出版社の矜持は?
これはひどい!私なんかが言っても、見城氏は痛くも痒くもないだろうけど、言わずにはいられない。ひどい‼︎→幻冬舎・見城社長の「部数さらし」ツイートに作家から集中砲火 「完全に一線越えてる」(毎日新聞) https://t.co/XFMBW3w9SY
— Shoko Egawa (@amneris84) 2019年5月17日
東スポでも語ってる。
「多様な言論より稼ぐ著者、表現の自由より金になる商品が大事。出版社としての矜持はどこへ?」と幻冬舎に問いかけ、同社の姿勢に疑問を呈した。
以下は毎日新聞。
作家の津原泰水(やすみ)さん(54)が、ツイッターに幻冬舎のベストセラー「日本国紀」への批判を投稿したことで、同社から刊行予定だった文庫本の出版が取りやめになったと訴えている問題で、幻冬舎側の「文庫化を一方的に中止した事実はない」という主張に対し、津原さんが「なんでそんなうそをつくのか」と反論した。自身のツイッターで、同社の担当編集者から送られたという「(文庫化は)諦めざるを得ない」などと書かれたメールの画像を公開。毎日新聞の取材に、出版中止までの経緯を詳細に説明した。
作家の津原泰水さんが百田「日本国紀」を批判投稿したらしく、それにより、津原さん作品の文庫化の話が流れた。批判が原因だと本人は言う。
それに対して、幻冬舎の社長の見城徹が、凄い投稿をツイッターでかました。
津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版をちゅうちょしましたが担当者の熱い想いに負けてOKを出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。2冊目が今回の本で僕や営業局の反対を押し切ってまたもや担当者が頑張りました。実売1800でしたが、担当者の心意気に賭けて文庫化も決断しました(既に消されているツイート)
ぎゃー。部数晒されて、たいへん。これに色んな作家や識者が怒り心頭。そりゃそうだ。
佐藤浩市
映画「空母いぶき」で総理を演じる佐藤浩市のインタビューに腹を立てた百田センセ。
(佐藤浩市)最初は絶対やりたくないと思いました(笑い)。体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代にある」と発言。首相像を「ストレスに弱く、すぐにおなかを下す設定にしてもらった。
これに、応えた百田センセ。
三流役者が、えらそうに!人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者」などとツイート。その後「もし今後、私の小説が映画化されることがあっても、佐藤浩市だけはNG
で、それに対して、ラサール石井が。
佐藤浩市のどこが三流なのか。役者の何を知ってるのか。自分の意に沿わないと三流?」と佐藤を援護射撃。「今後映画化されるほどの小説がまだ書けると確信してる。何様?
と絡んで来る。
ここまで書いて思う事
ここまで書いてみて思うのは、どーでもいいやって事だ。まず、俳優のインタビューもそれに怒るのもどうでもいい。更にそれに怒るのもどうでもいいし、守るのもどうでもいい。色んな人の色んな意見があるので、意見交換しあっていきましょう!(声高)
でいいと思う(鼻ほじりながら)。
ただ、少しだけ気になるのは、見城徹だ。反省してツイート削除してるけど、商売ありきを全面に押し出してイメージ損失莫大。
太田出版に投げた「少年A」の手記も元は幻冬舎だった。出版界のAV事務所みたいな感じ。
個人的に僕は元々幻冬舎が好きではなく、読みたいなぁと思った本も幻冬舎だと買わないぐらいアレルギーなので(詳しくは書かない)、今回の事も驚かない。ただ、僕に出版社の好き嫌いがあることは別にしても、
津原さんの百田さん批判も、あんまよくわかんない話で。要は妬みがあるから言うワケでしょ。羨ましいから言うワケだよね。それがそもそもよくないのかな。なんとなく。
貶したい人
確かに、何かを貶したい人はいる。そして、貶さなければやってられないぐらい、しょーもないものに腹立つ事もある。貶したくなるものもある。不愉快で仕方なくてね。
でも、基本的に表現してる側は「貶される立場」でもあり、ネットで貶されたり謂われのない文句を書かれる・・・というより、書かせて差し上げる所までが仕事の範囲内なので、貶されても仕方ない。気もする。
個人的には凄いなぁそのバイタリティって思う。
高須クリニックのかっちゃん先生も、見逃せないタイプの人でしょう? 無視してりゃーいいものを敢えて噛みつきに行く。
百田センセも然り。思う壺なのに。我慢出来ないんだね。
金持ちなんだから、そろそろ金持ち喧嘩せずを覚えて欲しい。
という駄洒落で言うならば、今日目を疑ったのは、「ドリンクウォーター選手が『飲酒』で捕まった」ニュース。水じゃねーのかよっ!
以下「サッカーキング」。
4月8日、ドリンクウォーターが運転するレンジローバーがチェシャー州で追突事故を起こした。その後、飲酒運転が発覚し、同選手は逮捕される事態に。イングランドの飲酒運転の限度は、100ml中のアルコールレベルが35マイクログラムなのに対し、事件当時のドリンクウォーターからは87マイクログラムが検出された。ドリンクウォーター自身も飲酒を認め、20カ月の運転禁止処分と70時間の地域奉仕活動を科せられた。
なんだそれ。笑
祈ってないで届けるための方法を死ぬ気で考えて必死で実行すればいいのに。 https://t.co/JwEmd38JOo— 箕輪厚介(アジア進出)死ぬこと以外かすり傷 (@minowanowa) 2019年5月16日
見城さん、出版社のトップとして、これはないよ。本が売れなかったら「あなたの本は売れないからうちでは扱わない」と当人にいえばいいだけ。それで文句をいう著者はいない。でも「個人情報」を晒して「この人の本は売れませんよ」と触れ回るなんて作家に最低限のリスペクトがあるとできないはずだが。 https://t.co/GHxSmVAMK3
— 高橋源一郎 (@takagengen) 2019年5月16日
ツイッターで、幻冬舎を批判する人は、ちゃんと「幻冬舎」と書くのに、擁護する人はほとんどが「幻冬社」なのが、おかしい。本を読んでないのだろう。
— 中川右介 (@NakagawaYusuke) 2019年5月16日
津原泰水さんの作品集『11 eleven』(河出文庫)は重版もかさねて好評発売中。名編ぞろいの収録作ですが、とりわけ「五色の舟」はオールタイム・ベストSF国内短篇部門第1位に輝いた傑作で、近藤ようこさんによる漫画版は文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞しています。 https://t.co/d1rp1NVsjc
— 河出文庫 (@kawade_bunko) 2019年5月16日
幻冬舎の見城徹社長が百田直樹を批判した津原泰水さんの著書の実売部数を「この人の本は売れてませーん」とばかりに晒した件だけど、単に「売れている本は良い本、売れていない本は悪い本」であるのなら、1945年の敗戦までに1200万部売れたヒトラーの我が闘争は良書だったのかよと甚だ疑問に思う。
— 大神ひろし (@ppsh41_1945) 2019年5月17日
津原泰水さんの『11 eleven』は担当が社内に「最高。読んで」とゲラを配り読んだ者から順に「なにこれ最高」と夢中になり、売り方を工夫するのすら忘れ書店さんに熱狂的に感想を語り読ませまくったただけなのに売れたし評価もついてきたという美しくいい思い出しかない本ですhttps://t.co/GCxse83TEh
— 河出書房新社 (@Kawade_shobo) 2019年5月16日
確認ですが、誰に対して謝っておられるんですか? https://t.co/qAzA6ymZj7
— 津原泰水=やすみ (@tsuharayasumi) 2019年5月17日