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150日免停まで

(#031)映画で本人役

俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
自転車は本当に快適だぜ!
なぜって?
歯医者だろうが、坂道だろうが、
ツタヤだろうが、どこだって
停められるんだぜ!
車じゃそーはいかねーやな!
バイクじゃそーはいかねーやな!
グッスン……。

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映画でラジオパーソナリティ役で出演することになったぜ。本人役だぜ。つまり役じゃないぜ。というか、オンエア時とそれ以外ではまるで人が違うので、ラジオの俺の役ってことになるぜ。ラジオでは超自分だぜ。自分の中で一番フィーチャーしたい所をデフォルメした自分を形成するぜ。大抵の男の人は何歳になっても(笑っちゃうけどオッサンたちもみんな)モテたいみたいで、家族の話や子供の話をあまりしないようにしているようだが、俺は逆にアケスケにすることでタレントじゃないどころかリスナー未満の社会的立場アピールするぜ。変なこだわりだぜ。いや、だからといってモテたくないというワケではないぜ。
写真は噂の(日本戦の時の)三点切られた青紙だぜ。とっくに25000円は納付したぜ。てか、甲府に向かう時だったので、甲府に着いたらすぐに甲府の郵便局で納付したぜ。放送局のすぐ裏だぜ。その郵便局のビルにはヴァンフォーレ甲府の事務局があるぜ。あの日の「帰り道」のスピードの遅い事遅い事。
「家に辿り着いたら、二度と乗るまい!」
と思っているのは、「待てよ! 免取ではなく免停止まりの可能性がある!ような気がしてきた!」と感じたからだ。実際、無事、家に帰って調べてみたら「前歴二回」だったので、セーフ! まぁアウトなんだけど、セーフ! とな。
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こんな塩梅。
映画で劇中ラジオ番組の収録をしたが、当然だが映画のMAスタジオなので「ラジオスタジオ」とは勝手が違う。ラジオだとコンプレッサーがかかっているのが普通だが、MAではかけないで収録する場合がある。そしてこの作品でもそうだった。
実際にやってみると、
・オープニングトーク
・タイトルコール
・曲フリートーク
・本編
と続くが、タイトルコールで「音が割れた」。で、録音しなおし。未だにデジタルでは「大きく録音」する方が音がいいという都市伝説があるようで、すぐにクリップを叩く。ラジオ番組は-20dB基準だからそのぐらいで録音した方がいいと思いますよ、と言えば良かったのかな。なんて余計なお世話だしね。とはいえ監督も僕のラジオを聞いた事がある人なので、如何にラジオ番組でかかっているコンプが自然であり、そのままの声量でやっていると勘違いされてるかって問題ね。
ラジオは小さい声を大きくし、大きい声を小さくして「ボリューム可変なしで聞きやすい(聞き取れる)」ようになっている。だが、大きい声を出している時は本当に大声だし、ぶつぶつ言う時はかなり小声。これは、スタジオに遊びに来る人でも解らないと思う。スタジオのブース内に入らないとね。
普段、一緒に仕事をしているラジオ局のミキサーさんに改めて感謝する次第です。知人のラジオパーソナリティにも「生番組とネット番組のどどんがサンの声、コンプの違いだろうけど別人っぽいよね」と言われたし。へー。なんだかね、みんな当たり前のように仕事をしているけど、それがいちいち職人芸なんだよね。そしてそれに支えられているのがフロントマンであってさ。
メッシが(アディダスがW杯スポンサーだからか)最優秀選手に選ばれたけど、実際はマスチェラーノじゃないですか。パーソナリティがFWなら、ミキサーさんはDFだよね。もっと言えばスポーツディレクター、チーム会長などなど局で言えば営業・編成・事業部アンド・ソー・オン!
俺は放送作家の立場の方が長いので、決して自分だけで仕事をしていると驕る事はないけれど、「当たり前の事に対する感謝」が時折薄れてしまう事があるんだろうな。車の運転が出来る事も、お金を貯めたのでバイクを買えるぜ!買えば乗れるぜ!というのも。全て「思い通りにいく」と思っていた驕りであり。それに注意喚起を促してくれたのがThe Menteiだったワケです。
tenmei01.jpgおっと、失礼。Menteiですよ。Tenmei ではないですよ。況や「人事を尽くして天命を待つ」でもありません。言わば「自転車に乗って免停通知を待つ」であります。
最近、ポストを覗く時にワクワクしている自分がいるよ。老人が晩年ポストを覗いてばかりいる、という「外界との接触」への渇望感をよく耳にするが、それに近い。なんだろ、恋だな。免停に恋しちゃったんだな。あ、これもいいな。これもKAWAIで曲にしよう。じゃなかった、KAWAIに曲にして貰おう。
俺は乗らないライダー!
No Run ! Night-Rider!
前歴二回で助かったように思えるが、
免取になって一年で即座に取り直した方が
早く乗れるっぽいよ、なんて言われて
なんだかなー、と思いつつも、
ともあれ自転車に乗って免停通知を待つよ
こんな気持ち、久しぶりっ!! きゃっ!
恋しちゃったんだライダー!

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「(#031)映画で本人役」への1件の返信

慌ててATで取られた普通免許を、ゆっくりMTで取り直すのも一興かもしれませんね。
そうなったらの話ですが…。
教習所は多くの人にとって青春の1ページであるものです。どどんがサンがかつて多忙に任せて駆け抜けてしまった「教習所」を、若い連中と今一度楽しむのも贅沢な時間の過ごし方かもしれません。
ところで○村○なんて女の子は、既婚者には警戒を解くようですな。
既婚だからって安全とは限らない、ということを、どどんがサンが教えてあげたらいかがですか…(`∀´)

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