奥さんに暴力を振るうというのは、難しい問題です。何かを遮ろうとしてなのか、ついぞ手が上がってしまった、なのか、不慮の事故なのか。言い訳出来そうな範囲もあれば、論外なものもあるでしょうね。
あってはならない
そもそも、女性に男性が手を上げないというのは当たり前の事で、あってはならない。
だが、ジェンダー問題で言えば「平等でいてほしいのならば、女性だから殴れないってのはおかしいだろ」と屁理屈を言う阿呆がいる。逝ってよし(懐かしい言い方)。
男だろうが女だろうが殴れない。これ当たり前。
そして、それとは別に、男性は、肉体的にか弱い女性を守るべきだ。常に。それが家族でなかろうとも。
殴りたくなる女性
というのがいるというのも、そこそこ解る。何しろ人を怒らせるのがとても上手でカッとさせるタイプの人ね。でも、それも、女性に限らず、男性が女性を怒らせやすい人もいるし、男性を怒らせやすい男性もいる。
なので、何しろ殴って良いと言うこともないし、殴りたくさせる人が悪いなどとは口が裂けてもいってはならぬ。
で、妻に暴力の夫
だが、これの興味深いのは、マクドとマック。これ、作りっぽいけど、実際にそうかもしれない。まぁ、どうでもいい。ともあれ元会長が妻に暴行はよろしくない。
同情出来なくもないが許してはならない事
森喜朗のパープリン発言の嵐もそうだが、ほぼ、痴呆に等しいレベルの老人は数多く存在する。と思う。
息子の嫁が自分の介護をするのが当たり前だと思っているお爺さんもいる。
この老人たちの問題を大きくしてる要素として、また日本のジェンダー指数が異様に低いままである理由の一つとして、それを容認してきた女性たちの複雑な立場の問題がある。
そうでもしないと生きていけなかったというどうにもならない問題や、そうだと刷り込まれて育った女性側の幼少期の価値観の問題。
森喜朗は、バカとしか思えないし、マジで気持ち悪いし日本の恥部だけれど、それでもあんだけの老人なんだから、そりゃあしょうがないよ、と思う自分も多少占める。
そう思っちゃいけないんだけれどね。それを直そう、矯正しようと思えないならば、ああいった立場はそもそも辞退すべきだね。
何かを発信するならば、絶対にダメだ。と思う。し、自分の中にも潜む昭和生まれならではの非フェミを追い出す事に自分の余生を費やそうと心に誓う二月の午後です。