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御岳山に登るというより七代の滝へ下り足がパンパンになるけどパンパンガールにはならないです、足だし。

ソロ登山に行ってきました。東京都の山。御岳山。

ケーブルカー

青梅に行くには、どうしても大泉から関越自動車道に乗って鶴ヶ島から圏央道を下って行きたくなる。下道だと新青梅街道をひた走るんだけど、それについてはいい思い出がないので。で、お金がかかっちゃうけど、関越+圏央道で青梅に行く。で、下道で京王ケーブルカー「滝本駅」に到着。ここに有料駐車場があるので、そこに車を駐めてケーブルカーに乗る。往復切符を購入したが、今となっては帰りはダラダラ歩いて帰ってきても良かったような気もする。

滝本駅。ってケーブルカーのね。ケーブルカーってほら、斜めになってるヤツ。6分の乗車。

で、乗る。
ケーブルカー。

6分ほどで到着。そっかぁ。青梅ってこんなに山があるのかぁと改めて感動する。
ケーブルカーの時刻表。着いたら、時間をなんとなく見ておいた方がいいかも。

神社

で、民家の中を歩いて神社へ向かう。神社が御岳山の頂上らしい。ふむふむ。やっぱ舗装された所を歩くのだね。そしてやっぱり階段を上って頂上ってことね。なんて思いつつ、元より御岳山ハイキング(風登山)は、この頂上に行く事が目的ではないことは、知っているので、界隈を歩いて自然に触れ合う事にしよう。

急な下りをズンズン降りて行って、「七代の滝」って所に向かう。もの凄く急な下りなので、グルッと回って、これを最後にしたら、もうヘトヘトになるのが目に見えていたので、先に下った。

七代の滝

ズンズン降りると少しずつ、滝の音が下から近づいてくる。え。そんなに下なの? と思いつつ、でもまぁ、下るのは急でも、ここで急な下りを経験すれば、登るのは緩やかでいいんじゃね?と思って、ガンガン下る。下りでこんなに疲れるのかってぐらいいつまでも下り続ける。

これ、丁寧に進まないと足首グキとかやっちゃうと、大変だよね。捻挫したら登山てアウトだよな。そんなことを思いながらゆっくり進む。一人登山だとどんだけモタモタしてても気兼ねないから良い感じ。

だが、滝についたらかなりショボい。

七代の滝。下りまくって辿り着くショボい滝。苦労が報われない滝。ガッカリ滝ナンバーワン!←言い過ぎ

え。これだけ? なんて思いつつ。まぁ、仕方ない。名前が付いているからといって、ちゃんとした滝だと思ったら大間違いだぞ、そんなことを学習しました。とほほ。

まぁ、でも、滝を見たことだし、あとは、緩やかに登るだけでいいんでしょ? だって、急な下りをもの凄い角度でおり続けてきたものねぇ。あとはゆっくりなんでしょ?と思いきや、回りを見ても、道がない。

えっ?!

行き止まりなんじゃね? この滝。もしかして、来た道戻るの??? うげげげっ! つまり、おいら、道を間違ったってこと? これ七代の滝じゃないのけ?? うええええっ?! と慌てた。

が、写真にもあるように「七代の滝」だ。ふむ。じゃあ、どうやって帰るのさ?

ん? あれ。

あれは何だ???

滝の脇に、はしごがある。はしごのような階段のような。なんだろ、ヘリコプターから縄ばしごがだらんと垂れ下がっているような感じで細い階段のようなはしごがある。

もしや???

土わーんっ!

こ、こ、これを登れっていうのかぁあああああっ?! 登るっていう字が「昇る」って事だ、多分。登山じゃないよ、昇降だおっ。えええっ?!

まぁ、仕方ない。昇ろう。ひとつはしごを昇るとそれだけでヘトヘトになる。え、まだあんの? ま二つぐらいなら大丈夫だろう。うんしょ。こらしょ。

ふー。

え。

まだあんの? まあ、頑張ろう。もはや行くしかないのだから。うんこらしょ。よっこいしょ。ふー。いよいよ足が痛い。息が上がる。ダメだ。大変だ。上がると。

また、え。まだまだ上に続く。この急角度なはしごのような階段が。どわあああああ。もう無理~。

この解らずに進む「初めての登山」というのはホントにキツイ。そんなぁ~と嘆きたくなる。

もうダメだ。とそこで座って一休止。ふー。老人が追い抜いていく。

「こんにちはぁ」

と一旦元気に声をかける。「ごんぢぁ~」と力ない返事。そりゃそうだ。このはしご階段を上り続ければ、辛いに違いない。そもそも、落ちれば死ぬだろうしな。ここは丁寧に行くべきだ。怖いけど。というか怖いからこそ。

僕は、座ってしばらく休む。もう既に足が痛い。どんだけ運動不足なんだあたしゃ。で、ポケットに忍ばせた車から持ってきた「タブレット」を舐める。この二粒でかなり元気を取り戻す。やはり糖分だな。

で、またいくつかのはしご階段を上り、天狗岩に到着。うぐぐ。

途中、揺れる橋を渡りつつ進む。

天狗岩というのは、天狗の鼻のようにニョキッと突き出しているからか? そのようだ。勃起したイチモツみたいね。
天狗岩

で、そこからふらふら歩いてロックガーデンに進む。

ロックガーデン

ここで、まさに生き返る。こんな素敵なルートが待っていようとは。そうかぁ。ここを歩く為には、あの谷底に行かねばならないのかぁ。そうだよなぁ。

ロックガーデンとは、岩園。岩が沢山ある川のほとりをずっと歩く全てが木陰の素敵なエリア。ずーっと川沿いを歩くので、ホントに気持ちいい。ああ、素敵。なんて素敵。写真撮影しているおじさんとすれ違う時に感じるおじさんの加齢臭が、この世の中で最も臭い匂いなのではないか?と感じるぐらい、素敵なマイナスイオンシャワー(よくわかってないけど)。


ロックガーデン。

せせらぎが気持ち良い。

川が癒やしてくれる。

川が綺麗でね。

勿論、これらは、GR3で撮影したものであって、ポケットに忍ばせて歩いたんだけど、これだけ綺麗な景色を見ると、一眼レフを持ち歩きたくはなったよ。

あー、これ、マクロで撮りたかったなぁ。

とか、

あー、滝をシャッタースピード優先で撮ればお馴染みの滝写真が撮れたねぇ。

とか思ってはいた。だが、そんなの今だからこそ言える話であって、七代の滝の前後の下りと上り(はしご)で痛めつけられた足(+ハート)では、GR3さえ邪魔臭かったワケだからね(なんだかなぁ)。

緑が美しい。

ロックガーデンを進むと休憩所があって、そこのテーブルで家族連れとかがご飯を食べてる。オシッコするトイレもあるけど、虫が多くてチンコが不安。大丈夫だったけど。

で、綾広の滝に来て、

綾広の滝

「なんだよ、こっちの方が滝っぽいじゃん」

と思ったりしつつ(涙)、あとは、現地の地図によると「登山道」ではなく、「遊歩道」なのか?という、違いのよくわからないカテゴリーの道を歩みつつ、

天狗の腰掛け杉

そして、

遊歩道?登山道?

大きな杉の木に到着。これが「天狗の腰掛け杉」というそうな。ふむふむ。

大体、この辺りは杉が多い。花粉症童貞なので、よくわかってないがきっとそうだろう。で、この杉は大きくねじ曲がった部分があって、そこに「腰掛け」られるイメージでそう名付けられたようだ。

天狗の腰掛け

これが腰掛ける部分ね。

で、更に、緩やかな坂を登って、歩いて行くと、少しずつ視界が開けてくる。太陽が見えて来る。それまでは完全に遮光されてる環境の中にいたので、本当に気分が良かった。とはいえまだこの時期なので、動いた分の汗しかかいてないけどね。
自分にピントが合わない自撮り。まぁGR3は自撮り用じゃねえっつの。

木々のざわめき。

空が見えて来る。

使えない便所。

東屋に戻る。ふー。

で、グルッと回って、急坂を下る直前の分岐点に戻る。ここでようやく一息ついて、椅子に座って綺麗な空を見ながら、ファミマで買ったミックスサンドを食べる。お昼どき。概ね90分ぐらい歩いたような。

で、帰る

そんでもって、そこからは来た道を戻って帰る。

空が見えてきた。

苔ファンには堪らない場所だと思う。

帰り際に、なんと乳母車を押して登ってくる人を発見。うぎゃーっ?! なんだそりゃっ?! あとで知った事だが、アニメ「君の名は」の聖地らしい。まるで知らんけど。見た事ないし。見る予定もないし。(番組では何度もゼンゼンゼンセー♪使ってるけど)

ケーブルカー駅につくと、丁度、発車した直後だった。とほほ。

まぁ、そういったワケで、先ほど、降りた時に「なんとなく時間を見ておいた方がいいよ」と書いたのであります。むぐぐ。

(ケーブル)駅前広場は風情があるし、広い。まぁ広場だからな。

ちなみに、俺は鰺ですTシャツで行きました。こんなのを撮るぐらい時間を持てあます僕。

で、ケーブルに乗る為に、下って。
田部井淳子の言葉。彼女は、女性として「世界で初めて」エベレスト及び世界七大陸最高峰到達の記録を持つ。福島県三春出身。

可愛いポスト。

で、ケーブル駅に戻る途中で、自家製わらび餅を食べて。
亀屋の自家製わらび餅。美味。お茶も美味かったなぁ。

この辺りでは、色々な事が満たされている。

で、滝本駅に到着して。駅に売ってる「わさび」を購入して(安いっ!)、車で移動して、河辺駅近くの温泉に浸かり、韓国アカスリのオバチャンの乱暴なプレイにハラハラし(濡れ手拭いだけで保護してるイチモツぎりぎりの所を素早く動くのでイチモツにガツンとあたるんじゃないかと不安で仕方なかった)、そっから更にあきる野市まで足を伸ばして、「ラ・ペコラネーラ」にパスタを食べてから帰りました。とさ。
ラ・ペコラネーラ


ケーブルカー駅は、他の山も色々行けるターミナル地点のようだ。八重山諸島のどこにでも通じる石垣港のような感じ?

ラ・ペコラネーラのアンティパスティ。

ラ・ペコラネーラ。魚、エビのグリル。うんめー!

河辺駅前は丸いターミナル。なんじゃこりゃっ?!(河辺駅近くの梅の湯への連絡通路からの眺め)

まとめ

川はとても気持ちいい。山に登るよりは川で遊ぶ感覚の登山(下山)。それにしても最初の七代の滝でガッカリしつつ、尚且つ「行き止まりか?」の不安からの脱却はジャンプアップの好印象へと変化して。結局、嗚呼またここ来たいなと思う、そんな御岳山。宿泊施設も沢山あって、ビックリ。昔から(つまり「君の名は」の聖地化以前から)登山としての人気エリアだったのね。なんかパワースポットの塊とか言われてるらしいし(その辺興味なし)。

靴を買おうと思った。
バンドエイド持ち歩かないとダメだと痛感。
ティッシュを車に忘れてしまった。
二度目ならば一眼レフ持っていってもいいかなぁ。

この登山の事は、近々「宮川賢のまつぼっくり王国」にて喋って居るのだけれど、正直言うと、それは「二度目」なのであります。なんと、一度喋り終えて「ふー、終わった、帰ろう」と思ったら、録音がスタートしていなかったという残念な事態。えーっ?! 二度喋ると、当然中身も変わるし、なんだかなぁ~な録音でした。関係ないけど、芝居の稽古ガッツリ始まる前にこういうことをしておいて良かったぜ。

そして、日曜日は、いよいよ「大塚カル~クAfternoon」トークライブです。ちなみにこういう所に繰り出したってことは、映像の制作が完了したからなのであって、秩父ツーリングも御岳山登山も日曜日のトークライブの映像には登場しませんっ!じゃあ何かって? えっへっへ(秘密)。

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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。