東京~伊勢ソロツーリング敢行

思い立ち、ソロツーリングしてきました。

早朝に出発できず

なかなか時間をとってツーリングに行けない一年だったので、こうして行けそうなタイミングでまとめて走ることにしました。が、やはり敢行してみて、自分の年齢を考えるべきだったと反省しました。そうです、少しの距離を頻繁に楽しんだ方がいい。

イブの夜の仕事はもたついたので早寝が出来ず、つまり早起きが出来ず、7時に起床して家を出た。そもそも、大塚カル~クAfternoonというトークイベントで紹介する映像の撮影が主目的なのでビデオカメラはキャノンのxc-10を入れた。後はスマホ。以前にスマホだけでなんとかしようとしたが、バッテリーがすぐになくなるのでちゃんと持っていく事に。それにカラーコレクション出来るしね。

持ち物

持ち物は、携帯電話、アンカーのバッテリー、ビデオカメラ、雨具(カッパ上下)、下着、ハクキンカイロ(ベンジン&ライター)、だけ。だが、レインギアがかさばる。MT-09は積載が苦手で、僕は常にカバンに入れて背負う事にしている。SAで降りたらそのままコーヒーのみに行けるしね。

で、いざ東名高速へ

バイクでは通ったことがない新東名も考えたけど(5分程度早い)、山奥でトンネル多いし、出た時の風怖そうだし、海の景色見られないだろうし、やめて旧東名高速で向かった。まず環八の渋滞でモタモタする。これで心折れるよね。いつものことだけど。

で、用賀から東名乗って、海老名で一服して、寒さを味わってから(ドM)、ヒーテックの電源スイッチを入れて走る。なんともバッテリーの有効利用。ヒーテックというのは、こういう奴でね、バイクのバッテリーから電源を引っ張り出して、それに繋げて電気の力で暖める服のこと。電機毛布で作ったインナー。雨降っても平気らしい(そんなわきゃねーと思うけど)。

ヒーテックを買うと付いてるケーブルをバイクのバッテリーにプラスとマイナスを間違わず繋げて、シートの隙間から外へ引っ張り出す。俺は左側にペロンと出した。一応、そのスイッチの先っぽには蓋がある。

で、跨がってから繋げて(でないと届かない)、繋いでからバイクのエンジンかけて、それでからヒーテックのスイッチを入れて、5秒で「暖かい!」を体感してから走り出す。イブに購入し、その夜、試したら本当に暖かくて感動したので、翌日いきなりツーリングに飛び出したという次第。その為の準備は勿論しましたよ。11月下旬から猛烈に仕事したしね。えへへ。

快適な道中と思いきや

バッテリーからは、グリップヒーター、ヒーテック、ETCカード、USB電源を引っ張ってて、かなり有効活用してる。USBにはiPhoneの充電をしながらスマホにナビをして貰って進む。これ、ライダーみんな気付いてると思うんだけど、グーグルマップの音声はBluetoothで聞こえないよね? もう一つのマップでナビしてもらわないと。

iPhoneではナビと同時に音楽の再生もして、それがBluetoothでヘルメットの中にあるスピーカに届いてる。音楽聴きながら、「その信号左です」とか言って貰える。便利な世の中だ。ついで、電話がかかってくると、マイクに向かって声を出せば「通話」が出来る。両手を離すことなく電話が出来る。

これ、とても便利なんだけど、困るのが、相手が「先に切らない人」の場合、こちらは声をマイクに発する事で「電話の着信に出る」事はできるのだが、切る事は出来ないワケ。相手が切ってくれるのを待つしかない。高速道路で走ってたら殊更。

相手が僕に仕事を頼んできた人だとすると「僕が切ってから切る」つもりの人がほとんどだ。その場合、「あれ?切らないの?」のにらみ合いが続く。僕はバイク乗りながら、黙って息を殺して「早く切ってくれ」と願う以外にない。ある程度数十秒で相手は切ってくれるのだけれど。

ヒーテックは何しろ暖かい。それは快適。だが、PCに向かう仕事をしまくった数日間だったので、すぐさま肩こりに見舞われる。アクセル握ってる右の肩がじんじん痛くなる。困ったなぁ。で、1時間おきに休憩を挟む。体操しながらなんとかなったけどね。

HYODプロダクツの冬用デニムが暖かくて便利。これは冬のライディングには手放せない。そして、これがあれば、ヒーテックの下はなくても大丈夫じゃなかろうか、と思う(実はつま先ヒーテックは欲しいので悩み中。ヒーテックは上の袖から電源を繋いで手袋をプラスする。下のインナーの袖から繋いでつま先暖める奴をプラスする。つまり下の股引ヒーテックを履かなければつま先は温められない。ううむ。悩ましい。

快適は快適なのだが、やはり遠い。思いつきで出る距離ではなかったな。470キロだぜ。

静岡越えたと喜んでいたが

静岡を越えたと喜んでいたが、そこからが遠かった。体もへたっているので、余計に辛く感じる。名古屋の南を通過する辺りが込んでるし面白くない道だし、要は首都高速みたいなもんだからオッカネー奴いそーだし、ってんで、それまでの快適スイスイライディングとは違った「通勤モード」の緊張感に切り替わってからが長かった。時間も距離も。四日市まで出るのに結構かかった記憶。で三重に入って南下してからがまたモタモタする。急いでカッ飛んで走る奴いるし。それまで夕暮れで眩しくて大変だったのが、暗くなって薄暮の彩。

静岡を越えて「もうすぐだ」と思った自分が馬鹿だった。意外とその後が長い。ぐるっと回るワケだしね。伊勢についた時には19時を回り、つまり12時間かけて着いたというワケです。ともあれ無事に到着して良かった良かった。

ぽかぽか村

夫婦岩のすぐ近くの民宿ぽかぽか村に到着。無事に予約が通ってて泊まれる事が発覚(当たり前)して一安心。あの寒さの中で「予約入ってませんよぉ」なんて言われたら一旦ひとしきり泣いただろうな。涙を流して。そのぐらい着いた喜びは大きかったのだ。

民宿のオジサンはとても素敵な面倒見のいい方で、色々教えてくれる。日の入りの時間。伊勢神宮(正式には神宮という)の正式な順番。何やら、興玉神社→外宮→内宮の順が正式らしく。外宮と内宮で右側通行と左側通行と違う。正宮は「願う」所ではない、とか知らなかったよあたしゃ。そんな色々な事を教えてもらい助かりました。観光地以外にも、ライダー垂涎の「伊勢スカイライン」や「パールロード」についても。この二つは絶対に走りたかった。

で、風呂で体を温めてから発泡酒飲んですぐに寝た。そりゃそうだ。ヘトヘトさ。発泡酒なんて売ってないんだけど、オジサンがおそらく自分が飲むようのを譲ってくれたみたい。ごめんね、おじさん。ありがとう。

伊勢神宮

で翌朝、7時に目覚めてパン食べて、近くの夫婦岩に行き、


ナビに従って外宮行って、内宮行って、おかげ横丁で食べ歩きして、内宮に移動して参拝をすませる。




ここまでは一般の観光客のルート。で、ライダールートにメニューが代わり、

伊勢スカイライン

伊勢スカイラインに乗る(有料。バイクは880円ぐらい)。小雨だが気にせず走る。何しろ、朝からレインギアを重ね着しているのだ。旅先で、降られて慌てて雨具を引っ張り出して着るのが辛くて(何度も、大雨の中カバンの中身を濡らしながら出すのとか、濡れてるのにその上に一応雨具を着るのとかが悲しくて)、前以て着ておいて出かけたのだ。

なので、チョイチョイ降られてもどこ吹く風どこ降る雨。伊豆スカイラインは空いてて素敵ね。



朝熊山の頂上は風が強いので、100円での足湯はそそられたが、ブーツ脱ぐのが面倒なのと、動きたく無くなりそうなのと、パールロードも走りたいので断念してそそくさと先を急ぎ、伊勢スカイラインは無事に堪能。

で鳥羽に降り立ち、ガソリン給油して、「なんだ、このシャッター商店街のような場所は?」と多少不思議に思いつつ、鳥羽ガイドセンターなる場所に入っていくと素敵なおばさんが詳しく説明してくれた。パールロード
途中「黒潮」で海産物を食べて(めちゃおいしい)、自宅に「牡蛎とか、大アサリとか」を発送注文をする。なんとも美味しかった伊勢エビのマヨネーズ焼き!



で、パールロードを走り終えると、賢島へ続く道へ出るが、リアス式海岸を堪能するのはまたの機会にしようとばかりに急いで外宮方面に戻る。そうです。伊勢河崎商人館に行き、川沿いの古きよき時代の建物群を見たかったのだ。確かに「おお」と思う風景だったぜ。

で、二日目終了。この日も伊勢志摩鳥羽を走りまくったんだけど、470キロの移動に比べたら屁でも無いわね。

で、帰路

おや。劇団ビタミン大使「ABC」の音楽を担当してくれていた福森が三重だったじゃないか。ということで、ラインをしてみたら、繋がって、話しているうちに「フェリーでゆったり帰ってくる人もいるよね」と聞き捨てならないフレーズ。なんと。何? そうか、フェリ-で帰るという手があったのか? 

慌てて調べてみると、予約なくてもいきなり往けば乗れるらしい。おおお。で、場所は? おおお。鳥羽じゃないか。内宮から伊勢スカイラインで行ったから遠かったけど、止まっている場所ぽかぽか村からは10分だ!やほー。じゃあ、そうしよう。朝の5時に起きて帰るつもりだったけど、フェリーの始発が8時10分なので、7時に起きれば楽勝だ。えへへ。

ということで、7時に起きて、パン食べて、荷物まとめて、7時30分に民宿を出る。オジサンに5時には出るよ、と言ってたけど「フェリーで帰ることにしました。てへぺろっ」と挨拶出来たのはよしとしよう。5%割引チケット貰って村を後にする。熱い風呂が嬉しかったぜ。

で、7時45分に到着。

「8時10分の伊良湖往き? 二階でチケット買って、55分までにバイクに戻ってきて!」

と言われて「あーい」と指定の場所にバイクを(一旦)止めて、二階のチケット売り場に行き、とても可愛い女性の店員さんからチケットを購入し(排気量で値段が違うらしい。大型だったせいか車検証は見せずに済んだ。4000円ちょっとだったかと)、50分に戻ると「エンジンかけてえ」と言われ、「あ、乗るんで?」と尋ねると、

「そうよ、フェリーの積載場までは自分で乗って貰うから」

とのこと。そりゃそうだ。倒したり保証とか面倒だろうしね。

で、バイクは俺一台で、自動車よりも先に乗るってことで、

「はい、あそこにいってー」

と指定された所に止めて、シートに布かけて、ガッツリ縛り付けてくれるのは係の人がやってくれる。で、俺は二階の客席に行って、座って窓の景色を見たり録画したりで55分はあっという間にすぎ、

9時5分には愛知県の伊良湖に着いていた。うひょー。はえーな。



何故か磐田

そして、ここからが長いバイク道中だ。当然だよね。ちょっとショートカットしただけだもの。
ナビは何故か磐田まで下道をイケとな。ええええ。なんでぇ?

そりゃないよぉ。海風が強くて横殴りで怖いよぉ。

下道とはいえ、速度は70~80キロ出すので、道幅が狭くて風がきつくて歩行者がいる高速道路みたいなもので、おっかない。

渋滞するし。結局、ナビを裏切り(最初からそうすればよかった)、浜松から乗って高速を快適に帰る事に。
もっと近くを北上して乗っても良かったのではなかろうか?と思いつつ、まーいーや。ともあれ乗れたので快適だ。そしてひたすら漕ぐ。アクセルを捻る。進む。疲れたらSA入って休む。軽く横になる。体操をする。コーヒーを飲む。
どこかのPAにも書いてあったけど、

居眠り運転は午前2時~4時、午後2時~4時が一番多い。

とな。おお。まさにその通り。

午後2時ぐらい。ヒーテックでほかほかの体で午後の西日。綺麗な富士山と静岡の町並。なのにボーッとして眠くなる。危ない危ない。気をつけなきゃね。早めの休憩をとって、コーヒー飲んで、水飲んで、おしっこして、由比とかで桜エビのそば食べたりして、東京を目指します。

そして環八渋滞

そして、海老名についた時は「あー、ようやくここまできたー。もうすぐだー」という嬉しい気持ちでいっぱいだった。こんなにくたびれたツーリングは初めて。年齢考えなきゃね。そして年末は忙しいのかな。トラックも多く気の荒い運転の人もいたよ。そのせいかストレスと緊張感でアアアアもー。てな具合。

で、ようやく東京を出て、環八。ああ。懐かしや環八。ここまで来たらあとは帰るだけ。北上すれば8キロ走れば谷原でしょ。すぐだよねー。なんて思ってたけど、

東名高速の80キロを60分弱で進めるあの感覚と、
環八道路の8キロを時速8キロだと1時間以上かかる地獄の感覚。

なんだ、この相対的な「遠さ」はっ! 気分的に「東京だから着いたようなものっ」と思ってただけで、まるでついてねーじゃねーか。近いようで遠いじゃないかっ! こんなにクラッチ握り続けるの久しぶりだぜ。あ、行きの環八以来だ。

クラッチ大好きおじさんか、俺はっ。ああ、また握ってる。すぐに手を繋ぎたくなるような蜜月カップルのボーイフレンドのようだ。「ねぇ繋ごうよぉ」
それにクラッチが「いやねぇ、またギューッとするのねぇ。うふふ」なんてまんざらでもない。困った奴だな、クラッチめ。ふふふ。

そんな仲良さげな90分を環八出てから練馬の家に着くまで過ごす。なんというストレス。クラッチ握って90分。宮川賢のクラッチ90分。そんな番組ねーし。
さすがに早くに寝たのがこの夜だった。家についたら、自分が送った牡蛎が届いていたので、それを自分で冷蔵庫に入れる。なんだマッチポンプ。

まとめ

冬のヒーテックは偉大だ。
ハクキンカイロは持っていって正解。
歯磨きセットは向こうで買った涙。
バイクの電源をフル稼働すれば携帯の充電器はいらないかもね。

そして、これまで触れていなかった、俺の大発見と「画期的!」と思っていることを最後に紹介しておこう。

7分丈のパンツが便利!

と言っておこう。

どういうことか、説明しよう。

オッサンになってきてから、肌が乾燥するようになってきた。もはやかつてのように「ガリガリ」とあかすりで洗うようなマネはしない。出来ない。それどころか、ちゃんと牛乳石鹸で手でなでるように洗うだけの入浴だが、それでも皮膚科の医者からもらった保湿液を付ける毎日だ。柳沢慎吾もそんなことをしてると言っていた(同年代)。

ということで、肌着にもうるさい。

鉄則として「肌に直に触る下着などは綿100%で」というのがある。うげげ。パンツは綿だが、HYODプロダクツの冬デニムは綿じゃねぇ。寒さ対策で綿なワケがねぇ。ということは、肌が傷む。そうだ! と調べてみたら、

ありました。

綿100%の七分丈パンツ! これをまとめて購入。いくつかを持ってきた。柄がついてるので、なんと「バミューダ」のように見えなくもない!

俺は、めっちゃ煩かった女子会旅の皆さんたちの前を平気で「七分丈パンツ」で歩いていた。これセクハラだろ、普通は。それでも「なんだかお洒落着にも見える」のでセーフ。おお。これ素晴らしい。下着にもなるし、そのまま寝間着にも部屋着にもなるし、旅館の浴衣代わりにもなる。こいつは、いいもの発見したので、もっともっと買っちゃえ!と思っている暮れです。

暮れです。くれです。クレです。
ちなみに、FCバルセロナのファンの事を通称「クレ」と言います。大人気だった時にスタジアムの壁という壁に登って尻を並べて見ていたファン。「尻=クレ」というらしく、そこからバルサファンの事をクレというそうな。俺もクレだよ。クレの暮れ。駄洒落でいっこ思い出した。

フェリーの中にお土産が売ってて、売店のお姉さんはアナウンス嬢でもあり美人だったが、笑ったのはある商品名。「伊勢のカツオ」というお土産があった。いや、パロディだが誰からも訴えられないだろうさ。買わなかったけどね。

投稿者:

Miyacolor

まぁ、なんとなく楽しく生きていますよ。それで十分でありながら、それでいいのか?って自問自答する日々ですかね。

「東京~伊勢ソロツーリング敢行」への2件のフィードバック

  1. こんにちは、楽しくブログ拝見させていただきました。ちょうど同じ時間帯に東京-九州間の弾丸日帰りツーリングの帰りで由比paで飯食べていました。どこかで見た方だと思ってましたが宮川さんだったのですね。

    1. おおおっ、あの時、いたんですねー?!
      そうです、食べてました。桜えびそば!
      ヘトヘトながら、もーすぐ帰れるー!という変なテンションでしたが。(・_・;

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