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150日免停まで

(#051)本がなくなり。

俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
古本屋さんにかなりの数の
本を売ったのでさっぱりしたよ!
だが、バイクだけは売らないよ!
なぜなら、まだ1ミリメートルも
走ってないからだぜライダー!

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かつては考えられなかったけれど、今やネット環境が当たり前なので、資料の本を「持たず」にでも平気だ。得も言われぬ不安は漠然とアリ続けてるけどね。それはそれは不安ですよ。本がないんですもの。ほとんど。
再読しない小説はすぐに売る。これは可能。それ以外の本、特に資料となるようなものは、本棚に並べておくしかなかった。趣味系の本。ヘンなのだと「まりつき」の本、「あやとり」の本、とかね。とっておけば何かという時に使えるたぐいは絶対に捨てられない! そう思っていました。ここまでネットが普及するまではね。今はバンバン手放せる。
今、手元に残った本は、というと、
北村想の戯曲集数冊
竹内銃一郎戯曲集数冊
悪趣味辞典
ディヴァイン自伝
レニーブルース自伝
ブラッドベリ年代記
アースダイバー(中沢新一)
清水アリカ全集
フロイトのセックステニス
カッツ「数学の歴史」
デカメロン
沖縄ノート
ぐらいだ。演劇本(モリエール全集とか)とイラレの本、ピンチョン全集、手塚治虫、バイクの本は残したけどね。
お別れして悲しいのは、やはり
中崎タツヤ
筒井康隆
立原正秋
山田花子
あたりです。
最後まで迷ったのは中崎タツヤですが、考えてみれば、この人の「もたない男」という本が(これは漫画ではない)とてつもなく面白かった。買って早く読みたくて、すぐにその本屋の二階にある喫茶店に寄って読み始めて、巻頭カラー写真見て大声出して笑ってしまった。読み進むうちにゲラゲラ笑ってしまう猛烈に面白い本だった。痛快無比の断捨離ワールド。
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特に仕事部屋の「もののなさ」が凄い。漫画家なのにガスコンロを片付けてその上で描いてる。椅子の背もたれがいらないから、と鋸で切ろうとする。
更には文庫本の読み進め方がひどい。読み進める度に、読んだページを破って捨てる。更にその後がもっとすごい。ホントに凄いので、買って読んでみてください。笑えますから。「捨てたく」なりますよ。
この本は読んですぐに捨てたのですが(そうしないといけないような気がする本なので)、中崎漫画はどうしてもいつまでもそばにおいておきたかった。モンティパイソンの本いくつかと一緒にね。しかし、こういう本を書いている人なのだから、漫画も持たなくていいや、そう思って踏ん切りがつきました。
断捨離は気持ちのいいものです。いかに人は「ものに囲まれて」偽物の「安心」を手中に収めているのでしょうか。ものがなければ「自分がなんとかする」そういう考え方で行こうと思います。最後は自分なんだからね(意味不明)。
俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
バイクの本をどうやって片付けようか迷っているぜ。家族が、「え、なんであんなに目立つ所にしまってるの? 読みたいの? 乗りたいの? へんなの!」とならないようにトイレの棚にこっそり隠そうと思うよ。
俺は乗らないライダー!
今日は儀式の日だけど、あまりにも疲れたので明日に順延するぜライダー!(余裕だぜライダー!)

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