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150日免停まで

(#052)儀式3rd.

俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
一日遅延の儀式完了!
バイクに跨がるより他に
「乗りたい」と思わせる
出来事があったぜライダー!

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本日はいつも停めている駐輪場(自転車ね)が盆休みなので、バスで駅まで行ったぜ。そうなると帰り道は面倒なので女房に車で迎えに来て貰う事にしたぜ。もともと僕より先に免許を持っていた家内だが、ペーパードライバーだったワケです。俺がバリバリ運転していくなかで、ペーパードライバー講習を受けて近所ぐらいなら乗れるようになった。これで子供が小さい頃に救急病院に運ぶ事も出来たし、何かと具合はいい。
ただ、個人的には車を運転するということは「人をあやめる可能性が発生」するので、極力注意を促してきた。加害者になるのはなんとしても避けたい。だが、ここに来て、お迎えを頼めるというのは便利だ。女房の運転の助手席に乗った事で「久しぶりにマイカーの内部に潜入」したことになる。うーん。運転したくなるな、やはり。そして、その外の景色を見ているうちに「これがバイクだったら、もっと気持ちいいのだろうなぁ」と強く思う。そして、夢はバイクに乗る事、といっても過言ではない鼻息が自分を包んだのであります。
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そして、なんといっても、家に着いたら、「儀式」です。三度目の。そう、エンジンをかけて10分のアイドリングをする。ガソリンは満タンのまま。タイヤも色付ラインがあるまま。走行距離0キロメートルのまま。
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ABSなんてまるで意味がない(今の所は)ね。一応ついてる。ていうか、安心材料かな。いえいえ、ABSがあるから、多少の荒っぽい運転でも平気だぜ!ではなくて、何かがあった時に「あー、ABS着いてたらどうだったろうなぁ」と後悔しないように、ということです。後悔するかしないか、それだけで物事を決めている所がありますので、あたしゃ。
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今日は終戦の日。去年は「はだしのゲン」を全巻買って読み漁った。今年は13日ぐらいから新聞各紙で振り返る戦後についてを読み漁った。特に今は「戦争」が過去の話ではなくなってきている。
なんと、終戦の年の日本人の平均寿命は「男は23歳、女は37歳」だそうだ。涙がちょちょぎれる。
男が23歳って。そして、わだつみを読んだりすると、それぞれがとても聡明で頭がいい人たちであることが解る。文章が綺麗で、なよなよしていない。なのに戦死を余儀なくされた若人たち。夏になると思いを巡らせて悔しさに包まれる。
半藤一利さんの調査は微に入り細を穿ち、信憑性がある。戦死の6割は「餓死」。この強烈なるデータが顕すものは「いーからやろうぜ」だ。
今日の新聞の読者投稿欄にも「戦死した家族とともにA級戦犯がまつられることになり悔しくて仕方なかった」とある。
車の運転したいなぁなんて夢のような夢は、平和の証でありながら、恵まれすぎている贅沢な幸せ。
俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
戦争はしなければいいものではなくて、
ギリギリの所まで近づいていくのも
よくないことだぜライダー!

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