李文亮先生は、どうして罰せられねばならなかったのか?
やるかやらないかどちらか
どう考えても不愉快な話で、騒ぎすぎると問題視されるから、大事な事も、「冷静に伝えなければならない」のだろうか?
いよいよもって意味不明。香港で追悼集会。色々な点で悔しくて仕方ない。憤懣やるかたない。それがアジア人全員の意見じゃないかな。
ついに五輪も危うくなってきた。「やるか、やらないかのどちらかだ」と延期を否定。期限は5月末と言われた。あれは個人の意見で、IOCの公式意見ではない、と橋本大臣。だが、古参のIOC委員で40年以上五輪に携わるプロ中のプロ。あの人こそが、脅しているようにみえて「中止」は避けたい人に違いない。
ノロウィルスでいつぞやの五輪も大ピンチだった。病は健康的なスポーツの祭典では天敵と言える。病と(ウィルスと)戦い続けた歴史が連綿と続く。今回もか。
これまでの経過
李先生逝去までの経過はたったこれだけだ。合掌。
2019年12月1日、感染源とみられる武漢市の華南水産卸売市場に出入りしていない肺炎患者を武漢市金銀潭医院が発見していた(2020年1月24日に同病院胸部外科の首席医師が医学誌ランセットで発表)
12月8日、武漢市が新型肺炎患者を報告
12月30日、武漢市衛生健康委員会が2つの文書で新型肺炎患者が華南水産卸売市場で見つかったため、医療施設はリアルタイムで患者数を把握して治療に当たり報告するよう指示
・李文亮医師がメッセンジャーアプリのウィーチャット・グループで同級生の医師ら約150人と患者の診断報告書を共有し、「華南水産卸売市場で7人のSARS(重症急性呼吸器症候群)患者を確認」と発信して治療に当たる際、注意するよう呼びかける。後に新型コロナウイルス肺炎と判明
12月31日、武漢市衛生健康委員会が「人から人への感染はまだ見つかっていない。医療関係者への感染はない。病原体の検出と感染の原因の調査は継続中」と発表
・中国が世界保健機関(WHO)に武漢市で新型肺炎が発生していることを報告
2020年1月1日、華南水産卸売市場を閉鎖
・武漢市公安当局が「ネット上に事実でない情報を公表した」として李文亮医師ら8人を処罰したと発表
1月5日、中国当局がSARS再流行の可能性を否定
1月7日、WHOによると、中国当局が新型ウイルスを検出。新型コロナウイルス(2019-nCoV)と名付けられる
1月9日、中国疾病予防管理センター(CDC)が新型コロナウイルスの全ゲノム配列決定を公表
・中国国営中央テレビ(CCTV)が武漢市で新型コロナウイルスが確認されたと報じた
1月10日、李文亮医師が咳き込み始める
1月11日、中国当局は初の死者(61)を発表。華南水産卸売市場で買い物をしていた男性で、1月9日に死亡
・李文亮医師が発熱
1月12日、李文亮医師が入院
1月13日、WHOがタイで女性の感染者を報告。中国国外では初の感染者で、武漢市からやって来た
1月14日、WHOが記者会見で、武漢市で新型コロナウイルスが検出されたと認定
1月15日、日本で武漢市滞在歴がある肺炎患者から新型コロナウイルスを確認。日本国内1例目。6日に受診した際、報告あり
1月16日、武漢市で2人目の死者
1月17日、アメリカの3つの空港で武漢市から到着した乗客のスクリーニングを開始
1月19日、SARSが流行した当時、広東省で広州市呼吸器疾病研究所の所長を務めていた鐘南山氏(83)が新型コロナウイルス専門家チームのリーダーになり、武漢市金銀潭医院を訪れる。武漢市疾病予防管理センター(CDC)も状況を把握し、国家衛生健康委員会が緊急会合
1月20日、鐘南山氏が「現在の統計によると、新型コロナウイルス肺炎は確実に人から人に感染している」と発言し、皆が初めて新型コロナウイルス肺炎の深刻さに気付く
・中国で3人目の死者。鍾南山氏が国営中央テレビのインタビューで「人から人に感染していることは間違いない」との見解を示す
1月22日、WHOが新型コロナウイルス肺炎の流行で初の緊急委員会(23日も継続)。「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」との結論には至らず。委員間で意見が対立
・中国で死者が17人に
1月23日、1100万人都市の武漢市を閉鎖。中国当局が中国で最も大切な祝日、春節(旧正月)の関連イベントを中止
・WHOが中国国外では人から人への感染を認める証拠がないと発表
1月24日、中国が武漢市で1000床の臨時病院の建設開始
・日本に旅行で訪れた武漢市在住の40代男性の感染確認。日本で2例目
1月25日、湖北省で集団隔離された都市の人口は合わせて5600万人に
1月26日、WHOが新型コロナウイルスのリスクを「穏健」ではなく「高い」と変更
1月28日、中国の習近平国家主席とWHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長が北京で会談
1月30日、WHOが緊急事態宣言
2月1日、李文亮医師がミニブログサイト新浪微博で新型コロナウイルス肺炎と診断されたことを明らかにする
2月2日、フィリピンで死者。武漢市から来た男性で、中国国外では初の死者
2月4日、人民日報が「中国共産党政治局常務委員会が3日の会議で明らかになった欠点や不足への対処能力を高めることを確認した」と伝える
2月7日、李文亮医師が死去
・日本の横浜港で隔離されているクルーズ船で41人の感染者
さようなら李先生
李文亮先生は勇敢で正しかった。無念でしょう。無念で仕方ないでしょう。34歳。
結婚式を延期し治療に当っていた武漢の彭銀華医師(29)が死去。恋人の理解を得て昼夜兼行で働く彭氏は同僚に「私は若いので大丈夫。家族の多い人を休ませて」と休む事を固辞。李文亮医師に続く“烈士”。日本でも厚労省、自衛隊の現場の踏ん張りは凄い。幹部は今こそ原点に戻れ。https://t.co/oB4CpIMKW0
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) February 21, 2020
武漢はジャングルのように「叫び声」が轟く。怖い。↓
武漢は既に封鎖から一カ月余り経ちました。
夜になると家々からこのような叫び声が響き渡ります。
日本がこうならないことを祈るしかありません。
以下引用です。前两天李文亮离世时,还喊的有模有样,现在只剩下乱喊了,国人真的善于逃避
— weihnachten (@weihnachten1996) February 23, 2020
↓第二第三の「李先生」が……?
武漢からネットで現地の様子を発信していた中国人2人が行方不明に。北京の弁護士・陳秋実氏と武漢の方斌氏。病院の様子や死亡した患者の遺族らを取材し「これは人災だ」と訴えていた。李文亮医師も一時拘束されたように、情報統制に権力を使う中国共産党。無事でいて欲しい。https://t.co/GswYGHaJhE
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) February 17, 2020
61人の国際的な学者たちが、中国の習近平国家主席宛ての公開声明で、中国人に言論の自由を与えるよう呼びかけた.
書簡は、李文亮医師が新型コロナウイルス感染症の流行に早期に警鐘を鳴らしたものの、当局に情報統制され、李医師も肺炎で死亡したと述べた#習近平 #李文亮https://t.co/0HcCz8gogl— 大紀元時報 エポックタイムズ・ジャパン (@epochtimes_jp) February 26, 2020
↓拘束して、「雑音」を消そうとしている?!
武漢で僅か5分で8体もの遺体袋を焼却場に運ばれてく様子
身の危険がありながら勇敢に取材動画にUPした
方氏が拘束
先日亡くなった李文亮さんもデマを流したとして拘束
当局がデマとして逮捕するのは=真実
情報を隠蔽しています。ch〇naは方さんを直ちに開放して下さい pic.twitter.com/Vc3DBNAT5H— 太田誠 (@ootamakoto1) February 24, 2020
↓岩田先生が動画削除?!
岩田先生の動画は削除されました。。。日本は一体何を隠したいのか?オリンピックのためなのかな?
同じミスを繰り返して、このまま日本は武漢のようになるもおかしくない。
「健全な社会に必要なのは様々な声だ」。李文亮医師の言葉を、よく覚えておけ。 https://t.co/XN0fi6zPFI— Maboroshi (@Aozoraninoboru) February 20, 2020
↓オナニーは常に体を傷付け……
【代议制民主议会の绝景】
议长:“议会开始!大家發言時請注意發言質量,影響到大家政治形象。”
众人:“好的。”
结果:从《论代议制民主如何普及华夏大地》到《pornhub在华业务线上推广参考》到《Jav第一》。
得出结论:“红颜多祸水,手淫总伤身,意淫终损脑,建国先戒撸。”#李文亮 #明白 pic.twitter.com/xLnUj2Z60H— 人血馒头BOT (@Chileguanhao) February 21, 2020
朝日新聞より
ひとりの医師が死んだ。
湖北省武漢市の病院で働く李文亮さん(33)は、隔離された患者の存在を昨年末にSNSで伝えた。「デマ」と当局から批判されたまま、コロナウイルスに感染して亡くなった。「健全な社会の声は一つであるべきではない」という言葉を残して。
ひとりの記者が消えた。
武漢市に高速鉄道で乗り込み、取材を続けていたジャーナリストで弁護士の陳秋実さん(34)が行方不明だ。中国では認められていないが、独立した市民記者として、病院や葬儀場で撮影した動画を解説しながらインターネットを通じて伝えていた。「記者は現場に入るものだ」と。
ひとりの活動家がまた、捕らえられた。
許志永さん(46)。2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)を機に広がった市民運動の旗手だった。人権や民主を訴えた活動で何年も捕らえられた。釈放から約2年が過ぎた今月、新型肺炎への対応を批判して習近平(シーチンピン)国家主席に退任を求めた。「悪人ではないが、政治家にあるべき賢さがない」。そして、消息が途絶えた。
ひとりの大学教授が軟禁された。
「憤怒する人々はもう恐れない」。そんな文章をインターネットに発表した清華大学教授の許章潤さん(57)の自宅前に、監視がついた。「最初は口を閉ざして真実を隠し、続いて責任を逃れ、感染拡大を防ぐ機会を逸した」と政権を糾弾したからだ。
それでも、500人超の知識人が公開書簡で続いた。李医師の名誉回復と言論の自由を強く求めている。SNSのアカウントを当局から繰り返し閉鎖されながらも。
◇
これに対して、中国共産党中央宣伝部は300人の記者を湖北省に投入するという。感動的で前向きなニュースを紡ぎ、世論を「正しく導く」ためだ。現場の人々の善意や頑張りまでも、権力は動員し、体制を支える物語として回収していく。
国家が事実とウソの線を引く中国で、ロシアのノーベル賞作家、故ソルジェニーツィンがよみがえっている。「収容所群島」などでソ連の全体主義による民衆への抑圧を告発した彼の言葉として、中国のネットをさまよう詩を見つけた。ロシアに伝わるアネクドート(風刺小話)が、ソルジェニーツィンの名を借りて拡散しているのかもしれない。
我々は彼らのウソを知っている
彼らも 彼ら自身がウソをついていることを知っている
彼らは 我々が彼らのウソを知っていることを知っている
我々も知っている 彼らは我々が彼らのウソを知ることを知っていることを
それでも彼らはウソをつき続ける
恐ろしさがすぐ解る動画
コロナウイルスの恐ろしさがわかる動画 pic.twitter.com/MMOjIHsdb1
— 最多情報局 (@tyomateee) February 26, 2020