東京グラフィティという雑誌がある。サイコーに面白い大好きな雑誌だ。
ラブドール
ラブドールというのを知っているかい?
僕は「宮川賢MT」で取材に行きましたがね(近々ポッドキャストで配信されるはず)。
その「ダッチワイフ」から進化した「ラブドール」と呼ばれる性具(と言っちゃあ元も子もないのだが)を恋人としてつきあっているオジサンがいて、そのオジサンとラブドールの愛の日々をまとめたのが2019年4月号だ。迷わず買った。サイコーに面白かった。
ただの性具だったダッチワイフは、タマシイを吹き込まれ、恋人になった。それが今のラブドールだ。そして、そのラブドールと共に暮らす男性を特集して取り上げている(テイ)のが東京グラフィティ。
劇団の公演で、一枚のスライドを撮影するのに、もんのすごく大変だったのを覚えているので、この特集の1ぺーじ1ぺーじが如何に労力とガッツを要するかは想像に難くない。
そして、この特集の凄い所は、
最初こそ「くっだらねーっ!」なんて客観視点で笑っているが、そのうち気付けば感情移入していて、
この恋人同士を応援したくなるんだよね。
ああ、本当に愛してるんだなぁ。とか。
ああ、なのにドール。切ないなぁ。とかね。
オリエント工業のショールームに行けば、誰でも見学出来る。
宮川も「宮川賢MT」で取材に行きました。いえ、番組の取材とは告げずに行きました。そこでは録音は回さずにね。
そのおじいさんの説明でもラブドール愛を感じましたよ。本当に美しかった。
見学は複数人でいっしょにはしないので(きっと恥ずかしがる人が多いのだろう)、一人(もしくは一組)ずつ行われる。そして、20分限定です。最初に説明を受けてから、
「ではどうぞ、オッパイ触ってみて下さい」
と言われ、ドギマギしながら、触らせて貰いました。もの凄くいい感触。
僕は言われました。
「お兄さん、触って勃起しないなんて凄いですねぇ~」
ってね。喜んでいいのやら、悲しむべきなのやら、よくわかりませんでしたが。
まぁ、よく出来てます。そして、本当に、美しい。経年変化でゴム臭が凄くなるタイプとかは古いダメなメーカーが作っている所では横行したらしいが、そのあたりは改善されていて、自信満々だったよ。その代わり高いけどね。
今日の名言。
「ドールの良い所はね、絶対に逆らわないんですよ」