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都井岬の野生の馬たちは素敵だけど

宮崎県から戻りました。正直な感想は「やはり東京は寒いな」ですかね。

いい人ばかり

なんでしょ。県民全員いい人のような印象。触れあった人、全てが。不思議な体験。

  • タクシー運転手
  • レンタカー店のおやじ
  • CAさん
  • mrtの人たち
  • 番組出演者
  • ホテルの親父サン
  • 居酒屋の店主
  • うどん屋のおばちゃん
  • 焼き肉屋のおばちゃん
  • 駐車場のオジサン
  • 酒を飲んだ先輩から車出して来いと頼まれたのに、大きい車が故に駐車場から出せずにいて僕に助けを求めてきた青年
  • 掃除のおばさん
  • 青島で出会った家族
  • パイナップル売ってるおばちゃん
  • 民宿のお姉さん

もう何から何まで。全員くまなく。なんだろう。これが東京での日常だとしたら

えっ、俺もしかして、もうすぐ死ぬのでつか?

と尋ねたくなるような感覚。優しくされ慣れていない自分は、座り悪い。多分この数日の間で、一番性格悪いのは俺だっただろうな。自覚あるぜ。ふ。

都井岬の野生の馬

宮崎の都井岬という場所には、「野生の馬」が生息している。マジか?と思って行ってみると、本当で。丘の稜線に馬が歩く。草を食べてる。交尾もするし、死んで死体がそのままある。人を怖がらずに近寄ってきたりする。後ろに立つと蹴られるかもしれないので要注意。そんな場所。自然保護の為、繋がる道を通過する段階で400円を支払う。

白蛇様に気をつけろ

だが、その都井岬の中央に「白蛇様」という鳥居があって、そこへ繋がる道が急坂からスタートなのだけど、すぐに右側が断崖絶壁になる。グーグルストリートビューで見返してみたら、まだ山が削られていない状態だったので、まるで怖くなかった。が、実際は、ものすごく怖かった。ホントに怖かった。ああ、足がガクガクする。

今、思い出してもガクガクです。

なんだか、知らずに車で入ってしまったけど、右側が断崖絶壁なのよ。山を削ってるので。その片側がない状態で走るのが怖いのなんの。しかも、「間違って入った」と思ってるから、「どこへ繋がるのか?」「どこへも繋がっていないのか?」が判らずとても怖い。どこにもUターンできる所がなくて。「進む」以外にない。

え。

え。どうなるの?

え。待って。でも、行かなきゃ。行くしかないのでは? でも、本当にどんどん怖くなっていくぞ。ありゃありゃ。

と進む中でUターンできる場所が見つからないままどんどん先へ行く。右側は絶壁。車はレンタカーの軽自動車。一台分の道幅。一応、舗装はされているから入っていったのだけれど、小石などが多くあって、不気味(これまたストリートビューでは見られない)。

ガクガク震える男

元々は、「都井岬」とカーナビに入れたら、「岬の中央」を示されてそこへ誘導された。それにより、「急坂」を上がらされてしまったのであります。途中、足下が道幅が足りなくて、鉄板で塞いでいる所もある。怖い。乗るとガコンビコンとなるし。

その足で頂上付近の「白蛇様」にたどり着いた時には、そこに軽い広場があった。つまり、そこで、ようやくUターンができる。「ああ、良かった!」

と心底思ったが、ガクガクと本当に震えていた僕。3メートル隣には野生の馬。もぐもぐ美味しい草を食べている。なんだかなぁ。

講演でガクガク

その後、戻ってそのまま放送局で局員の皆様の前でお話をする仕事。

それをやる前の段階から、つまり、名刺交換している段階から、ガクガクと足が震える。マジこえー。今でもこれを思い出して入力している時点でガクガクしてきた。ホント怖い。

今、宮崎へ行く人は。

都井岬の白蛇様へ車で上がるのはやめておいた方がいいと思うよ。軽自動車でも怖かった。道に止めて、様子を見てみようと思っても、開けて足を下ろそうとするとそこは「崖」なので、降りられないのよ。ホント怖い。見ちゃうと怖いよね、下ってね。

mrtの方に聞いたら「あそこ車で行く人、いないっすよ」と言われた。てか、今は「林産班 現場入り口」って書いてあった。やっぱそういう時期なので、行く人はいないようだ。ああ、怖かった。マジ怖かった。でも、野生の馬は、本当に魅力的。このドキドキが「吊り橋理論」となって、都井岬への恋心になっているのだろうか。いや、違う。また行きたいのは間違いないね。車で白蛇様へは行かないがね。

都井岬の野生の馬。
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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。