内蔵ハードディスクを追加したけど、やらかしちゃったのでみんなも気をつけてね。
デスクトップ派
まず僕はPCはデスクトップ派です。何度か過去にノートPCを使っていましたが、家で使うのはどうも気に食わず。まず、キーボードのタッチが、ねぇ。ノートって。ねぇ。
ハッピーハッキングキーボードを使い始めてから、これ以外はなかなか難しい。確かにファンクションキーを押す時に2つのキーを押すのだけれど、指を広げる範囲が猛烈に狭くてすむので、こっちのほうが圧倒的に肩こりが少ない。どんなに長く仕事してても、一太郎から「長くやりすぎですよ」って叱られようとも(この秘書的機能、仕事を夢中になってる時はとりわけ風邪気味の時は助かる)、ガンガン続けられる。それって、キータッチのお陰。無接点のお陰で。
さておき。デスクトップ派である他の理由に、増設が可能ってこと。電源ユニットがお釈迦になれば、買い換えればいいし、
DavinciResolveでカラコレやるぜ!と思い至れば、グラボを付ければいい。
当然、購入した瞬間に、メモリを最大まで増設したしね。
で、ハードディスクもSSDに換装して、ブートディスクも中身を入れ替えた(結構大変だった。泣きそうだった)。
その後、ムービー編集が増えたので、そして、また過去のラジオ番組デート(弊社制作のね)をまとめて管理しないとならず、ハードディスクを増設した。それまで、レンタルサーバーにアップしてたんだけど、いくらファイル属性(パーミッション)で誰もアクセス出来ないようにしていようとも、いくらなんでも不用意に他ならないので(放送局の著作物だしね)、即座にやめて今まではUSBの外付けHDDに入れたりしてた。その前はDVDに焼いたりしてた。なんだかなぁ。
で、それよりなにより内蔵のSATAのHDDを追加してそこにドンドンぶちこんじまえばいいじゃないか!ということにしたワケです。安いぜぇ。3TBで8000円だったよ。あ、SATAね。SSDじゃないよ。でも安いなぁと思って。7,400RPMだし。この「ハードディスクの容量に空きがあるのは、とてつもなく優越感であり誇らしいと感じるタイプの僕としては、とても嬉しい限りです。
なぜって、286VGとかでPCを使っていた時は二十代でしたが、MS-DOSの3.30bとかだったかな、ハードディスクってものが登場したばかり。高くて買えない。それまでは5インチフロッピィディスクをガチャコンガチャコンと入れて使っていた。それがSASIのハードディスクってのが出てきて(SCSIと違って繋げられない)、20MBのSASIの外付けハードディスクをバイト代貯めて5万円ぐらいで清水Jump!で購入。うおおおおお。全部入れられるーっ!と感動したものです。でも、入れるように出来てないソフトばかりだから、それらを立ち上げられるようにするメニューソフトをメチャンコ勉強して、config.sysとばautoexe.batとかをイジリ倒していた覚えがある。
で、バイトしなくてよくなった頃かなぁ。つまり28歳の頃、8ギガの外付けハードディスクを10万円ぐらいで購入し。うおおおおおおおおおっ! こんなにあるううううううううううっ!と感動したものです。今や、8GBなんて、メモリスティックにすら入ってるし、てか、8Gって少ないからもうメモリスティックでも売ってないらしいし(涙)。
そんな僕なので、HDDの中身を整理して、過去のデータとかを削除したりする断捨離作業は「どうも悲しい貧乏ったらしい」印象なのだ。というわけで改めて今回、内蔵に3TBを追加しようと思い至ったワケです。えっへん。
ケーブルがなかった
まず、失敗したのは、昨日、石垣島旅行から戻って溜まっていた仕事を徹夜で続けて吐きそうになってたので、気分転換に、キャンプ用品店秀山荘にいったのね。
新宿歌舞伎町のハイジアの一階にあったSRC秀山荘。なんと色々助かったかしれない。地下の上州屋と合わせて何度世話になったか知れない。ロフトプラスワンでトークライブやる前に、ここをプラプラ歩いて「何話そうかなぁ」なんて考えていたのも思い出す。今は向かいにあったグリーンプラザサウナがなくなって本当に悲しいけどね。
それが、新宿から川越に移転して、旅行から帰ったらいこうと思っていたので、この機会(吐きそうになって仕事が手に付かない機会)に行って見ようと。で、いつも軽部さんとラジオ日本の番組「宮川賢MT」でキャンプするときはテーブルはあるのに、椅子がないって問題が続いていたので、椅子を買い(今度はちゃんとアルミを買い)、つけ麺食べてから帰ろうと商店街を歩いたら、なんとソフマップがあって。
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ほほお。なら買おうじゃないか、と。前から思っていたので、買いました。コスパ考えたら3TBだった。8000円。やっすー。
で、家帰って繋ごうと思ったら、SATAケーブルが足りなかった。ありゃ、余ってると思ってたんだけど、そっか。SSD追加してたんだ。と。で、amazonでポチって昨日の増設作業は終了。
MBRにしちゃった
で、本日、先ほど、雑務を片付けて、さて大塚に「宮川賢のまつぼっくり王国」を録音しに行こうかなぁと思いきや、amazonの配達でーす!と威勢の良いお兄さん登場。おっと、これだ。届いたSATAケーブル。
で、今、付けて見たワケですが、やっぱ、ビビるね。色々。
まず、自作PC派は「自己責任」というのをシリアに旅行にいくジャーナリスト問題より先に頻繁に使っていたワケですから。自己責任といえば、自作PCって感じ。自己責任といえば、DOS/Vって感じ。自己責任といえばドスパラって感じ。でしょ?
僕のデスクトップPCはacerの2013年にCore i7が6万円ぐらいで売ってた(圧倒的人気マシン)!ヤツ。うわ、すげーっ!って感じで会社と自宅に二つ同じの購入した。今でもi7が6万だと安いでしょ?だよね? ね?
つまり、筐体から作る完全自作ではなく、リアレンジで増設する既製品なんだけど、リボンが張ってあるワケよ。裏に。「このリボン開けたら、開けて中を開けたら保証外だぜ」というリボンが。当然買ったすぐにメモリ増設で開けたんだけど。今回も開けるワケ。ドライバーで。その度に破れたリボンを見るとドキドキするのよね。自己責任という言葉が頭でコダマする。
関係ないけど、リボンってアイドルグループのコント番組の放送作家やってたことがある。
で、まぁ、昨夜もやったので、改めて開けてみて、今度はamazonで購入したSATAケーブルを繋げて、オッケー! USBとかモニターとかを繋いで再起動してみる。どりゃっ!
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無事PCは立ち上がる。そりゃそうだ。だが。はい。いつも通り。
PCが追加HDDを認識しません。
そりゃそうだ。わかっていても、ドキドキする。エクスプローラーとかでは認識しない。これは当然。だって初期化とかしてないんだから。
で、「デバイスマネジャー」を立ち上げる。その中の「ディスクドライブ」を開いてみる。ここに、入ってなければかなり厄介。
だが。ええと。
あれ。
ありゃ。
そっか、バルク品買ったから、どこのメーカーか解らないや。でも、HDDが3つあるってことはどれかが追加したヤツだ。ってことは、デバイスマネジャーには認識されている。PCでドライブが割り当てられていないだけなので。
とりあえず、安心して、次に、コントロールパネルの「ディスクの管理」を立ち上げる。ここが問題。立ち上げた。うぎゃああああああっ!
そうです。この「ディスクの管理」を立ち上げた時に、追加HDDがある場合は、必ず「初期化してください」がポップアップしてくるのだ。してこないっ!
どわああああああああああああああっ!
これはどうしたものか。策がない。
だって、だよ。デバイスマネジャーで認識はされている。
だが、ディスクの管理では「未割り当て」のディスクがない。なのに、ポップアップで「初期化して」が出てこない。打つ手なし。泣きそう。慌てた。
でグーグル先生に色々訊いてみる。わからない。そりゃそうだ。よくわかんない事態だもの。あんまりない事態だもの。やべー。どしよどしよ。解りやすくアタフタする僕。
で、もう一度、「ディスクの管理」を立ち上げてみると、今度はポップアップが出た「初期化してください」。
おおおおお。
ヨカッタ。半泣きだった。で、無事に初期化をして、割り当てをすることに。だが、割り当てをしてみたら、おや?
2TBの割り当てされたドライブと、未割り当ての1TBがあるぞ。未割り当ての1TBをクリックしても右クリックしても「割り当て」が出来ない。どうして???
どわああああっ!
割り当てる時に、MBR形式とGPT形式の二つがあるのだが、MBR形式にしてしまったのだあああああっ!
GPT形式との違いとは
焦った。この違いわかる人、ちゃんと説明出来る人います? 俺はいつも通り、当然HDDなんだから、MBRがなきゃダメだろげっ! ブートディスクじゃなくてもMBRだろげっ!なんて思って手拍子でMBRを選んだが、MBRは2TBまでしか対応していないのだ。だから1TBが未割り当てのまま使えないディスク領域として開かずの部屋になっているのだ。あううう。
MBR
- 2TB以下
- 最大4個までパーティションを分けれる
- 32bit環境まで
- どのマザーボードでも使用可能
で、次にGPT。
GPT
- 2TB以上(最大8.5ZB)
- 最大128個までパーティションを分けられる
- 64bit環境が必要
- マザーボードがUEFIに対応している必要がある
で、慌てることになる。
MBRをGPTに変える。
そんな作業が俺に出来るのだろうか?やったことない。
だが、ちょっと調べたら、すぐに出来た。ふー。カンタンだった。「ディスクの管理」で割り当てた部分を「ボリュームを削除」して(だが、これでブートディスクとかを間違ってやっちゃうと本当に本当にドエライヤバイことになりますがね)、そうするとディスクを選んだ状態で右クリックすると「GPTに変換」って選択肢が選べるようになり、それを押せばすんだ。ふー。あぶねー。
備忘録
忘れないようにまとめ。
えっと、俺の場合は、ブートディスクのCドライブとデータが入ってるDドライブ、そして映像や音声ファイル庫となっているFドライブがSSD。外付けのUSBで繋いでるのもSSD(これは完全過去のデータ保管用)。で、NASはSATAでミラーリング。で、今回追加したのはSSDじゃなくてHDD。3tb。
なので、映像編集する時は、cubaseで音楽データ作る時も、なるたけ作業はSSDで。映像編集の場合は必須。パンパンになってきたからといって、HDDで映像編集の作業エリアを作っちゃったりすると、きっとモタモタして泣くことになる。そしてエラーに繋がり、得意先に謝る事になる。「すいません、間に合いそうにないんですっ」ああ、それはいやだ。事ある毎に、これを見よう。そうしよう。