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いよいよ今週本番です。「brave」

何しろビックリしたのは、
自分の価値観が大きく覆る事になろうとは?

作品の普遍性

普遍的に面白いものこそ、名作だと思っており、いつの時代にも楽しんで貰えるものこそが、と信じて疑わずにここまで来たにもかかわらず、価値観の変革により、そしてその変革を余儀なくされた事により、時代の流れにより、名作を名作として見てはいけない時代が来るとは思わなかった。だが、普遍的な名作としてまた返り咲くのだろうか?と思う事もある。

物差しの若干の変化

それは、価値観の変革によるもので。

家庭を描いた物語でも、
「携帯電話が出てこない」というのは、単純に、「ああ、そういう時代なのね」ですむけれど、

「30になって、まだ独身なのか、お前はっ」と娘に言うセリフがある映画は、今のご時世シンプルに楽しめない(というか楽しんではいけない)風潮だ。

化石となれば

それが、戦争映画を「過去の話」として受け止められるように、時代劇が生々しさを持たずに浮世離れした英雄綺譚として楽しめる時代が訪れるように、「まだ嫁に行かないのか!」のセリフが横行する作品が「ああ、その頃か」と客観視出来る時代が来れば、また違うのかもしれないが。

インドのカースト制度のようにね、根深く残る部分があるかもしれず。

brave

あ、今週末の作品「brave」についてです。平井夏貴さんで「小さな声のおともだち」を書いたのも、「女性」を主人公にしたものを書きたかったからであり、書くべきと自分の今後を思って判断したのでもあり、です。「(1+1)×2」にクオン・ハジュンという韓国人を登場させたのも(演じたのは地脇慎也)、NHK的な考え方によるものです。

NHK的な考え方、というのは、バランスをとる(不偏不党)の意、ね。
番組出演者に男がいて、女がいて、同性愛者がいて、女装愛好家がいる、そんなバランスをしっかりとるのがNHK。

日本人だけを登場人物に据えて居ること事態が、昭和なのか?との自問自答。いつも男が主人公なのは昭和なのか?との自問自答。
で、女性が主人公の、いや、それどころか、女性の物語を書き紡いだのは、そういった使命感でも危機感でもなく、単純に色んな作品が書きたいから、というのが一番で、四番目ぐらいの理由に奈良チャボさんが青森に帰省してるから、でもあります。

発声するときの口の形






前売り中

公演は7/19~21。大塚レ・サマースタジオにて。
前売りはビタ店にて発売中!

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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。