音事協ら4団体が声明発表。我慢の限界、と言わんばかり。
「無観客」要請の撤廃を申し入れる
昨年以降、コンサートや演劇、ミュージカル等の中止や延期が相次いだこと、収容人数の制限が続いたことで、ライブエンタテイメント産業は大きな打撃を受けています。2020年の市場規模は前年比8割減となり、アーティストや実演家だけでなく、文化施設や、公演に従事する方々の生活も危機に直面しています。ご存知のように、表現という人間の生み出す創造は余人を持って代えることのできない生業です。一人ひとりがその文化創造に携わり支え続ける誇りを持ってやってきておりますが、残念ながら精神的にも限界が来ています。
声明文
私共はこれまでの約一年間、あらゆる機会を通じ、現下の感染状況に鑑み感染拡大防止に努めることを第一義と認識しつつ、アーティスト・実演家に表現の場を提供し、国民の皆さまに今を生きる喜びを提供し、ライブイベントに従事する方の生活を守るという社会的役割を果たすべく、公演を開催していくことをお伝えしてまいりました。現在の状況はこうした役割を持続的に果たすことのできる限界点ではありますが、引き続き、この一年の政府・自治体関係当局、専門家先生、公演関係者の皆さま、そして多くのお客さまとの積み重ねをもとに、さらに万全な対策を講じ公演を開催してまいる所存です。
怒ってる
演劇その他で、クラスタが客席から発生したという事案はないじゃないかよぉ！
てなワケです。疑わしきは罰せずではなく、疑わしいから罰する、というのはどういうことだよぉ？！ です。
とりわけ、ここにきて、「酒」が犯人扱いされるという形で、絞られてきたにも関わらず、なのに、ライブシーンにも「足並み揃えて無観客でね」とは、そりゃ怒るよ。
勿論、お酒を出すお店は半泣きどころか瀕死の状態だけれど、そこを悪者扱いするなら、他を緩和する形で指示出して欲しいのよねぇ。ってみんな思ってることだと思うけれど。
一日の流れ図の中で「ラストにお酒」が来る、と見ているのだろう。
仕事をする疲れた→お酒飲もう
仕事が早く終わった→お芝居を観よう→楽しかった、一緒に見た友と酒を飲もう
女性とデート→映画見て→食事して酒飲んで→セックス
どこにも酒が入ってる。
だが、その酒が必須で加わりがちなので犯人呼ばわりされるのはある程度仕方ないとしても、実際問題、「何か楽しくなると酒を飲む」のだから「楽しいと思うイベント」を禁止、ってのがなんとも納得出来ないのよね。
つまり、言っている事は、
楽しいと感じてんじゃねぇよ！
ってことだからさ。楽しいと思っちゃいけないんだよ。感染して死んだ患者の喪に服し続けないと行けないんだよ。経済活動を回すよりも何よりも。仕事で良いプレゼンが出来た！でも酒は飲むな。職場で新規事業を任されて新チームと結束を固めて頑張ろうと思う！でも酒は飲むな。そういうこと。
今まで、酒で仕事を拾ってきたヤカラが何を言ってる。
俺は、飲み屋で仕事を漁るヤツが嫌いだし軽蔑している。
だが、それが横行してるのも事実だし、それが上手なヤツが得をするのも事実。
そして、そういう「やりかた」が王道であるのも事実。
古い言い方「飲みニケーション」ってヤツね（涙）。
実際に、政治家は、「俺たちは飲みの場で色々広がるから、俺たちは飲むよ」と言わんばかりだ。クソが。
楽しいと感じてはいけないらしい
とどのつまりが、楽しいと感じると酒を飲みかねないから、楽しいと感じる事を控えなければならない。仕事でやりがいを感じて、「今日のご褒美！」というのも酒を飲みかねないから、仕事でやりがいを感じないように、仕事で失敗した方がいいらしい。チームを鼓舞する為に、みんなで一献傾けよう！というのもダメなので、チームはやる気のないチームである方がいいらしい。
進められているのはそういうこと。
であるならば！
仕事でミスした人に補助金を支給すれば良いよ！
であり、
職場の輪を乱すヤツに補助金を支給した方がいいよ！
ということになりますな。
四団体
話を戻して、前述の声明文を出したのは、以下の四団体
- 一般社団法人日本音楽事業者協会
- 一般社団法人日本音楽制作者連盟
- 一般社団法人コンサートプロモーターズ協会
- 一般社団法人日本音楽出版社協会
ブロードウェイミュージカルは再開
ブロードウェイのミュージカルは九月から再開だ。完全再開。もうすぐチケット販売開始となる。すげーぜ。やりおるぜ。それをカッコイイと見るか、阿呆とみるか。
グズグズ煮え切らない対応ばかりしている、ひとつもシャキッとしない日本に比べたら、
ハッキリしてる分だけ、良いよね！
なのであーる。