生まれたことが犯罪！？というサブタイトルのコメディアンの自伝は、アパルトヘイト下から解き放たれる時代の移ろいに翻弄されつつ青春時代を過ごしたトレバーの母へのラブレター。カラードという立場の複雑さも読めば理解できる。何より魅力的なトレバーの個性で、どんどん読んじゃう。そして日本に対する言及もあり反省もしちゃう。