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前歴0への道

(#127)まだまだ乗らない

俺は乗らないライダー!
No Run! Night-Rider!
まだまだ乗れないけど、
乗らない状態は続くけど、
まぁ、でも、乗らなければ
その分、事故を起こす可能性は
低くなるわけだから、まぁ
いいじゃないかライダー!

peugeot_bicycle.jpg


そう言われてみると、バイクに乗りたくなる季節になってきた。
季節が少しずつでも明るくなると、うーん、乗りたいなぁ、と
陽気がいいと、うーん、乗りたいなぁ、と。ね。
まぁ、でも、この「何も考えずに」自分のしたいことをする
という選択肢が増えたのはとてもいいことです。
何かしら、「これはラジオで使えるかも」とか「劇団の芝居で使えるかも」とか「フリートークになるかも」なんてことばかり考えていた人生でしたが、つまり何をするにしても「それは仕事に役立つか?」みたいなことを中心に据えて考えて生きてきた、周りの人からみると「きわめて窮屈」な生活でしたが、ここにきて、バイク乗りたい!というだけで購入したのはジープ以来ですからして。
それが、そろそろ、いいんじゃないか?なんて思ってきたのは、とてもうれしいでござる。こうして人は人生を楽しむのでしょうかね。
人生は、いつも「選択肢」から何かをもしくはどちらかを選びながら生きていく。道を切り開いていく。それにより大きく運命を左右することもあれば、それに気づかず後悔さえしない場合もある。
悦楽主義者からしてみると、バイクのように乗っているだけで気持ちいい乗り物は、麻薬と同じようなもので、どんどん刺激を求めていくと線を越えて死んでしまう。そんなものを合法で味わえるなんて素敵な国ですな。そして、これを選んだことで、何かが失われてしまうのかと思っていたら、免停食らったことで、また何かを得ることができた。詳しくは書かないけど、いろいろな忘れかけていたものを取り戻せた。それが仕事にも大きくプラスになっている。それはありがたいね。
ただ劇団を続けているというだけで、2014年は3回の映画出演のお話を頂いた。事務所にも入っていないし、マネジャーもいないしプロモーションも一切していないのに、芝居を見て声の仕事を依頼してくれる人もありがたいけど、映画はありがたいを超えて泣けてくる。だって、普通に考えてレギュラーの番組をやっている限りは、「10日間」開けるなんてことは無理だもの。有名人じゃない限りは、その期間あけられますか?にNoと言って許される環境にはないですよね。ということが理由でまたまた「声」の出演だけの映画出演だけが実現しました。30分で終わるしね。ほかの2回は反古になる。まぁ、これまで何度も経験してきたことなので、改めて悲しいとは思わなくなってきたけれど、これもまた、「選択」により狭められた人生の顛末ですな。
ビアンカとフローラは、僕はビアンカを選びましたけどね。あれは、やり直せるけど、人生はやり直せないぜ!
だからといって、後悔しない人生であるためには、「正しい選択」をするのではなく「くよくよしない」人格形成の方が大切だぜライダー!

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