小学校二年生の時に「日本列島七曲り」を読んでからというもの、むさぼるように筒井康隆の世界に引きずり込まれました。常識というものが如何に馬鹿馬鹿しいのかということを教わりましたし、ルールや規範というものは全て「壊すべきためにある」という事も、師の活動を見るなかで教えられた。そんな風に思っている創作者はとても多いのではないでしょうか。僕もそうでした。そして、その筒井康隆展が世田谷であるっていうので、行ってみました。大抵の事は「知っている」ので驚きはないのですが、図で師の作品をカテゴライズしてる大盤がとても興味深く。へぇと。筒井先生はこれをこのジャンルと認識してるのかぁ。へぇと。皆さん、行きましたか?