なんだか、そうした方がよさそうな「ムームーDNS」設定だが、本当に「そうした方が良いのか?」が気になって調べて見た。
ムームードメイン
そもそも、独自ドメインをムームードメインにて取得している場合の話なので、それ以外の人は、関係ないし、そうする必要もない(し、出来ないと思う)。
DNS設定
DNS設定ってヤツは、そもそも……。
何の略かというと「ドメイン・ネーム・システム」。
何をしているかというと、元々のIPアドレス、例えば「182.156.1.1」みたいなヤツね、これを「miyacolor.info」などの、取得した独自ドメインと結びつけるもの。
つまり、ネットでブラウザ開いた人がURLに「https://miyacolor.info」って入力したら、これに(DNS設定で)紐付けられているIPアドレス(例えば182.165.1.1とか)に行くんだよ!と結びつけてくれるワケね。その設定。

DNSサーバの種類
で、サーバーには2種類ある。
種類 | 特徴 |
キャッシュDNSサーバー | インターネットに接続する端末が名前解決をするために問い合わせるDNSサーバー |
権威DNSサーバー (コンテンツサーバ) | 「ドメイン名(ホスト名)とIPアドレスとのゾーン情報(変換表)」を回答するDNSサーバー |
設定の仕方
今や、それほど不親切な「レンタルサーバー」や「ドメイン取得サイト」はないので、
その二つをよくみれば「あ、ここで設定すればいいのだな?」とか解る筈。
で、ドメイン取得した所で、ネームサーバー1と、ネームサーバー2をコピーして、レンタルサーバーでその独自ドメインの管理画面とかで入力する。例えば、
dns0.heteml.jp
とかね。で、ムームードメインとかだと、同じ会社がやってるレンタルサーバーだと連携していて、設定が楽。
ムームードメインの場合
ムームードメインの場合は、
- ロリポップレンタルサーバー
- ヘテムルレンタルサーバー
- カラーミーショッププロ
- グーペ
等と連携している。ので、ムームードメインで独自ドメインを取得して、ヘテムルでそのドメインを使ってサイトを展開するとなると、この「連携」が役立つ。まぁちょっと指定すればいいだけなので、造作ないけれど、苦手な人には楽勝で良いよね。
ムームードメインの方で「ヘテムル」と結びつくように設定するのがとても楽。で解りやすい。

こんな具合。サービスを「hetemlのネームサーバ」に設定すればヨロシ。
ムームーDNSとは?
で。ムームーDNSってのは、何?って話なんだけれど、どうやら、このムームードメインと連携しているサービスをまとめて(複数)使えるようになるサービスのようだ。
つまり、そのネームサーバ設定にしておけば、レンタルサーバーでも、カラーミーショッププロでも、楽チンって事のようす。
じゃあ、やった方が良さそうだね?
と思えなくもない。けれど、僕はやめておくことにした。
まぁ、このGMOグループに恨みもないし(感謝こそあれ)、嫌いじゃないけど、この「傘下」から抜け出しづらくなるのも厄介なので、ちゃんと自分で「ネームサーバ」の設定が出来るようにしておこう、と思うのでね。
要はドコモユーザーを引き留める為に、dカードがあって、dポイントがあって、なんだかそれがあるから「UQモバイルとかには行かない方が良いんじゃないかしら?]と思わせているだけで、その実「ポイントがどれだけ入ろうがそっちの方が高いじゃんか!」ってのを感覚的に麻痺させて、ドコモユーザーとして飼い殺しされてしまうような感覚に近いので少々嫌だなぁと。
つまり、ムームードメインだけで一生貫くワケでもないし、お名前.comだって使ってたし、GMOが潰れてなくなるかもしれないし、とか思うとムームーDNSはやめておいてみよう。という結論です。気が変わるかもしれないけれど、手拍子でやりそうになったが、念のため気になって調べて見たら、そういう結果とあいなった(今はね)。
うちの会社では、ヘテムルもロリポップもカラーミーショッププロも使っているけれど、それでも連携を楽にする「ムームーDNS」はやめておこう。いや、あくまでなんとなくなんだけどさ。
もはやドコモに拘泥してないで格安にガンガン変えていけばいいし、そういう世の中だよね。それにより極わずかながら残っている携帯メールアドレスでしかやりとりしていない知人とかとの関係の為だけになんとなく捨てづらいのは無駄だ。
人間関係もドンドン断捨離していって良いんじゃないかな。そしてその方が格安になるしね。つまり、繋がりを持たされそうなものは極力排除していこう。
店員「会員カードお持ちですかぁ? お作りしますかぁ? 今なら●●ポイントが付与しているので大変お得で……」
自分「けっこうですっ!」
これだ。うむ。