医者に話を聞いてみたい。医者の多くはガイドラインに従っているが、本当にそのガイドラインが正しいと「医者それぞれが思っている」のか?を。
利権問題を疑う必要はないが
世の中の全ての事は、その業界の権力者により自分を中心とした者達の利権で考えられている。という穿ちはそれほどおかしいことではない。なので、病気を治すということに関しては、ひたすら人の幸せを「健康」の為に考えている聖職者、それが医者と信じたいし、うっすら信じている。しかし、学会だとか製薬会社となると「法人」絡みで利権中心になる。
自分の血圧を測り続けているのは、降圧剤を飲みたくないからであり、それで下が100越えた日は、アワワと悲鳴を上げて運動することを意識する、そんなビクビクする日々。だが、色々調べてみると、早朝は「一日のうちで一番高血圧」の時間帯らしい。ふむ。そんなことがわかり、多少の気休めに。
更に調べてみると、「PRESIDENT」の記事に、「それは、基準値を下げれば、その分、『患者』を増やせるから」じゃねーの? と書いてある。ふむ。あり得ない事ではない。
僕が医者に問いたいのは、これについてだ。
上は180,下は110まで大丈夫?
引き下げられる高血圧ガイドライン
時期 | 年齢 | 最大 | 最小 |
---|---|---|---|
~1999年 | 70歳未満 | 160未満 | 95未満 |
70歳以上 | 180未満 | 100未満 | |
2000年 | 60歳未満 | 130未満 | 85未満 |
60~69歳 | 140未満 | 90未満 | |
70~79歳 | 150未満 | 90未満 | |
80歳以上 | 160未満 | 90未満 | |
2004年 | 65歳未満 | 130未満 | 85未満 |
65~74歳 | 140未満 | 90未満 | |
75歳以上 | 140未満 | 90未満 | |
2009年 | 65歳未満 | 130未満 | 85未満 |
65歳未満(家庭) | 125未満 | 80未満 | |
65歳以上 | 140未満 | 90未満 | |
65歳以上(家庭) | 135未満 | 85未満 | |
2014年 | 75歳未満 | 140未満 | 90未満 |
75歳未満(家庭) | 135未満 | 85未満 | |
75歳以上 | 150未満 | 90未満 | |
75歳以上(家庭) | 145未満 | 85未満 |
お医者さんは個々の考え方や治療哲学がある筈だ。そして、それがあるから、「誰恥じる事なく、治療が診療が出来る」に違いない(と信じたい)。このガイドラインについて、「うーん、そこまで下げなくてもいいんじゃないの?」という考え方の人もいるかもしれない。
薬を飲めという医者とフツーだよと答える医者
僕は病院で計って下が100だった時に「薬飲み始めた方がいいんじゃないですか?」と言われた。
が、別件で心療内科に行ったら「いや、フツーだから大丈夫」と言われた。はて。
これは、近藤誠「患者よガンと戦うな」で僕らが学んだ「外科医に診せれば切ろうというし、放射線科医に診せれば放射線で治療しましょうという」話みたいなものか?と思いきや若干違うよね。はて。これを納得するには、「医者個人がそれぞれ自分の価値観をもっている」と思う他ない。
新品価格 |
製薬会社は莫大な利益
「『これ以上は高血圧ですよ』という基準値を低めに設定するだけで、健康な人を『患者』にすることができるからです。しかも血圧を下げる降圧剤は一生飲み続けることが多い。製薬会社は莫大な利益を得られます」(PRESIDENT)
これもそこそこ想像が付くよね。
聴取率対象年齢を引き上げれることにより、高齢者に強い放送局がトップになったり、
著作権法を変えれば、ディズニーランドはいつまでも独占利益享受出来たり。
「アメリカの製薬会社は高価なARBを売り出すために国際高血圧学会や世界保健機関(WHO)に働きかけて、高血圧の基準値を下げさせることに成功した。日本高血圧学会もすぐそれに倣いました。おそらく製薬会社からの巨額な寄付金があったのでしょう」と語るのは医薬ビジランスセンター(薬のチェック)理事長の浜六郎医師である。
降圧剤で癌になりやすい
脳出血が減ったのは、人々の栄養状態がよくなったからだ。細胞を丈夫にするコレステロールの摂取量が増え、血管が破れにくくなっている。それなのに「血圧が高いと脳卒中になる」という思い込みだけは昔のまま。
「脳梗塞とは、血の塊が脳の血管に詰まる病気です。血の塊を吹き飛ばすには、血圧を高くして血が勢いよく流れたほうがいいはずです」(松本医師)
しかし薬で血圧を下げているので、かえって脳梗塞を患う人が増えているのだ。浜医師も次のように警告する。
「体は酸素と栄養素を血液から得ていますが、それを取り込むためには一定の血圧が必要です。それなのに降圧剤で血圧を下げすぎてしまうと、それが取り込めなくなる」
さらに怖いのが、薬そのものがもたらす副作用だ。降圧剤には種類がいくつかあり、現在の主流は前出のARBやカルシウム拮抗薬だ。これらの薬剤には炎症を抑える作用がある。
「免疫反応は、病原体や体内にできた異物から体を守るための防御システム。炎症は、免疫反応の重要な要素で、体にできた傷を治す働きです。ARBやカルシウム拮抗薬は炎症を抑制するので、これを飲むと炎症が目立たなくなり、一時的に健康になったかのようにみえる。しかし傷を治すための反応が起きないということは、傷を放置しているということですから、いろいろと不都合なことが起きます」(浜医師)
その1つが「がん」である。
「がんとはいわば体内にできる異物。免疫が正常に働いていれば、仮にがん細胞が生まれても小さいうちに排除できる。しかしARBやカルシウム拮抗薬を飲んでいると免疫が抑制されてしまうので、がんになりやすい」(浜医師)
感染症が全身に広がって死に至る「敗血症」も、免疫不全によって起こる。さらには高齢者が血圧を薬で無理やり下げた場合、脳に栄養や酸素が行きわたらず、認知症になりやすいという説もあるのだ。
ここまで脅かされるとそれだけで「カストリ雑誌」風味を感じざるを得ないが(東スポ風味)、理屈としてはとても納得出来る。では、何故、降圧剤を飲ませようとするのか? 飲ませようとする医者が多いのか。
僕の結論
まとめ。やはりなんだかんだ、「治療中の人を増やす」事は病院の利益に繋がるからなのかな。と。ガイドラインは人のせいにできる便利な道具であり武器。それを利用して患者を増やせるのであれば利用してやれ!という残念な医師がいるのかもしれない。
結局商売ですものね。悲しい事実。
歯医者にいって、まるで関係なさそうなのに、「とりあえず、レントゲン撮りましょう!」という医者が多いように、
内科や耳鼻咽喉科で「この影が気になるので、また二週間後にチェックさせてください、来られますか?」という医者が多いように、
無限ループに巻き込まれつつある自分に気付くべきか、有り難いと思うべきかはそれぞれ我々の意識次第。ふむ。
無限ループでお金を払い続けるのは、(それを多少贅沢と解っていても)
wowowとDAZNとu-nextとamazonプライムとadobeだけでいいや。音楽系はまだ入らんぞ!(意味不明なまとめ)