中国の二人っ子政策も、効果が出ていない。
そもそも一人ッ子政策ってヤツは
もともと、人口抑圧策としての一人っ子政策ってのがあってだな。
それは、「ちょっと人が増えすぎてるから、子供は一人しか産んじゃ行けません!」ってな決まりだ。なんて乱暴な。でもそれが中国。実際にそうだったからね。
そして二人っ子政策へ
そして、それがある程度の効果が出た所で、「一人っ子政策を廃止する」という段階に達した。ここまでは良かった。だが、そうした直後の一年だけが出生数が増加したものの、その後は減少の一途をたどる。
いろんな不安が
色々な不安があるらしい。将来のこと。生活の事。子供の学歴の事。収入の事。本当に色々ね。つまり、資本主義国家になんとなく近づいてきた分、移ろっている価値観があるってことか。
人口を人が決める事
その、中国の「一人っ子政策」ってのを知った時はぶったまげた。どうして子供を作って言いいけない、を国が決めるのだ?と。牧場かよ。と。
愛し合った結果、その産物として出会えるのが子供なのに、作っちゃダメってどういうことか。中絶しろということか。夫婦でも避妊せよということだ。ナマの方が気持ちいいじゃんか!ってことなのにね。
結婚したのに、ナマで出来ないなんて!ってことだ。
ナマでタダでやりまくりたいから結婚したのにっ!
って思ってる人もいるはずだ。それを止められる。
一日に朝が二回来る鶏
鶏は卵を沢山産ませたいという理由で、一日に二度、朝を迎える生活をしているところがあるそうな。今は、そうでもないだろうが、そう言われていたよね。つまり、子作りを管理されている。制御されている。
競馬馬は、種付けが高値でやりとりされ、セックスしまくり。させまくり。これも、血統がそのままレースの結果に直結する可能性が高いからだよね。これもまた子作りを管理されている。制御されている。人によってね。
中国の夫婦はそれと同じってことだったワケですよね。キッツイ話です。愛もクソもあったもんじゃない。
しっぺ返し
となると、二人っ子政策も、そんなに上手くいかないということになるのも、頷ける話。しっぺ返しを食らった感じだよね。
いやー、別に、常に子供を作りたいと思い続けているワケではないんだよねぇ
という夫婦が沢山ということです。
女児は捨てられた
一人っ子政策の頃、それでも子供を作る人はいた。その場合、ペナルティの罰金が科せられる。それは、日本円で3000万円ぐらいだそうな。
つまり、それを納めれば堂々と二人目の子供を作る事が出来たのだ。だが、今は、もしかしたら、二人目の子供を作れば、お金貰えそうな勢いだ。なんだかなぁ。
日本の地方にもそういう所があるよね。二人目はこれだけ補助金を四人目になればこんなにっ!ってね。同じ穴の狢?
だが、中国でも、そうそうお金があって、二人目を作れる家があるワケではない。どうしても避妊が出来なかった。中絶する事が出来ないまま時が過ぎてしまった。等の理由により、貧乏な家庭でも二人目が出産してしまうことがある。
その場合、女児だと捨てる人が多いらしい。捨てたり、里親を探したり。なぜなら、女子は「畑仕事を手伝えない」から。嗚呼。うう。
二人目の子供を作って堂々と3000万円を払って大家族を養う人生の勝者は、その捨てられた子供を引き取って養子として育てる。そういう関係により支えられているらしい。
なんだか若い時は、コンドームつけてスコスコしてるのが、中国の一人っ子政策の中で泣く泣く避妊してる夫婦に申し訳ないなぁと思っていたが、今なら、それに関してはそれほど心が痛くないね!(←なんか違う)
中国政府は遼寧省など3つの省で2人までとしていた産児制限を撤廃する方向で検討を始めました。
テレビ朝日
中国では近い将来の急激な少子高齢化が懸念されています。
産児制限の撤廃が検討されているのは中国東北部の遼寧省、吉林省、黒竜江省の3つの省です。
中国の国家衛生健康委員会は18日、すでに数年前から人口減少が始まっている東北部について、出産や育児に関わる経済的負担などが少子化を招いていると指摘しました。
中国は2016年に一人っ子政策を廃止し、すべての夫婦が2人まで子どもを持つことを認めましたが、全国的な出生数の減少に歯止めが掛かっていません。
中国は年金や介護などの社会保障制度の整備も遅れていて、少子高齢化による経済や社会への悪影響が懸念されています。