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東北ツーリング2019夏(1)

2011年に担当していたラジオにゲストでいらした通称、不肖宮嶋、宮嶋茂樹カメラマンが「神の無慈悲」と評した3.11の東日本大震災の爪痕をその年の秋にTBCラジオの人たちの許可を得て

(物見遊山で来るな/迷惑となってる、等の意見があるので、行かないようにしているし、避難してる人たちがトラフィック混雑で聞けなくなるのは忍びないので、聞きたいがエリアフリーとなってるラジコでの東北のラジオを聞かないようにしてるが、これはいつまでそうしておけば良いのか?を問うた時、TBCラジオの一人は「是非来て欲しい。見てくれるだけでいい」と、また別の一人は「発信力のある人には来て欲しい」と言われた)、

写真撮影したのだけれど、なんと2015年にNASがクラッシュしてデータがお釈迦になるというなんとも残念な事態となったので、バスがビルの上にある写真とか生々しい画像がもはや僕のHDDにはなくなってしまった。だけれど、当然、僕の記憶には強く刻まれているし、だからこそ、見続ける事で、変化を理解出来る。

理解出来る、ということは、街の再生が首尾良くいかない地点と上手に復興出来そうな地点との差異がある事も知ってしまったりと複雑な気持ちにもなるが、それでも理解は深めて行きたいと思うのが3.11後の東北だ。
今年も、バイクで回ってきました。

閖上


閖上さいかい市場

さいかい市場の若草寿司

石巻

石巻駅の駅前

駅前の通りが補修されて広くなってた。

富貴寿司のある道がなんだか広くなりつつあり。ちょくちょく行くと変化が解って嬉しい。

女川

女川丼でお馴染みの「おかせい」で握りを食す。

軍艦ではない、「にぎり」のウニを食べたことがあるかい? 俺はある! おかせいで!

牡鹿半島

後山荘

民宿の後山荘に泊まりました。

後山荘。牡鹿半島の民宿。








牡鹿半島の後ろ荘の場所はココ。

御番所公園

これまた牡鹿半島。御番所公園。場所はここ↓

御番所公園。

御番所公園からのツーリングロード。牡鹿コバルトライン。


牡鹿コバルトライン。

女川原子力PRセンター

女川原発と福島原発の距離。これだけ近いのに、どうして女川はメルトダウンしなかったのか?等がPRセンターで解る。

女川原子力PRセンターでは、様々な取り組みについての説明が。

界隈の放射線監視視点




女川原子力PRセンターでは、団体見学者が聞き入る姿を東北電力の職員が取り囲み監視する。中には怒り出す見学者とかもいるのかもしれない。そういった時に諫める為なのか、コンパニオン女子が対応仕切れない内容について問われた時に助け船を出す為なのか。ともあれ、女川原発と福島原発は近いけど、「うちはメルトダウンしなかったぜ」ということを言いたい事は解った。

同じ電力会社でありながら、「女川はちゃんとしてますアピール」がハッキリしてて清々しい。東京電力と東北電力の違い。別会社なのだから、これはセクショナリズムとは言わない。しかし。

女川原子力PRセンター内。

女川原子力PRセンター。

大川小学校跡地

大川小学校跡地


川の近く。橋の近く。と言うことで、橋格で流木に堰き止められた津波が溢れもの凄い勢いで小学校を襲った。地図を見ればすぐ解る。これをこのままの形で残しておく事で辛い思いをされる方も沢山いるだろう。だけれども、風化させない為には、僕のように、離れた所で暮らす者には有り難い事でもあり。この姿を見て、涙しない人はいない。ここで何が起きたのかを考えて胸が苦しくならない人はいない。よね。手を合わせる事しか出来ない自分にモヤモヤする夏。
宮澤賢治の言葉。






気仙沼

気仙沼のおさかな市場での海鮮丼。


気仙沼の大島へ渡る橋「気仙沼大橋」が開通したので、無料で車でもバイクでも大島へ渡れるようになったのが今年の4月。早速渡ってみたよ。バイクって楽チンだね。有名な小田の浜海水浴場に行ってみた。夏なのに、橋が出来て便利になった筈なのに、泳ぐ人が少ない。ありゃりゃ。

気仙沼の床屋さんに話を聞くと、「東北の人間は太平洋の海では泳がなくなっちゃいましたねぇ」とのこと。気分的な事。泳ぎたい時は日本海に行くという人もいる。床屋さんは「子供が小さい時は、私らは川へ行きました」と言っていた。





旅館とらや

動くウニ

夕飯にウニを出してくれた。「あー、動いてるー!」って騒いでたら「動くウニを見るの初めてですか?」ってオバチャンに訊かれたりして。

食べ終えた後「どうでしたか?」と問われ「もんの凄く美味しかったです!」と答えたら、「余分に獲ってきたのでどうぞん」とお代わりウニを頂いた。うひゃほーっ! あのオバチャン俺に抱かれたいのだな。ふふ。←違う。

旅館とらや

みちびき地蔵

みちびき地蔵

みちびき地蔵

それぞれ違う。

毛糸の帽子。

赤い前掛け。

献花。

みちびき地蔵に続く道。

みちびき地蔵に続く道。途中にバイクをおいて歩いた。

まんが日本むかしばなし「みちびき地蔵」


実在するみちびき地蔵を見た後に、これを見るとグッと来るものがあります。
僕がみちびき地蔵を拝みに行った時は、幽霊とは出会いませんでした。少なくとも、翌日に島民の誰かが死ぬということはなかったんだなとホッとしました。
・・・今日の更新はここまでっ。続きはまた次回に!

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作成者: 宮川賢

何しろ、インプットを多くしないとアウトプットばかりだと枯渇しちゃうし、ヤバいのでまずは読書を。そのためにソロキャンプや旅行や仕事も頑張らないとなりません。なーむー。