Wobble_Boyと再会するにあたって(作演出=宮川賢)

Wobble_Boyと再会するにあたり、恐ろしいような事が沢山あります。あの人物になりきった奈良俊介と再会するわけです。それが気持ち悪く感じないように多少、講師役の僕や助手役の瀬戸ひろみが中和するような立ち位置におりますが、それにしても、主人公野月の本質は何も変わりません。何も変わらずキモいです。だが、それ以外の要素をガッツリ考えてみようというのが今回です。ほんのすこしの変化で、ちょっと意図した膨らみをもたらせれば嬉しいなと。そして、絵に描いたようなバイプレイヤー気質に思える北澤友梨枝さんがヒロインです。前回の「brave」では、彼女の愛想の良さや持ち前の陽気さ、取っ付きやすさ等は、封印させてしまいました。それは女同士の職場で「人に気を遣う(ように見える)」表情の一切を排除する必要があったからです。それが少しでも見えたら、braveの場合は「他人行儀」に見えてしまうし、「女性がする媚び」に見えてしまう。そんな職場だったのです。なので、前回は、徹底してそれを排斥した僕ですが、今回は、その没ネタ供養のような(汗)。本来の彼女が持つ魅力でもある前回の「没ネタ」は今回の「天性の魔性の女」役では輝く武器として役立つことでしょう。この配役を思いついた時は「あっ!」と声を出して喜んだ記憶があります。なんで、稽古が楽しみ。Wobble_Boyは10月25日~27日、大塚レ・サマースタジオにて。前売りはビタ店(http://v-mise.com)にて。来てねぇん☆と言えと劇団員が言っている~。