがいいのだろう。
お父さんお母さん食堂
意味分からないね。
オカマちゃん食堂
失礼だね。では、そんなに揉めるなら、取っちゃえば?
食堂
ブランド名って感じがまるでしないね。「ファミマの食堂美味しいよね」言わないね。訳わからないね。
誰でも食堂
エブリワン食堂
無理だね。改名無理だね。きっと難航するね。だが、考えるべきだね。大企業はこういうイメージを強く気にするし、気にすべきだからね。「あー、ついに言われちゃったかぁ」と今更思っている社員も多い事だろう。
そもそも、お母さん食堂ってネーミングは、「手作り」とか「ホームメイド」って言い方が使えない(嘘になる)から、無理矢理雰囲気を出す為に選ばれた苦肉のネーミングだと思われる。でも、その感覚を残すのであれば、
手作り風惣菜
ぐらいしか出来ないのではないか? 猛烈に売れそうにない。でも、そうするしかない。これからどうなるのか見物ですな。煮物ですな(違う)。
チラシ
↑これが、女子高生が反駁する内容を表したチラシ。見て見て下さいな。
署名サイト
そして、その女子高生が署名を集めているサイトがこちら。