なんと。フロイド・メイウェザーが、YouTuberとボクシングで戦う事になった?!
お金大好き
メイウェザーはお金が大好きで、エキシビジョンマッチで荒稼ぎ。記憶に新しいのは那須川天心を料理したJAPANマネー。
なので、こういうのも受けるということなのだろう。
キャッシュが条件、とかね。その日に振込、とかね。
そうでないと、手形で、とか、翌々締め払いとか支払いサイトの問題がありそうだしね(勝手な憶測)。
ともあれ、現地メディアも「なぜこれを受けるのか解らない」とメイウェザーが承諾した理由について首をかしげている。おそらく「お金だろう」と。
ローガンポール
YouTuberのローガンポールは、日本では、富士の樹海に入り込んで、世界的に炎上した一件で記憶のある人もいるかもしれない。
自殺者の首つり遺体をそのまま写して大炎上。
ボクシング試合
そして、その炎上の後、数ヶ月、なりをひそめ、ボクシングに集中(汗)。KSIとの試合に没頭した。
このKSIというのは同じくYouTuberで、アマチュアボクシングルールでの試合だった。
その後、なんとUFCファイターとガチで戦うという暴挙にも出た。
お馴染みのブルース・バッファーに「イッツ・ターイム!」と言われてたりしてスゲー。
懲りない迷惑系
何しろ懲りない。お馬鹿さん。でも、そういう破天荒が人気あるらしくチャンネル登録者は多いまま。
その後、動物虐待を想起させるおふざけ動画をアップして、これまた一時YouTubeから広告停止処分がなされる。そりゃそうだ。
メイウェザーとの対決は2/20
記事に出た通り、本当に決まったようだ。まさか受けないよね?とたかをくくっていた我々は驚いた。え。ホントにやるの?
メイウェザーは「ザ・マネー」と言われるだけある。
ローガンポールは年収10億円は堅い、人気YouTuber。そうなると、ファイトマネーももんのすごいんだろうね?と。
実際、KSIと二試合戦って、初回は引き分け、二回目はボクシングルールで戦って「負けた」。
それなのに、メイウェザーと? それ、メイウェザーに失礼なんじゃないの?と思いつつ、
「ザ・マネー」にはどうでもいい。金さえ入ればいい。凄いね。勿論、負けたりしたらカッコワルイけどね。
体格差
身長はローガンポールが少し上で、体重もそのようだけど、まぁキャリアが違い過ぎるってので、ローガンが勝てるワケがないって感じ。だよね。
ホント、どうしてやるのか? って。まぁ、でも、その性格のお陰で、那須川天心もお勉強できたワケですしね。
ああ言う試合をやらされちゃう那須川天心は、ほんと、可哀想だと思う。ショービジネスの「プロ格闘技」の難しさね。
そうやって考えると桜庭和志のような人がいた事実というのは希有だよね。ホイスグレイシーがルール変更を求めてきたりとか、いい悪役っぷりだったしね。元々はヒクソンに敗れた高田延彦の敵討ちでの弟弟子同士の対決みたいな構図もまたドラマティックだったしね。
さておき。
これは、まるでそういったドラマを感じない、ただの余興です。言って見れば、ミッキー・ロークの猫パンチボクシング試合(見ちゃったよあんなん/当時)みたいな感じね。
惨めなMEGA2021
でね。よく見ると、日本でメイウェザーがこれまた高いであろうファイトマネーで日本人との対戦をする予定になっている「MEGA2021」ってのが、2/28にあるワケよ。
その直前の2/20にローガンポールというお馬鹿若者と戦う(汗)。
とてつもなく、日本のファンの皆さんは可哀想な残念な事態じゃございませんか?
とりわけ、その2/28に戦う日本人選手がとても可哀想。ある意味残念。
まぁ、どっちもメイウェザーにしてみたら「金稼ぎの場」でしかないのだろうけれど、それにしても。だ。
メイウェザーのOKを貰って、日本の興行主は「やったーっ!」と喜んだとは思う。
でも、つい昨日、「その一週間前にYouTuberと戦うね」となった。とほほ。
まるで、十年前。
3.11直後にサンドウィッチマンの特番ラジオを翌週にブッキングしたTBSラジオが、その前週に、サウンドウィッチマンのオールナイトニッポンって「生放送」で先を越され、ブッキングは先だったのに、放送はANNの方が先で、
日本中がそのオールナイトニッポンを聞いて爆笑しながら号泣する、という事態となり、俺も含めてTBSラジオの特番は聞かない人が多かった(そりゃそうだ)。
その一件を思い出す、悲惨なイベントと化しつつある。MEGA2021。いや、きっと盛り上がりましょうぞ。だって、プロの興行だし、対戦相手もプロの選手だものね。
でも、一番嫌な流れだけはなんとかメイウェザーに避けて貰いたい。
一番嫌な流れ。それは、
ローガンに負けてからの来日
って奴です。あわわわわ。