安易な報道から距離を置け!

千葉市長がガツンとマスメディアのテキトーな報道に一撃かました。

安易な報道

とても落ち着いたトーンで市民を平和に導くコメントです。心の安寧に誘うコメントです。

なお、報道機関の皆さんは社会の公器としての責務を十分理解して報道頂きたいと思います。
災害時はうまくいかなかったことばかりが報道されがちですが、うまくいったことと、うまくいかなかったこと双方を適切に報道しなければ、国民はどんどん自信を失います。
私は新型インフルエンザ時も市長だったため、新型インフルエンザを受けて日本の法制度が整備され、国も自治体も一定程度の備えをしてきたことが活きていることを理解しています。その備えは十分ではなかったことは事実ですが、新型インフルを受けての対策が無ければ事態はもっと深刻だったでしょう。

事実だけを見れば

更に続きます。

事実だけ見れば、日本は先進国の中で新型コロナウイルスによる死者・重症者数ともに非常に少ない国です。また、諸外国と比べて罰則も緩い緊急事態宣言に多くの人々が従い、完璧ではありませんが十分な結果を出しつつあります。

この緊急時に「罰則を!」「自粛要請ではなく禁止してしまえばいい!」など、強権発動を期待する声が高まっています。
私たちの国はあの太平洋戦争の苦い経験から、政治権力による強権発動には慎重を期したいとの国民の切なる願いを受けて様々な法制度を構築してきました。その歴史を忘れてはいけません。
ただし、本当に爆発的感染となった時はそうは言っていられません。そうした究極の状況時に発動する法制度については十分議論することは当然だと思います。
しかし、現状の感染状況、日本の国民性などを考えれば、この緊急事態宣言程度の制限行為が適切だったと言えます。

この辺はニュースのどうしようもない部分。ニュースの大切さとかよりも、視聴率が全てな民放なのでね。首都でキー局が群雄割拠の様相を呈していたのも今は昔。

今や、8チャンネルなんかなくてもいーんじゃねぇの? みたいな感じだし、4、6、5も1つにまとめちゃえば?!みたいな感じ。知らんけど。僕はテレビを1時間みたら、2時間は多く勉強しないと馬鹿になるよ、と教わった側なので、微妙な立ち位置です。

シンプルに言えば、「民放」は「スポンサーありき」なのだから、盲信しちゃダメに決まってるじゃん!ってことだし、その民放が多いってことは、それだけエクスプロイテーション番組が多いってことだし、医者を先生と崇める必要がなく、アメリカのように「サービスを受けている客」気分になっていい筈だし、テレビも「テレビで言ってたよ」なんてものを権威に受け止める必要も皆無。

大事なニュースよりも、チャンネルを変えられそうにないニュースの方が優先されがち。要は人の興味につけ込むだけの搾取プログラム。
ドイツのメルケル首相が「戦争ではない。我々の人間性が問われているのだ」の話はもっと詳しく知りたいけど、あんまやってくれず(数字にならんのでしょうか)、交通事故のドライブレコーダが偶然録画した、小さな交通事故で子猫が救われた映像をCM跨ぎで出すwww

それは、そういうのが好きな視聴者が悪いのではないのでね。ただ視聴者は、所詮民放が言ってる事だから、と冷静に受け止める必要がある。鵜呑みこそ愚かな事はない。それがテレビです。特にテレビね。

市長は続けます。

こうした不満の背景は報道機関が多くの国民が自粛を守っている国民性を報じず、一部の守らない人を一生懸命報道する姿勢も影響しています。成人式の報道に似ていますね。成人式は多くの新成人は問題ない行動をしていますが、マスコミが荒れている若者を探し出し、ネタとして消費しています。そして世の大人がそうした若者の振る舞いを見て、「若い連中はしょうがねえなあ」と批判し、優越感に浸るという毎年の風物詩です。

自粛を守っていない報道も同じです。世の多くの人が自粛を守っているために、自粛を守っていない人たちに対して、罪悪感を感じず、遠慮なく叩き、優越感に浸り、人々が共感を感じることができる、その深層心理をメディアは利用し、視聴率やアクセス数を稼ぐことのできるコンテンツとして利用しているのです。
心理学からも、自粛を守っていない人をいくら報じても自粛を守らない人は行動を止めません。むしろ「守っているのはバカらしい」「守っていない人がいるなら私も」という心理を誘発しますし、それよりも自粛を守っている人達を報道し、データとともに「みんな守っているよ」と報道することの方が結果が出ます。

例えも上手で、説得力がある。なのに、攻撃的な口調にならず、それでいて、ぴしゃりと打ちのめしてる素敵な文章。

いや、実際、テレビの人たちは解ってやってますからね。確信犯ですから。騒いで政府を悪者にしてあら探しをし続ける事でしょう。

僕、親の夕飯を届けに吉祥寺に行きますが、「吉祥寺は人が多い」と言われているけど、確かに新宿よりは多いよ。渋谷よりは。ただ、人が住んでない所と住んでる所の違いなんじゃねぇの? 俺、仕事で新宿経由で狛江に行ったけど、世田谷区に入った途端にスーパーだとか歩道に人が多くいてビックリしたよ。

単純に、家にいるから、新宿にいないだけで、家にいるから、地元のスーパーに行っちゃうってだけ。それを同じ中央線ってだけで、吉祥寺を悪者にしたいのか、

カメラやってる人なら解るけど、望遠で遠くから撮れば、人が沢山いるように見える。そんな映像ばかりを見てため息よねぇ。つまり、事実を超事実にしちゃうってのも民放の技術なり。ネットよりも、テレビのリテラシーが必要ですよ、まずは何しろね。

お前らは何も自粛してねぇじゃねぇかよ!と言ってますよ。

市長はこう結びます。

残念ながら報道機関は緊急事態宣言でも殆ど自粛していません。テレビカメラをどこにでも持っていき、自由に取材しています。給料も減りませんし、むしろ自宅にいる人が増え、視聴率も上がっているでしょう。
それが悪いと言っているのではありません。立場と構造上、「この危機が長引いても問題ない」側に立ってしまうのです。
報道機関の姿勢が問われますし、何より受け手の私たちが問われていると言えます。

色々辛辣な事を言いながらも、ちゃんと「受けての私たちが問われている」と自分たちの責任として締めくくる。美しいまとめ。最も説得力のある辛辣意見。お見事です。

岡田晴恵=麻原彰晃、玉川徹=上祐史浩

小林よしのりのブログに「羽鳥モーニングショーはオウム真理教の洗脳ビデオそっくりだな」と書いている。

このように外連味溢れる講義や反駁もエンタメとして素晴らしいが、それでも千葉市長の言葉にはシャッポを脱ぐ。

まとめ

有事は、テレビを見過ぎるとお腹壊すよ。

参考)千葉市長の言葉
参考)小林よしのりのブログ

投稿者:

宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。