宮崎空港発祥のガンジスカレーをご存じか?
地方出張してみて初めて解る
宮崎出張を終えて、無事東京に戻りました。やっぱ、東京は寒いですね。というか宮崎が暖かい。
そして地方に行くと改めて、東京は日本の中心なんだなということを再確認する。
地方局の放送は、地元の話が多いから、どうも、中央の話は「対岸の火事」に分類されがち。
よその話のような雰囲気なんだよね、全国ネットのテレビ番組でやってるニュースは。
これは、東京では感じない事。東京だと「自分たちの事」が放送されているとしか感じないけれど、地方に行くと逆になる。遠い話になる。
宮崎へ出張してみて初めて感じる「福島沖地震」の温度差。これは仕方ない話なんだな、と思った。放送局の編成や報道姿勢、ローカルネタの需要や興味の強さ、県民性とか色々なものが混ざり合って、そうなっているように感じる。
誰が悪いわけでもない。311の時は「みんな震災について体温低いなぁ」と思ってたけれど、仕方ないとさえ思える。(まるくなったワケではない)
ガンジスカレー
なんてご託宣はおいておいて、ガンジスカレーです。宮崎は美味しいものの宝庫です。ほんと、色々ある。食べても食べても食べきれない。
宮崎牛、地鶏、辛麺、おび天、日向夏、金柑、マンゴー、チキン南蛮、云々……。
そんな中、「宮崎空港発祥」のカレーがある。それがガンジスカレーです。
食べやすい
ガンジスカレーは、挽肉とマッシュルームとタマネギが中心のルーをかけるカレーで、とても食べやすい。好き好きだが、胃にもたれないのにカレーを食べた!満足感がある。ので僕は好きだ。
宮崎は「脂っこいもの」をあっさりにするのがお上手な印象。チキン南蛮やとんかつなど、「肉をふんわり」させるのがお上手な印象。
そして、食べないとおいしさが伝わらないものが多い、悩ましい場所。コシがない宮崎うどんってマジで食べないと解らない代わりに食べたらすぐ解る。ハマるおいしさ。
ガンジスカレーもそういうおとなしめながら、ハマる系だと思う。東京のカレー店のように「お化粧が濃い」カレーとはワケ違う。スパイシーだったり辛かったり、スープカレーのように個性を打ち出したり、ハイチのドライカレーのように美しさと風情を兼ね備えていたり、なんて器用なまねは出来ないかもしれない。
だが、美味しい。のと、リピートしちゃう系。
宮崎の県民性
これは僕は、宮崎の県民性にあると思っている。実は餃子の消費量が日本一らしいのだが、餃子の売り上げは観光客分がないからいつも二位とか三位とか。だが、県民は猛烈に餃子を食べる。
そして、美味しい餃子のメーカーも、他府県からのオーダーは2ヶ月待ちとかで、県民は即時買えるようにしてる。県民の為の「商品(食べ物)」が多い。
なので、ここまで「もっと宣伝すればいいのに」と言われてしまうのだろう。
そもそも、宣伝して大もうけしたいとは思っていないのだ、宮崎の人は。そんな山っ気はないのだね。
美味いだけ
なので、美味しいのだけれど、美味しいだけなのだ。お化粧が濃い名物とか画期的メニューと違って、「わざわざそこへ行ってまでして食べたい」と思うかどうかというと、距離との兼ね合いで「否」に判定されがちな美味しいモノ群。そして、食べれば美味しいモノ群。
飛行機乗ってでも食べに行きたい!
というほどではない。そもそも、関東圏にいる僕からすると、
遠ければ遠い程、美味しさも飛躍的にアップしないと、そして希少性も猛烈に高くないと、バランスが悪い。そのためだけに行きたい!とはならない。
だが、ハワイに行って不味いアメリカ料理(大味な)を食べるよりも、「とりあえず行ってみて」美味しいものを沢山食べられる宮崎はいいなぁとまたまた思った出張でした。
このブログだけを見れば、働いたとは思えないエンジョイ・ジャーニーだがなっ。
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ただ、僕は、インドのガンジス川でバタフライをした身ですが、インドで辛い食べ物を食べまくった事がありますが、インドにはカレーしかないというぐらいでしたが、そういった意味で言えば、ガンジス川の近くで食べられるとかそういった要素は皆無です。これでインドを思い出そうとはなりません。別物です。だけど美味しい、という。