近田春夫「超冗談だから」で超復活!

MUSIC MAGAZINE読む方がいい。

試聴するよりマガジン

CDショップで試聴するのは、もはや重要な事になってると自分の購買意欲への答えでは思ってた。しかし考えて見れば、ネットで試聴してその場で買えるし、その場でスマホに入れられるし、スマホで聞くワケだから、無駄なパッケージとか部屋に転がしておく必要もないから、プラスティック問題でも環境破壊を考えられてていーじゃねーかってな感じだね。

それでも僕はやはりCDショップで試聴する。それはJFNの番組を一緒にやっていたラジオディレクターに前に言われた事も理由。

その店やそのチェーン店が何をプッシュしてるかを見たいから、やっぱりCDショップは足を運びますねぇ

ほうほう。そりゃそうだ。

だが、最近は、試聴は勿論だが、ミュージックマガジンで読んで買いたくなるパターンもとっても多い。オッサンになって、理屈っぽくなってきたってことなんだろうなぁ。悲しい事に。ただ、バックボーンや志、その他を色々知る事で、楽曲の深い部分まで知る事が出来て嬉しい。

これは、「地球の歩き方」を読んでから海外旅行するのと、予備知識なしに海外旅行に行くのとの大きな違いがある。

僕は十年以上前にアンコールワット(カンボジアのシェムリアップ)に行った。その時に、ワットの中でガイドさんに「え? アンコールワットってどこなんですか? ここなんですか?」って訊いてる人がいた。その時感じたのは「ああ、勿体ない」ということ。

勿論、作品は作品のみで勝負するべきであり、演劇の公演でも、開場時に配布されるパンフで言い訳や本編の補足情報書いてる人がいて閉口することは多い。それを解っていてもそれでもやはり、その方が楽しめるんだから仕方ないよね。

で、近田春夫さん

お姿はMMで久しぶりに見た気がするけど、それほどご無沙汰感はない。週刊誌の連載でいつも読んでるからね。

芸能人の事を書いてるだけのコラムは好きではない。そしてどちらかというとその手の僕が得意としない方面のものであることは間違いないんだけど(えっと具体的には、人の作品に意見を言うというコンテンツね。評論という名のコンテンツ)、それでも近田春夫はなんだか別格。なんだろう。深みを感じちゃうからかなぁ。嫌いだったものがこの人の目を通じて好きになった事が何度もあるのよね。

で、新曲。

おっさんは嬉しい

結局、そういうこと。おっさんは嬉しいんだ。ガンから戻っただけじゃなく、元気にこうして「まな板の鯉」としてシンガーに徹して人に曲を頼んでアレンジすら人に頼んで、歌だけ歌う。そんな老後最高じゃないか。

だって、考えてみておくれよ。近田春夫さんなんだから、全部が一人で出来ちゃうんだぜ。きっと、その方がいいぜ。なのに、任せる。楽しみ方が羨ましい。そういう人生の楽しみ方の疑似体験をしたくてこのCDを買う僕。

言ってみれば、旅行番組を見るみたいなものかな。その土地その土地の風景を見る事で、そしてその土地の人たちにインタビューしているのを見ることで、自分がその場所を旅している感覚になれる喜び。

大好きな所

最初はさ、近田春夫がこんなものを好きなのか?と穿っていた部分もあるわけ。氏がそれを好きとは思えない?!ってね。何か裏があるんじゃないの? やっぱ腐せない何かがあるのかなぁ。仁義かなぁ。人間関係かなぁ。なんてね。どうやらそういうのはあまりないみたいで、ホントに好きということがすぐに解った。

だけど、そのじゃあ八方美人かというとそんなことはなく。それが好きな所。

秋元(康)に「みんなアイドル好きじゃないですか」って言われても、おれぜんぜん興味ないんだけど、みたいなさ。おれはとにかく、興味あるのは作品だけなのよ。DJって人と成りで曲を選ぶことないじゃん。音楽はあくまで作品至上主義って大前提があるから。アイドルって人物本位じゃん。応援の彼方にレコード売上があるって、そのタチマチ感があんま興味ないのよね。

こういうところ。

人が楽しんでるのを見たい

はて。こうやって考えると、作品を楽しみたいというよりも、人が楽しんでるのを見ていたいってことなのかな。と思ったり。だって、これ近田春夫じゃなかったら、買わないぜ。新人が出したものだったら買わないよ。それは、ハードフロアのニューアルバムを「期待の若手」って言われたら、絶対買わないだろうな、みたいな感じ。関係ないけど、今はプロディジーと青葉市子のニューアルバムが届くのを待ってる僕。

つまり、作品として楽しむのではなく、楽しんでる近田春夫を見てハッピーになりたいって事なのかなぁと、とても失礼な気分になってきた。なんだかごめんなさい。でも、そういう要素は多分にある。
だって、ねぇ。ほら、前述の「作品至上主義」って言ってるのが本人なのに、俺なんか、その人が雑誌(ミュージックマガジン)で語っているのを見て強い興味と購買意欲に繋がってるって事だから。そもそも作者の意に反してる。とほほ。でも近田春夫のオールナイトニッポンは面白かったし、それが秋元康が構成作家だったってのも、その秋元さんが未だに近田春夫の声かけを二つ返事で受けてニューアルバムの作詞をしちゃうなんてのも素敵な話じゃないですか。

ありゃ、また沿革エピソードばっかり。ぐっすん。ごめんなさい。曲についてはプロに聞いて下さい。(僕は「いい」という言い方以外では取り上げたくない質)

プロディジーかっちょいい( ;∀;)

投稿者:

Miyacolor

まぁ、なんとなく楽しく生きていますよ。それで十分でありながら、それでいいのか?って自問自答する日々ですかね。