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150日免停まで

(#047)誰か医者はいませんかっ!?

俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
きょうから運転免許証を持ち歩く事にしたぜ!
それは乗らない掟を反故にしたいワケではなく
ある心の変化があったからなんだライダー!

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今の家に引っ越したのも、まるで家族のことを考えずに、自分は「これからの人生、ほぼ車で移動するだろうから、少しぐらい駅から遠くてもいーや! 逆に関越の乗り口に近いからラッキーシマウマだぜ!」と決めたのを今でも覚えています。子供が高校生になり、電車で通学するようになると、「あー、わりーことしたなぁー」と思い始めます。馬鹿ですなぁ。
ですが、ご存じの通り、ここに来て、私が車を乗らない(それどころかバイクも乗らない)生活に突入したワケですから、急に「自宅の不便さ」を身を以て体験することになります。結果、いくつかのことが解りました。「夏は暑い!」ですな。車で移動していると、運転し始めぐらいしか暑くなく、それ以外はずっとエアコンの中。降りて現場に歩くとしても数分の話。大抵は車を近くに停めるので、10分以上外にいることがない。
如何にこれまでシーズンを味わない生活だったか?! 夏は暑いよ! とてもね! 泣きそうだよ! 汗かいてそれが乾くと塩ふくよ! ああ。しかし、これは、一度はしっかりと満員電車に乗って通勤をし、電車の中で嫌な思いをし、今日も隣のおじさんの臭い息に吐きそうになりながら乗ってきた。モノを運ぶのも鞄の中に入る範囲を意識する。買い物も「車だから積んで帰ればいーや」みたいなことではない。全ては計算をして移動しなければならない。
まぁ、有り難い「あるべき姿」に立ち返ったような感覚です。腰が痛いし、メッセンジャーバッグを背負って自転車だと持ち運ぶMOが背中に刺さって痛いし、足疲れるし、駅でジュース飲んじゃうし、その水分補給の金が結構かかるし、んもおおおおっ!と思うけど、まあ仕方ない。そんな中、「運転免許証」を持ち歩く事にしたぜ。
どういうことか。
万が一、どこかで事故を起こした人がいたとする、もしくは急病の人がいたとする。誰かがその人の車でどこかへ移動しなければならないとする。病院とかね。産気づいた妊婦を産院に運ぶんでもいい。兎に角、のっぴきならない状況の中で「あなたっ!!!! 運転できるでしょおおおっ!」と胸ぐら捕まれた時に、
「あー、出来るけどぉ。出来ないんすよねぇ~」
んんなんだとおおおおおおおおおおっ! と一同がっかり。そうなってしまいますよね。でも、考えてみて欲しいのです。そうなったら「人道的な見地」から見て、僕は乗ると思うのですよ。免許不携帯でも。だって、人道的見地だもの。
この場合もそうだけど、僕は常に「どっちが後悔しないか?」を基準に考えている。乗らずに見放した方が確実に「後悔する」。ハッキリわかる。そりゃそーだ。だったら、乗るべ。乗るなら、免許証持とうよ、と、まぁ、そういうことです。いや、乗りたいワケじゃないのよ。乗る気になったとか、そういうんじゃないの。勘違いしないでね。「乗れるのか、俺は」とニヤリと確かにします。しました。今日。でも、違うの。乗りたいワケじゃないの。乗れる自分にほくそ笑んだとかそういうのでもないの。要は、免許証を持ち歩くってことは、凶器を持ち歩く事でもあるし(なんか違う)、責任重大だなぁ。とね。
俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
あの娘が体毛を剃ってくれないから!
俺が自分で風呂で剃り倒すぜライダー!

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「(#047)誰か医者はいませんかっ!?」への1件の返信

緊急時に(たとえ自分が損しても)ボランティア的行為に及ぶかという問いを立てたとき、Yesと答えられる人は、なんだかんだいって善人なんでしょうなぁ。

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