正直、僕はまだまだマシなようではあります。ヒドイ人の様子をうかがい知るに、本当にまだマシな方なのだなぁと思います。
倦怠感
最も苦しいのは「倦怠感」。まず、コロナに感染した時、なんとなく体がだるいけど、まぁ行けるかなってんで、仕事に向かおうとしたのだけれど、念のため、熱を測ってみたら37.5度で。クソ暑い日なんてそのぐらい行きそうだし、どちらかといえば「この微熱を理由に仕事サボっちゃおうかな!うふふ」なんて思っていたぐらいなのだけれど(実際休む事にした)、そのまま午前中に病院にいったら「コロナっぽいなぁ」と医者に言われ、ウゲゲと泡喰ったりした時には後の祭りで、ガッツリ陽性反応。
そこから喉が腫れ上がり、だるくて仕方ない体調になり、何しろ横になって過ごすしかなくなり、ユーロ2024の試合のビデオも録画しておいたけれど、見る気にならない。あのサッカーの早い動きを目で追うのが無理だと判断。そのぐらいしんどかったのね。
それが、三日ぐらいで、喉腫れが引いてきて、怠さも失せてきて、節々が痛いのも治まってきて、正直「ああああ、良かったぁ」と思ってました。てか、軽く考えてました。
だが、そのあと、喉が治っているのに、だるくて仕方ない。動く気になれない。やる気になれない。そしてそれが暫く続きましたとさ。
空咳
だが、その怠さ(動きたくない)が続いていても、僕にとっては、それほどダメージがなかったのは、その怠さよりも「気管支炎」で声が出せない、空咳が出まくるというほうがきつかったから。
ラジオ番組の録音とか、人前で喋るなんて仕事は、もはやムリ。タバコ吸う人が、ラーメン食べる時にむせるでしょ。日常的にあの感じ。ちょっと話すとすぐにケホケホ空咳が出る。マスクを外してエアコンクーラーの中に喉を晒しているとそれだけでケホケホ出る。
なので、咳により、頭痛までしてきちゃうので、怠さはそれほどシンドイと感じる余裕すらなかった。
で、ほぼ治ってきた
他にも、つかれやすい。息切れしやすい。やる気が出ない。気持ちが塞ぐ。鬱になる。味覚障害。嗅覚障害。など色々あるんだけど、そんな中、それぞれが治ってきたのが今の状況です。
最初、コロナの感染発覚の時に、(高価な薬はパスした)出た薬は当然、フツーの薬であり、ウイルスだから抗生剤なんか出るワケもなく、まさに風邪のように「対処療法」。
でも、それでズンズン治ってきたのよね。で、薬が切れた頃には「喉腫れもない」し、「熱もない」し、五類だから「外出OK」になってるから、まぁじゃあ社会復帰すっかぁなぁ?と思うけれど、空咳が止まらず、なので、ちと諦めて、それどころか、このままぜんそく持ちになっちゃったりしたらイヤだから、ちゃんと病院行こうってんで、内科(陽性判定してくれた)に行って、鼻炎と、咳止めの薬を貰う。これで五日間ぐらい。それでも随分よくなったんだけど、それでもその五日が過ぎても治らない。うげげ。怖い。
ってんで、次は耳鼻科に行って、鼻炎だの抗生剤だの出して貰って、そこからまた五日間。今その五日目。つまり、僕が、コロナが発症したのが7月4日なので、22日になってもまだ苦しんでいるという長丁場なワケです。
ただ、何度もいうけど、マシな方らしい。
ショック大きいと
げ。これ、治らないのかもしれないっ!って思うと、ある程度の覚悟がというか肝が据わるので、そうなると、今の状況は楽勝にさえ感じてしまう。相対的な話。
今の状況。鼻炎。まだ鼻が詰まるし、喀痰もある。咳はほぼなくなったけど、クーラーの中ではマスクをしている。
怠さもあるけれど、フル稼働しないようにしてるのでそれほど苦しくもない。一昨日は、朝8時から12時ぐらいまでずーっと炎天下の中、畑仕事したので、そりゃあ脱水症状になるでしょう。熱射病にもなるでしょう。このヘロヘロ化は、後遺症には含まない事にした。
残っているのは、味覚障害、嗅覚障害。これは、多少は和らいでいる。まだアイスコーヒーを美味しいと感じられない。この中で、嗅覚障害ってのも、ただの鼻炎が原因の症状であって、後遺症でもないんじゃねぇの?って思い始めているけれど、味覚障害はハッキリあった。
味覚障害
味覚障害は、治ったばかりの頃は、「やったぁ、これで、色々なものが食べられるぅ」と喜んだものだが……何しろそれまでは喉が痛いから、何かを飲み込んでも喉が痛くて大変だった……「塩っけ」をやたらと感じるのよ。
これは知り合いの感染経験者も言っていた。やたらと塩っけを感じがち。治った!と自覚してるから、ジャンクなものを食べたくなるから、マクドナルドのドライブスルーに行ったのね。でポテト食べたんだけど、「なんだこの塩っぱさわああああああああああああっ!」って驚いた。
そのぐらいしょっぱさを感じがち。でも、それもジョジョに薄らいでいき、今となっては、「多分、塩っぱさを感じなくなったと思おう」という気持ちになってきた。だってさ、毎日毎食同じものを食べるワケじゃないからさ、それが「どの程度塩っぱいのか」なんて判らないじゃん。てことは「うーむ、これもしょっぱく感じているなぁ」なんてことを繰り返していると、異様にショッパサに過敏になるわけよ。
耳の病気になった時に(ほぼ治った突発性難聴)、やたらと細かい音が気になるようになっちゃったのと同じでさ。気にしすぎるとやたらと感じる!って事あるでしょ。数日前までの僕の「しょっぱさ」を感じがちってのもそういうことのようで。
今は、しおっぱさは感じていない。つまり治ったのだと思う。
問題は鼻炎。これが治ればコーヒー美味しくなるかなぁ。

懸念の「怠さ」問題
で、やる気がおきないってヤツ、体を動かしたくないってヤツ。これはどの程度治ったのだろうか? 自分でも判らなくなってきた。
だってさ、子供の頃に、ガッツリ風邪ひいちゃって5日ぐらい学校を休むとさ、改めて学校行く時に「憂鬱」だったじゃん。「えー、勉強なんかしたくないなぁ」なんてさ。
僕もさ、小学校中学校の時に風邪ひくと、治りかけの時期に、ガッツリ思う存分読書出来るのが嬉しくて仕方なかったよね。
分厚い「吉里吉里人/井上ひさし」も出たばかりのあの頃に読んだし(面白かったぁ)、ある風邪の折は、読むものがなくて、なんとなく買って積ん読、として部屋にあった「イングリッド・バーグマン自伝」なんて分厚いのを読んだり。
つまり、僕の幼い頃の風邪は「読書チャンス」でもあったワケで、勉強しないで「堂々と読書して許される」ほぼ無制限の時間があったワケ。まぁ、遅くまで起きてると叱られたけどね。
そんな状態と照らし合わせるとさ、今のコロナが治った状態って、「それまで仕事とか休んできたワケだから」さ、「やる気がおきない」なんてのは、当然のことなのではなかろうか? ってそんな気持ちになってきたの。
頭使うのがシンドイから、読書する気持ちになれない! なんてのは確かにあったけど、それにより、バラエティ番組を見ちゃったり、スマホゲームを30分以上もやり続けちゃったりなんて、人生を超絶無駄に過ごす残念な日常を繰り返しているのは、あくまで、後遺症ではなくて、サボリ癖がついちゃってるだけなのではないだろうか?
そうやって「これは後遺症ではない」と思おう運動が自分の中で今のテーマです。
所有権移転
とはいえ、仕事はサボれても、サボれないものも沢山あります。不動産の所有権移転登記とかね。遺産相続の七面倒くさい色々な作業が長男なんで、全部バチっとやって見せるぜ。
と思ってるから、殊更厄介。最近は、役所でたらい回しにされるのもこなれたもんだぜ。役人の塩対応も「こいつら社会で揉まれてないから愛想を学ぶ事なくこういうシアガリになっちゃうのかあ」と因果関係を愉しめるぐらいにはなってきました。
電話で散々確認してから書類提出にいっても、窓口でハネられてたりするからなぁ。でも役所の人って、あの仕事が楽しくて充実してて、燃えるガッツがあって、やってるワケでしょう? それはそれでリスペクトだよね(なんか失礼)。
「コロナ後遺症との闘い」への1件の返信
俺の場合は倦怠感とブレインフォグと耳鳴りと関節痛に苦しんでいます。既に1年半近く経ちました。もう嫌です。