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インドがピンチなんてレベルじゃない

新型コロナウイルスの影響により、インドの窮状は見過ごせない状況にある。

五輪も大変だけどカレーもね

自国の状況に平和や安寧がなければ他者への興味はまるでわかないのが人の常だけれど、他国はどうなのかな?と目を向けるとそれぞれ厄介なレベルをとうに超えてる国もある。

インドもまさにそれだ。

駐車場が火葬場と化す

医療崩壊の程度を遙かに超えた地獄絵図。

AFPによるとこんな感じ↑

駐車場が火葬場となっていて、火葬がまるで追いつかない状況らしい。

パンデミックの中心地

ワクチン接種の進むアメリカがパンデミックの玉座を譲った形。なんだかなぁ。

インドで28日、新型ウイルスによる死者が新たに3293人確認され、累計で20万1187人となった。感染者は新たに36万人確認され、累計で1800万人となった。ワクチン接種が進んだ米国に代わってパンデミック(世界的な大流行)の中心地になっている。

AFP

凄みを増す凄惨な光景

 AFPカメラマンによると、ニューデリー東部では駐車場が火葬場に転用され、数十か所にまきの山が組まれた。
 この臨時の火葬場で1日100体以上の火葬を取り仕切るジテンドラ・シン・シャンティ(Jitender Singh Shanty)さんは、「人がただ亡くなり続けていく」と述べた。
 さらに、「これ以上遺体が運び込まれてきたら、路上で火葬することになる。ここにはもう空きがない」と語った。「こんなに恐ろしい光景を目にするなんて思いもよらなかった」 (c)AFP

AFP

支援が必要な状態

【4月22日 AFP】インド保健省が22日に発表した公式データで、直近24時間の新型コロナウイルス新規感染者数が31万4835人となり、1日当たりの感染者数で世界最多を記録した。感染急拡大の原因として、ウイルスの変異が2か所で同時に起きる「二重変異株」と大規模行事での集団感染が指摘されている。
 資金不足に長年あえいできたインドの医療システムは、今回の流行第2波で限界に達している。首都ニューデリーの医療機関は酸素不足で患者が死亡する恐れがあると必死の警告を発している。

AFP

こういう状況で人生を終える事の悲しさ

命のはかなさを感じると共に、無力さをも痛感するのが病気であり健康というもの。

病院の外では、呼吸困難に陥った患者たちが入院を待ちながら亡くなっている。一部の病院では、入院できた患者も酸素不足のため亡くなっているとの報道もある。患者の家族の中には、酸素ボンベを自力で調達するよう病院から求められたとソーシャルメディアに投稿する人もいる。
 ツイッター(Twitter)とフェイスブック(Facebook)には、酸素ボンベや詰め替え用酸素が買える場所を必死で探す投稿があふれている。そうしたメッセージの多くには、危険な水準に下がった血中酸素濃度の数値が添えられる。
 プリヤンカ・マンダル(Priyanka Mandal)さん(30)は、糖尿病の母親(55)が感染し、容体が悪化したものの、入院させることができなかった。酸素ボンベ1本と酸素6キロを売ってくれる人をやっと見つけたが、値段は通常の市場価格をはるかに上回る3万ルピー(約4万4000円)だった。マンダルさんはAFPに「母はずっと熱が続いていて、今は息ができなくなった」と説明。酸素がなくなりつつあると話した。

AFP

仮設テントで酸素吸入 インドのコロナ患者、病床満杯で行き場失う

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