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コロナウィルスをマスクで避けても○○○はスルーするマスクの不思議【ローパスしない】

志の輔らくごにようやくご挨拶に行って参りました。

渋谷パルコ

劇団員がお世話になっているのが、渋谷のパルコ劇場の杮落とし。志の輔さんも高座で話されていたけれど、僕も、この劇場は結構長く見ている。かつて西武劇場だった場所だね。大学のサークル仲間と、小松政夫と早乙女愛の二人芝居を見たり、1983年に蜷川幸雄、唐十郎コンビの「黒いチューリップ」を見たりと若い頃の記憶が沢山。憧れという感じではなかったけれどね。どちらかというとそういう思いは「ジァンジァン」にあったので、でられた時は嬉しかった覚えがある。あの、赤い血で描かれたような演目看板を見て「おおお。これこれ」と思ったね。そういや、志の輔さんとの出会いも「シードホール」で公演をやった時のような気がする。若いクリエイターと一緒に物作りをする、という「そんな事やらなくていい」事をドシドシ挑戦する懐の深さは今思っても、敬服。凄いなぁ、と。

杮落とし

で、新しくなったパルコ劇場。西武劇場からパルコ劇場になって、二代目パルコ劇場になった。劇団員に聞いてみたら、動線から何から全て大きく変わったらしい。へぇ。元々志の輔さんの楽屋に挨拶に行くだけしか行った事がないから裏はまるでわからんけど。バリアフリーになってた。

マスク問題

で、客席に座って思ったのが「ああ、客席みんなマスクしてるなぁ」って事。こりゃあ、「笑い声」が籠もって聞こえて、志の輔さんはやりづらいのではないだろうか、ということ。マスクといって思い出すのは、ざわちんがラジオゲストででてくれた時に、まだマスクとらない段階だったので、ラジオなのに声が籠もってまるで意味がわからない、回になった事ね。あれの大人数版になるとしたら、結構シンドイなぁと思っていたが、いざ開演すると、まるでそんなことはなかった。笑う為にマスクを取ることはしない。なのに、みんな元気に伸びやかに高い声で笑っている。すげーな、志の輔らくご。

QRの人に会わない

いつも会う文化放送の人達には今日は会わず。

そもそも、僕は、もっと早く来るべきだったが、インフルエンザで来られず。更に治ってすぐに風邪をひくというなんだか、「生きているのがイヤなのか?」という位具合が悪くなっていたが、治ってから行こう!としていたら、こうなった。ああ、パルコ劇場の人にも「見て頂けて良かったですぅ」と言われ、やっぱり心配されてたのね、てへぺろっ!と舌を舐める事しきり。

だって、

「あいつ、来ないのかなぁ」「今回も来ないのかなぁ」「劇団員が一杯でてるのにぃ」「なのに来ないって、どんな座長なんだよぉ」「前も来なかったよなぁ」

って思われているに違いない。人望薄夫クンな僕。とほほ。行けて良かった。パルコ劇場が閉館する時の打上には呼んで貰えたが、あれからもう立っちゃった。すげーな。

シャワー方式ではないのか?

そもそも、デパートにおける「劇場」というものは、ショッピング以外の客を集めるという効果がある。そして、その百貨店が「文化貢献」してるというブランドロイヤリティの向上を狙いとしている。前者の場合は、上に劇場を置く「噴水型」と、下に劇場を置く「シャワー型」とがある。どこにあろうとも、劇場に早めについて、ショッピングして時間を潰すお客様たちに買い物をして貰う事、そして、その公演を見る時でないと来なかったそのデパートに「通う癖」を付けて貰う事が狙える。買い物をしてから最後の最上階の劇場に着く噴水型、一階に劇場があるのが解ってるから、まず上から下を見て回って最後に一階で公演を見て帰るシャワー型。このどちらかであり、大抵は「噴水型」だ。

だが、今回の二代目パルコ劇場は、外に面する所に「劇場直結エレベーター」がある。一気に行った。なんと便利。買い物しなくていいのか? これは強気にも程があるのではないか? 時代は大きく変わっている。噴水型でもシャワー型でもねぇ。すげー余裕? もしくは百貨店のノウハウが完全に入れ替わっているような気がする。空間を大きく使っているビルの作りも素敵だし、旗艦店の気骨、矜持が伺える。だが、この直結エレベーターは理由がわからない。いや、単純に便利だよね。それはわかる。あ、大道具の搬入を楽にするってことか?(そんなバカな。いやあり得るか)

パンケーキ

で、劇団員は、「ああ、今日、宮川さんが見に来るのかぁ」と思っていたそうな。そりゃそうだよね。多少は気になるだろう。で、誰かは、俺のインスタグラムをフォローしているらしく(するなよ)、俺が、昼間の仕事で取材に行った先の事、そこでの写真とかをアップしている様子をリアルタイムで見ていたそうな。

具体的には、「喫茶ランドリー」に行った事。カフェのありようを学ぶ取材だ。
次に、清澄庭園に初めて行ったこと。素敵な庭園だった。これ、年パス欲しい(600円)。で、ラジオ日本にMOを引き取りに行った事。ギリギリの時間だったので、担当お姉さんにちょっと悪い事をした。

で、渋谷について、ご飯を食べてから向かおうとガストに行ったが行列で入れず、デニーズも同じ、チョコクロも同じ。で、「奇跡のパンケーキ」を食べるに至る。女子高生しかいないような場所にオッサンが入り込んでしまった。悲しい。そのインスタを見て、「あ、宮川さん、パンケーキ食べてる」と楽屋で話題になっていたそうな。それやめれ! 恥ずかしいじゃねぇかよ。客として見に行って楽屋いって「パンケーキ食べたんですね」って言われる恥ずかしさったらないぜ。

パルコ劇場の祖父江さんにも挨拶でき、志の輔さんの事務所の西須さんにもご挨拶出来、大分から出てきた大津にも会えたのでまぁよしとしよう。Cube;0の長浜さんが劣化してないのがやるなぁって感じだったけどね。

美輪さんは関係ない赤

パルコ劇場の絨毯は、「美輪明宏」さんが「赤がいいわよ」で赤になったという話を聞いた事があるが、絨毯が赤めだったので「やっぱり、これまた美輪明宏先生の希望で?」と聞いてみたら「そういうワケではないんですが、やっぱり落ち着くのは赤だよねということになりまして」とおっしゃってた。なるほど。

まとめ

今日のまとめ。清澄庭園で色んな名石を見た後に、高座を満喫するのは、一貫性のある一日だったと言えよう。
劇団員には「咳すら絶対にするな」と風邪ひきまくってた癖に、釘を刺す俺ってどうなんだ(なしだろ)。以上。

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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。