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マツコ立花N国「テレビの犬」問題

マツコデラックスさんがN国を腐して、立花孝志が怒ってスタジオ前まで押しかけた、とな。

腹が据わっているとみるか否か

放送ってのは、圧倒的名優位からモノを言えるので、そして、その時点では言われている側は反論出来ない為に、偏らないように気をつけながらエンタメ性を追求しないとならない。

この件に関して、名指しで言い返される事を想定していなかったとしたら、腹が据わっていない虎の威を借る狐だったと言われても仕方ないし、腹が据わっているから、そうやって反撃されることを厭わず発言している、とも言える。

そして、ネットでは、「来たのに逃げた」とマツコさんに残念な見方が大勢を占めているけど、これは単純に、プライドなどをかなぐり捨てて、どう「ヘタレ」と言われようと「金持ち喧嘩せず」を貫くべきと判じただけの話。

勿論、降りかかった火の粉を払わないのは、カッコワルイという価値観もあるだろう。シンプルにそう思える要素は大きいね。

だけど、立花氏は、このやりとりにマツコさんのような人気物がノッてくれたならば、これまた話題になるからラッキーだし、ノッてくれなかったとしても、今回のように「逃げやがった」と「勝利宣言」出来るから、どのみち「得する」ように出来ている。

(辛口でなかろうと)コメンテーターの面倒臭い所はそういう所。何もしていない癖に「何かを成し遂げようとしている」人について離れた所から意見を言うとっても勝手な職業なのね。だからこそ、触れた事で相手の思う壺になっちゃった。なので、無視。それでいい。

だけど、「逃げてる場合じゃねぇだろげ」と出て行って話に応じるなんてことをしたらしたで「カッコイイ」と思われる事は間違いない。そんな今更のイメージアップなんぞ、ここまで人気物になった身としては不要ってことなのでしょう。

新宿歩いてて、トルエンやってふらふらしてるオッサンを見た時に、歩いている母が子供に「見ちゃダメ!」って言うような感じが正しいのであって、わざわざ「おじさん、トルエンなんか吸ってんじゃねぇよ、何やってんだよ、バカっ」と言えば、どうなるかは。ねぇ。

FMラジオで

FMラジオでかつて、似たようなことがあった。事の顛末は正反対。

有名なDJが放送中に、とあるリスナーと口喧嘩になった。DJは言っている事はそれほど間違っていなかった。そして、電話で口論となった挙げ句、「今からそこ言ってやるよ。ふざけんな」となり「来いよ、話にちゃんとのってやるよ」と言う事になり、本人がサテライトスタジオまで現れた!

口論の第二ステージは対面で行われヒートアップ。

番組は終わり、有名DJはいなくなった。

これは、事実。覚えている人もいるでしょう。

だが、それを「勿体ない」とみるか、「立派だ」とみるかは人次第。

N国

MXに殴り込む彼を見て、そんなことを思い出したよ。

さて。N国。解りやすくて清々しい。議席の為に、イメージ浸透の為に、「受かると思ってないけど立候補して運動してください」ってのもハッキリして気持ちいい。気持ち悪さが気持ちいい(意味不明)。

丸山穂高とか上杉隆とか、「今は誰でもいいから」とハッキリ言ってる。この言い分も興味深い。

だって、立候補者じゃなくて、有権者に対しては「ぜひ一票をお願いします」って言うでしょ。でも、その有権者が本当に同じ考えで同じ政策に共感してるかというとまるで解らない人じゃないですか。その1票だろうが欲しいワケだから、それと同じですよ。

ふむ。わっかりやすいのがいいのかなぁ。NHKに努めていて「精神を病んだ」話は、とても興味深い。

やる人と言う人

映画「カッコーの巣の上で」でジャック・ニコルソン演じるマクマーフィは病院のみんなにゲラゲラ笑われた後、一言言う「少なくとも、俺はやってみたぜ」と。このセリフが大好きでね。勿論、チーフの行動にガッツリ繋がる感動の源となる世界一の伏線なんだけどさ。

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何かをやろうとする人、実際に行動に移している人。
そして、その人について、もしくはその人がやろうとしていることについて「論じる人」。
人はこの二種類に分けられてるね。

映画「立候補」は、泡沫候補と言われたマック赤坂の選挙運動についてドキュメンタリーで綴った作品だ。東中野に観に行った記憶。本当に面白かった。泣ける。感動する。笑える。選挙に理解が深まる。色々な不思議な効力を持つ映画だ。

その中で登場する、マック赤坂の息子さんが、斜に構えて親を見ているのだが、ある所で、マックの演説にヤジを飛ばす人たちに大声でやり返すシーンがある。「お前らは何かをやったのか?!お前らは何かを成し遂げようとして行動に移したのか?!」
涙腺崩壊。

映画「立候補」


マクマーフィとマック赤坂の息子さんはおんなじ事を言っている。

だが、本当に卑しいのは

と、ここまで書くと、マツコさんのように「何かを言う人」は勝手な人、と判断しているように読み取れるね。そうではないね。マツコさんは「よく知らない人について毒を吐く」という事を「やっている」からね。そして今回ヘタレ呼ばわりされる事を甘んじて受けている。つまり評価されてるし、結果も出ている。つまり「行動を起こす側」という見方が出来る。

となると、前述の2種類のうち、「行動する人」しかいないんじゃ?と思えるけどそうではない。

ネットで、「匿名で言う人」いるよね。その人たちだ。捨てアカ作って「吐くだけ吐いて」いなくなる。凍結されても痛くも痒くもない。クズね。この人たちの事ね。


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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。